水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

論語(140)

2011-12-02 10:45:36 | 論語
中庸之為徳也、其至矣乎(擁也第六の29)

中庸(チュウヨウ)の為徳(イトク)や、それ至れるかな

中庸=中正不変なること

孔子は、人間としての生き方の極みを、中正不変を貫くこと、と理解したようだ。


しかし、「ブレナイ」ことを貫くことはできそうだが、「中正」は難しい。

そもそも、なにが、どこが、中正なのか、見極めることができない。

一生懸命「中庸」を求めたとしても、凡人は、しょせんワカランチンの頑固者、と言われるのがオチのような気がする。
努力もせずに何を言うとるか、と孔子様に怒られるでしょうか。