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eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

今後20~30年が地球の分岐点

2007-11-17 21:40:14 | 読書/新聞/映画など
国連は、「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」総会で、気候変動について、今後20~30年が地球の分岐点であるという報告を決めました。

今回の報告書の特徴は、暴風雨、洪水、干ばつなど世界各地で近年頻発する災害や生態系破壊を、温暖化と明確に関連づけたことです。

統合報告書は、
1、温暖化が実際に起きていること、
2、その原因が人間活動で排出される二酸化炭素などの温室効果ガスである可能性がかなり高いこと、
3、21世紀末の気温は20世紀末より最大6・4度上昇すること
などを指摘し、石油や石炭など化石燃料を多用し続けた場合、2050年代のアジアでは、穀物の収穫量が最大3割減り、1億3200万人が新たに飢餓状態になる可能性があるなどと警告しました。

さらに、これまで1000年単位と考えられていた現象が100年単位で突然現れ、しかも元に戻らない可能性もあることにもふれている。

今後20~30年が地球の将来の分岐点であるとする見通しも新たに盛りこまれました。