157 今度こざらば持て来てたもれ 伊豆のお山の梛の葉を
もうやめてから随分になる。ボランティアで解説していた、大沢の水車には、庭に、この木、梛(ナギ)、があった。
葉脈が細かく縦に走っているのが特徴だ。
植物が好きそうな見学者には、「熊野神社の御神木だそうですよ。お守りにもなるそうです」と説明していた。
この歌は大変な由緒があるもので、伊豆権現信仰に基づくのだそうだ。
出雲から紀州に分祀された熊野神を、さらに、その紀州から伊豆に分祀した際に歌われたのだそうだ。
そして、梛は凪に通じることを使って、邪鬼や災難から免れるために、葉を、鏡の箱や守り袋に入れたのだそうだ。
とんだところで、とんだ知識を仕入れることができるものです。
もうやめてから随分になる。ボランティアで解説していた、大沢の水車には、庭に、この木、梛(ナギ)、があった。
葉脈が細かく縦に走っているのが特徴だ。
植物が好きそうな見学者には、「熊野神社の御神木だそうですよ。お守りにもなるそうです」と説明していた。
この歌は大変な由緒があるもので、伊豆権現信仰に基づくのだそうだ。
出雲から紀州に分祀された熊野神を、さらに、その紀州から伊豆に分祀した際に歌われたのだそうだ。
そして、梛は凪に通じることを使って、邪鬼や災難から免れるために、葉を、鏡の箱や守り袋に入れたのだそうだ。
とんだところで、とんだ知識を仕入れることができるものです。