水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

論語(143)

2011-12-09 09:41:10 | 論語
黙而識之、学而不厭、誨人不倦(述而第七の2)

黙して之を識り、学びて厭わず、人を教えて倦まず

孔子が、自分の職務、ライフワーク、生きる目的(うまい表現が浮かばない)を表した言葉だと思う。

というのは、上に続いて、(これらをすることは)、「何有於我哉」(我において何か有らんや)=私にとってはどうということはない、と言っているからだ。


で、上は何を言っているか?

観察・思索(黙而識之=対象とする事柄をさとること)、学習(学而不厭)、および教育(誨人不倦)の三つであるに違いない。
これらが、孔子の考える、自分の役割、と理解した。


今の社会、一般に、この三つのうちの何が足りないか?

たぶん、観察・思索(黙而識之)。借り物知識の上滑り横行。

心しなければ、と思う。