199 秋の夜は露こそことに寒からし くさむらごとに虫のわぶれば
題しらず
読み人しらず
こんな夜に虫がさかんに鳴いていますが、これは露が冷たくてかなわん、と嘆いているにちがいありません。
このところめっきり涼しくなりました。ことに夜は、ついこのあいだまでの、あのうだるような暑苦しさが嘘のようにヒンヤリします。
この歌の作者は、秋の庭で盛んに鳴く虫を、寒がりの自分に置き換え、「寒い寒い」と騒いでいるのだ、とみたのでした。
都市化のどまんなかに住んでいるために、虫の音が騒がしい、心境にはなかなかたどりつけませんが、スマートな歌だと感じます。
あと二週間ぐらいは、油断できませんが、暑さの峠は確実に超えた、といっていいでしょう。
それにしても、おとなりの、コマッタちゃん国にはうんざりですね~。
1940年ごろの私たちの国も、自分勝手を過度に推し進めたのでしょうか。きになって仕方がありません。
題しらず
読み人しらず
こんな夜に虫がさかんに鳴いていますが、これは露が冷たくてかなわん、と嘆いているにちがいありません。
このところめっきり涼しくなりました。ことに夜は、ついこのあいだまでの、あのうだるような暑苦しさが嘘のようにヒンヤリします。
この歌の作者は、秋の庭で盛んに鳴く虫を、寒がりの自分に置き換え、「寒い寒い」と騒いでいるのだ、とみたのでした。
都市化のどまんなかに住んでいるために、虫の音が騒がしい、心境にはなかなかたどりつけませんが、スマートな歌だと感じます。
あと二週間ぐらいは、油断できませんが、暑さの峠は確実に超えた、といっていいでしょう。
それにしても、おとなりの、コマッタちゃん国にはうんざりですね~。
1940年ごろの私たちの国も、自分勝手を過度に推し進めたのでしょうか。きになって仕方がありません。