水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

日の名残り(33)

2018-06-25 15:23:25 | 日の名残り
She kept asserting everything was mock this and mock that. She even thought you were mock, Stevens.

あれもまがい物、これもまがい物と言いだして、とうとう君までまがい物にされてしまったぞ、スティーブンス。


スティーブンス氏が執事として仕えてている、ファラディ氏は、アメリカ人の富豪で、イギリス貴族の邸宅を買ってエツにいっていて、友人を呼び、その邸宅の見事さを自慢てしていて際の話。

あまりの自慢話にうんざりしたのか、ヤッカミ心がでたのか、ウエークフィールド夫人が、種々文句をつけ、[mock](マガイモノ)と、までいってしまった。


私事がたてこみ、いささかげんなりしていたのだが、昨夜というか今朝のサッカーには感激した。4年前の悔しさがはんぱなかった、ということでしょう。
コロンビア戦は運がよかった、といえなくもないが、この戦はほんものだ。監督更迭の意味がこれでわかる。



ボクももうすこし、ガンバルベ~。

日の名残り(32)

2018-06-06 08:34:50 | 日の名残り
Now I got it. I could not make you out for a while, but now I got it. You are one of them top-notch butlers. From one of them big posh houses.

わかりましたよ、旦那。 あんたはいったい何者だろうって思ってたんですがね、今わかりましたよ。あんた、執事さんじゃありませんか、どこか一流のお屋敷の?


話は、また、スティーブンス氏のドライブにもどる。
エンジンがオーバーヒートし、誰か助けてくれる人はいないかと探しているとき、たまたま大きな家の管理人を見つけ、水をもらうことができた。
人様とお話しすると、その人に染み付いた環境がかいまみえてくることがある。
スティーブンス氏からかもしだされる雰囲気「は執事」そのものであったのでしょう。

市役所などの窓口で、わめき散らす老人が増えてきた、と聞く。
自らの過去をふりかざすことなく、謙虚な姿勢を保ちたいものです。