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eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

紙の消費とeラーニング

2007-11-29 15:13:43 | eLearning
日本で消費される紙を生産するために、何本の樹木が伐採されているのですか?

その答えをホームページでみつけました。紙と森林伐採を考えるページ

日本人1人当たりの紙・板紙の消費量は年間239kgで、世界第7位だそうです。1日あたりにすると、なんと655gで、A4の紙130枚分にもなります。

仮に、スギを想定し、平均的な大きさとして直径22cm、高さ18m、体積0.23m3を用いて計算すると、1年間に約1億1000万本もの樹木が日本の紙生産のために伐採されたことになります。

1人1年の紙の消費で、ほとんど樹木1本の伐採ですね。

ところで、eラーニングのかわりに教室などで紙の教材300gを使ったり、書籍で学習したりしたとした場合、のべ200万人の受講生で、600トンの紙を使うことになります。樹木にすると、2,000本あまりでしょうか。成長するのに10年はかかります。






労働人口、1,000万人減

2007-11-29 13:06:34 | 企業研修
厚生労働省の推計によると、日本の労働人口は、2030年までに1,070万人減少する。

現在の労働人口6,657万人から、5,587万人となる。23年間で16%あまりの減少だ。

このことが、社会や経済にあたえるインパクトはすさまじい。

国内経済は大幅に縮小し、企業はその活動の基本や組織の形も大きく変えざるを得ない。働く仕組みも大きくかわるだろう。

労働力の確保は、企業の存立をかけた第一優先課題になっていく。

人材の確保の課題は、量よりも質において、より深刻になる。量がベースになって、競争のなかで核となる人材が育成されるのだ。核となる人材は海外に依存するという事態もありえないわけではない。

そのことを認識した企業の人材育成への取り組みが本格化しはじめている。


個人向けeラーニング急成長へ

2007-11-29 10:27:37 | Netlearning,Inc.
個人向けのeラーニング市場は、厳密に言えば、急成長の兆しが見え始めたというところです。

少なくとも、ネットラーニングについては、個人向けのeラーニングの提供が、今年度は倍増しています。

もともと、ネットラーニングの売り上げのなかで個人向けは数パーセントしかない小さな金額であり、したがって、絶対額が小さければ伸び率は高いということになりますが、いよいよ個人市場にも変化が見え始めたのは間違いないと思います。