いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

財津フロンティア、始動。 start of zaitsu frontier

2016-08-12 20:13:22 | 日記
 (1)8月も中旬を過ぎて暑中見舞いから残暑見舞いに移り変わって、日中の厳しい暑さは変わらないけれどもこれからは日に日に朝晩の過ごしやすさが実感できる季節感となっていく。夕方の太陽の角度、陰りの位置も少しづつ形を変えていくのがよくわかる。

 「新生」チューリップが9月からの45周年記念コンサートに向けてリハーサルを開始したとある。初日は財津和夫さんが3人のメンバーに同コンサートの目指す音楽コンセプトについて説明したとあり、どういう概念かはコンサート初日の9月10日までのお楽しみだとあった。

 (2)もったいぶらないで、チューリップ45周年記念コンサートは「こういう」コンセプト、構成でやるんだと打ち上げて、楽しみを実感、共有させてくれるのも正攻法の方法論(methodology)なので、お楽しみはその日までというのも残念なことだ。

 財津和夫さん自身も初心(the first impression)に帰って45年ぶりの4人による新生チューリップの「音づくり」から始めて、ものすごく楽しんでいるのではないのかと思う。自らが始めたチューリップの音楽的実力については、財津さんが絶対的な実力を確信している。

 (3)この前の姫野達也さんとの財津コンサートでも2人だけのアコースティックコーナーでアマチュア時代の自由気ままな時間を忘れるほどの興味本位の演奏活動を本当に楽しかったと言っているとおり、そういう初心に帰れる今回の新生チューリップのゼロからの「音づくり」の楽しみになるのだろう。

 本来、新生商品というのは概要を公表して購買意欲をかき立てるのが正攻法なやり方だが、9月10日から始まるチューリップ45周年記念コンサートは財津和夫さんほか姫野達也、上田雅利、宮城伸一郎さん、つまりこれまでのチューリップから安部俊幸さんがいない4人でのコンサートで構成することがわかっており、一体どういうコンサートになるのか、あとはあとのお楽しみと興味本位に包まれているばかりだ。

 (4)これですでに来年にかけての全国コンサートのチケットを発売しているのだから、すでに完売のところもあり、やはり新生チューリップをこれまでのように引っ張る、リードする「財津和夫」ブランドへのプロモーター、ファンの「ゼロからのスタート」への期待、信頼、実力、尊敬の大きさをただただ物語る実感するだけだ。

 ま、そうとは言ってみても45年の音楽キャリア、実績、実力、経験など、など、などがあるのだから、今さらお楽しみはその日までということではなくて、コンセプトはこれだ、どうだと発表して、楽しみを共有するのも実力者グループの方法論だ。

 (5)財津和夫さんは一度は完全につくりあげた先駆者としての評価、実績を確立したグループを一度解体して、また再生して以前と変わらない評価を得たのは財津和夫さんが類まれな経営者であることを実証して見せたものですばらしいことだった。

 今また5人のチューリップから4人の新生チューリップとしてあたらしいチャレンジをする財津和夫さんのフロンティア(zaitsu frontier)な生き方もずっと変わらずに、本当に楽しみはその日までというこれからの長いリハーサルが始まった。

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