水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

ゴミ問題

2010-09-26 18:16:12 | 三鷹・市政
 今朝の新聞に折り込まれていた、たまエコニュース(東京たま広域資源環境組合発行)に示されていた表に触発され、ちょっと書いておく。

 都下25市1町から日の出町の処分場に搬出される、焼却灰と不燃ごみの合計量が、各自治体の人口と共に、一覧表で示されている。

 このパンフレットの発行者の意図が、「本当は人口一人当たりの数値で示したいのだが、そうすると、自治体間の差が露骨に出るので・・・・」と逡巡したのではないかと、想像し、計算してみた。

ベスト5位
一位 狛江市     9.1kg/人
二位 府中市     9.4
三位 稲城市    10.1
四位 国立市    10.3
五位 三鷹市    10.5

ワースト5位
一位 立川市    30.7
二位 瑞穂町    26.6
三位 東久留米市  26.1
   武蔵村山市  26.1
五位 小平市    26.0

ちなみに、全体では 19.4kg/人(78050トン/4021218人)

 さて、何が言いたいか?

 ゴミを指定された有料の袋に入れて出している三鷹市民としては、上に示したベスト5とワースト5との間の大きな違いは、ゴミの排出を有料にしているかいなかにある、と思いたい。
言い換えれば、他市の情況を確認していないことが弱みではあるものの、上の数値は、有料にすればゴミ排出量は激減する、ことの証拠と思う。
いかが?
 
 もうひとつ。上の計算をする前、「三鷹市が当然一位」と思っていた。が、そうではなかった。

ぶっちぎりの一位を目指して、キャンペーンを張ってみたらいかがでしょうか?
どうせ有料にしたたのだから、その効果をフルに宣伝し、ゴミ減量を徹底的に推進すべきだと思う。

 

どうしたFCTOKYO(3)

2010-09-25 17:08:19 | 雑感(3)スポーツ
 今日、対大宮戦を見てきました。
ICUや外語大のサンバ踊りによる応援もむなしく、負けました。まるで、アリ地獄にはまってしまったような情況です。ゴールはとても遠い。
0対1で負けたのですが、本当は、0対2だったと思います。誤審(と確信しています)で、相手のゴールひとつが認められませんでした。ホーム有利裁定気味の審判でした。
守備から入って、左サイドを速攻で破る、相手の作戦は、悔しいが、鮮やかでした。

帰りの出口は、まるで、葬式のような雰囲気でした。

 言いたいグチは山ほどあります。でも、言いません。選手達もがんばっているはずですし、そもそもコテコテファンを自称している身なのですから。
ちょっと早すぎるかもしれませんが、降格を覚悟しました。しかし、たとえ降格しても、来シーズンも可能な限り、試合を見るつもりです。

 まあとにかく、次の試合も見なければなるまい!10/3だっけか、10/23だっけか。

どうしたFCTOKYO(2)

2010-09-21 04:26:29 | 雑感(3)スポーツ
 以前、同じタイトルで書いた気がするので、カッコ2とした。

 サッカー、FCTOKYO のコテコテファンだ。今年も、ホーム(味スタ、もしくは国立)の試合はほとんど見に行っている。

 現状は、降格が見えてきた、と云えるほど、最悪だ。勝てない。長友が、イタリアで大活躍している、というのに、だ。

 最近数試合の印象は、完全に自信を失っている、ということ。長友がいてもダメだろう。
監督解任はやむをえない。予定していた選手の怪我で、当初考えられていた構成がまだ作れない、のは残念だった。が、二の手、三の手を準備しておかないと~。最近の選手起用は、素人見にも、????、であった。

 苦境に陥った根本はボランチの育成に齟齬があった、と見ている。中盤が安定しないので、全体が、いつもバタバタしている。このポジションばかりは、他からの補強は不可能だ。降格を覚悟し、目をつぶって若手を起用するべきだ。ベンチはドッシリ構え、試合に臨んでほしい。

 25日は、必ず見に行くぞ!

 

五年目に入る!

2010-09-12 05:17:57 | 雑感(1)日常
 このブログは明日から、5年目に入ります。

 生来の飽きっぽさからは想像もつかないほど長いこと、継続することができています。
これは、最近の場合、日間アクセス数や週間閲覧数がそれぞれ、百、千の大台をはるかに越えることも珍しくなくなってきていることと密接に関係しています。多くの方々に「読んでいただいている」ことがわかり、大変な励みになっています。
厚く御礼申し上げます。

 昨年の十月から「しんぐるま」が休館したため、一年間記事の種さがしに苦労しました。でも、いよいよ11月から再開です。ブログタイトルにふさわしい記事を途切れなく書くことができそうで、楽しみです。
今後ともよろしくお願いいたします。

例によって、心を新たにするために、この日の過去の記事を下に添付しました。


 それにしても、本当に面白い時期(こういういう言葉は誤解を生むかも)に、このブログを始めたものです。
某国では、今年も今、首相選び、をやっています。延べ六人目です。戦国時代であったら、とっくに周辺国によって蹂躙されることでしょう。平和の謳歌に感謝せねばなりません。

 来年こそ、この時期、今度選ばれる人がゆるぎなく続けていてほしい、と心から願うところです。
そして、貴殿のご健勝を念じます。

**************************
2009年9月13日の記事

このブログは今日から4年目に入ります。三年間の日数は1095日ですが、このうち409日、記事を書きました。3割7分4厘という、イチローびっくりの高打率です。我ながら、よく続けてきた、と思います。これは、貴殿が読んでくださっているからです。これ、本心です。

過去三年、この日に書いた記事を、下に再掲しました。

おかげさまで、読者数はジワジワと増加しています。週間閲覧数が、もうすぐ四桁に乗りそうな勢いです。

 しかし、四年目は、ブログを書き続けられるか、試練の一年になりそうです。というのは、しんぐるま(新車)が、動態保存に向けた工事のために、来月から来年秋まで休館するからです。
たぶん、記事の種探しに苦労します。読者のご興味を繋ぎとめられるよう、初心を忘れず、がんばります。どうかよろしくお願いします。

 それにしても、某国首相の交代劇が続いた9月に、たまたまブログを始めたとは、本当に不思議です。組織が崩れていく過程を興味深く見させてもらいました。

さて、来年の9月はどのようなことになっているでしょうか。貴殿のご健勝を、わが身の無事、とあわせて祈らせていただきます。


**************
2008年9月12日の記事

正しくは明日からですが、このブログは三年目に入いります。
読んでいただいているみなさんに、あらためて厚く御礼申し上げます。個別に御礼状を差し上げたいほどです。

 読者数はアクセスIP数や閲覧数によってのみ知りますが、その数が今なおジワジワと増していて、大変な励みになっています。
しかも時々、少数の方々が過去の多くの記事をいっきにごらんになったに違いない、と思われる状況(通常、閲覧数はアクセス数の数倍だが、時々それが十倍を越える)が出現することもあります。
このような、過去の記事にご興味をお持ちになる方の一助にと、カテゴリー区分してみました。一層の修正が必要ですが、これでも多少お役にたつかもしれません。

 
 下に去年の記事(一昨年の記事も添付)を添付しましたが、今年も、昨年同様、某国首相が退陣なさいました。つくづく、面白い日にブログを始めたものだと思います。こんなことがあるから、日記はやめられなくなるのでしょうか。

引き続き、緊張感を持って書きますので、よろしくお願いいたします。

なお、昨年の記事に書いた、「一年前の記事をコピーする」という作業は、途中でやめました。ボリュームが増すことに神経を尖らす必要はなさそう、と判断したからです(すぐに、容量とかを気にするのは、コンピューターを、その草創期に利用した者の性だからでしょうか)。


****************
2007年9月13日の記事

 某国首相が昨日、在任一年を目前にして辞任表明した。さぞや無念であろう。
比較するのは本当に恐れ多いのだが、このブログは、幸いなことに、今日から二年目に入いることができた。子供時代の夏休み日記でさえ満足に継続できなかった人間としては、信じられな~い。
これも読者(アクセスIP数によると、常時30~60)のおかげです。この場から、心より御礼申し上げます。

これからも、今までどおり続けようと思いますので、よろしくお願いします。

それから、これからは、当日の記事に、前年同月同日の記事を、コピーでつけたそうと思う。理由は、何をいつ書いたか、ほとんど忘れそうなので。
もちろん、その本元は削除する。

**********
2006年9月13日の記事
タイトル:始めの記

ブログ挑戦! その種は、水車解説ボランティア。

 三鷹市は、市内における文化遺産保存の一環として、市内河川で稼動していた、あるひとつの水車の保存に力を入れている。内外からの見学者は年間7000人を超えるそうである。最近の市報に、この水車についての講座を修了すると解説員として登録する、との案内があったので、応募することにした。応募の動機はいろいろ(定年後のボケ防止、居住地域に多少とも役立つことがしたい、外出の口実にできる、などなど)。
 去る9/9に第1回の講座が開かれ、とりあえず出席した。気に入った。面白そう。もっとも、果たして講座を修了しても採用していただけるか。幸いにして、採用していただけた場合、どんなことが待っているか。ブログに挑戦しながら、しばらく記録してみたい。これもボケ恐怖からかもしれない。
 ちなみに、グーグルで「水車」を検索すると、三鷹市のものがトップに出てくる。

暑気払い(11)

2010-09-09 16:08:09 | 雑感(1)日常
 前回引用した本(諸井薫、畳の下の古新聞)をもう一度、別のこと。

「経済発展と紙の消費量は正比例するというのが常識だが、現在の日本の国民一人当たりの紙の年間消費量が230キロであるのに対して、人口12億の中国のそれは15キロに過ぎない。数年後の地球のパルプ資源不足が目に見えるではないか」

 む~ん!これは本当に、とんでもないことを連想させる数字ですよ。

 事態の深刻さを十分に認識するために、インターネットで、2000年時点での、次の数字を把握した。

        年総消費量(万トン)     年一人当たり消費量(kg)
日本      31630          249
中国      35750           28

 急速な経済発展が進行中の中国が、将来、現在の日本並みに紙を、一人当たり消費するには、総量で、今の十倍を必要とする、ということ。

 発展途上国は中国だけではない。日本など、先進国での紙需要は頭打ちになってきているようだが、インド、東南アジア、アフリカ諸国までもが、紙資源あさりに走り始めたら、どんなことになるのか想像もできない。

 島国のせいもあって、資源枯渇、資源あさり、そして国土や領海への国民の関心が、全体うすいようにみえる。この種のことをわめく方々に、極端な右傾向が多い傾向があることもワザワしているのかもしれない。
「俺のものは俺のもの!」とがっちり囲い込んでおかないと、将来泣きをみることになる。
気がついたら、国の中の土地までもが、外国に買いあさられて、虫食い状態になったりせぬか、心配。

 

解説員連絡会(15)

2010-09-04 16:39:28 | 水車解説関連
 今日の午前、標記連絡会があった。

市サイド発言の中から、メモすべき点は以下のとおり。

・ 9月市議会に、しんぐるま公開条例案を提出する。
主要内容は次、
① 名称を「大沢の里水車経営農家」とする
② 公開開始日 11/1(10/23に記念式典、14:00~)
③ 休館日 水曜日
④ 公開時間 10:00~16:00
⑤ 有料 高校生以上100円(自動券売機設置予定)
⑥ 入り口を野川側に新設する

・ 解説員養成講座を終了した。11名が新加入。

・ 稼動マニュアルを作成した。解説に生かしてほしい。

・ 初稿のコピーが配布され、パンフレット作成の進捗情況の報告
(初稿の校正はもう済んでいるらしい。が、不満続々。
しんぐるまに精通している人およびパンフレット作成のプロの目が入っているとはとうてい思えない。
美大関係者が多いのだから、今からでも遅くない、是非彼らに見てもらうべきだ!
とにかく、もうすこし、センスよく仕上げてほしい)

・ 大掃除の報告があった。
(張り替えた障子が収まらなくなったらしい。張り替えた障子をいいかげんに立てかけてしまった張本人なので、責任を負わねばならぬかも。)

・ ロゴマーク選定
 およそ100点の応募があった。しかも全国から。羽沢小からはクラスで出してくれた。
専門家に3点まで絞ってもらい、今、市で最終選定に入ったところ。
(小学生の応募から選ばれると、うれしい!)

・ 気になったこと

① 市は、見学者の利便性・安全確保にに配慮し、見学者を土足で入れることを考えているらしい。
それに対し不満轟々。土足OK方針は撤回されるべきだ。

 土足で入れるなら、強度的に建物に依存しない回遊路(仮設パイプでもよい)を設置すべきだ。今の床のままであったら、内部の汚れはひどくなるし、すぐに床が抜けるであろう。土足の人を入れてしまったら、米を搗くなどもってのほか、の建物になってしまう!

② 市は、解説者を、平日1名、土日祭日2名、配置する予定らしい。
解説者の責任は大きい。たまの大人数にどう対応するか?管理者におまかせか。

③ 料金を取るなら、それなりの解説を要求されるのではないか、との発言があった。
もっともだ。個々がそれぞれ勝ってに解説してはいけなくなるかもしれない。

暑気払い(10)

2010-09-03 10:06:27 | 雑感(1)日常
 諸井薫 畳の下の古新聞 1996

 ’94~’95にかけて、日経新聞に書いた、同名のコラム欄をまとめたもの。
古い新聞記事を参照し、現在との照応を試みていて、面白い。
今を昭和初期の不況期になぞらえる言があるが、とてもとてもそんなものではなかった。

 早晩、上げられるであろう消費税に関して、二つ面白いことが書いてあった。

・ 昭和6年の記事
「帝都スポーツ界に一大センセーションを巻き起こした東京府の野球観覧税は最終府会に於いて愈々明春四月から実施と決定した。入場料金20銭以上に課す。
野球以外の運動競技にして興行税を徴取されぬものにも課税。」

・ 昭和15年
「戦時税制への改変の中で特に目を引くのが物品税だ。
高級品・贅沢品に対する課税強化が基本。
面白いのは犬猫などのペットにも物品税を新設している点で、10円までは無税、それを越えると一律一割。金魚や熱帯魚も3円以上が一割課税。
免税点を見る限り、庶民大衆は苛斂誅求の埒外に置かれている。」


これらふたつのコラムの結び、
「いまの政治家や官僚は鷹揚なもので、とことん不況の辛さが身にしみていないから、間接税の一律アップくらいしか知恵がでないのだろうか」

「徴税技術の問題もあるのだろうが、税制にも温故知新があっていいのではないか」


タイトルに恥じる、つまらぬ記事で今日はお茶を濁す。 
原因は、暑さだろうか加齢だろうか。長いものを読んで考える根気がなくなってきた。要注意かもしれぬ。