水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

夜想曲集(40)

2021-05-13 10:04:30 | 夜想曲集
when I was younger, nothing could make me angry. But now I get angry a many things. I do not know how I have become this way. It is not good. Well, I do not think Tilo is coming back here. I will return to the hotel and wait for him.
若いころのわたしは、何があっても腹などたてなかった。でも今じゃ怒ってばかり。なぜ?わからないけど、いいことじゃないわね。ティーロはここに戻りそうにないから、私は宿に帰って待つことにしましょう。

スイスから、休暇でやって来た、音楽家夫妻の間に隙間風が吹いている様子を察知し、思いをめぐらしたのだが、奥さんと話して、やはりそうであったことが確認できた。
そこで、どうするわけでもないのだが、奥さんの独白のなかに、隙間風の主要な原因を暗示させる、なにかがある。


齢をとると、怒りやすくなるのだろうか、それとも怒らなくなるのだろうか?一般論は?
何事にも無感動になるのが、一番いけないのでしょうなあ。


久しぶりに記事を起こした。もうやめよう、と思っているのだが、~~~~。もう少々続けようか。

夜想曲集(38)

2021-04-01 09:57:07 | 夜想曲集
I suppose you could call us professional. Sonja and I, we perform as a duo. In hotels, restaurants. At weddings, at parties. All over Europe, through we like best to work in Switzerland and Austria. We make our living this way, so yes, we are professionals.
プロと名乗ってもいいかな。ゾーニャと私でデュオをやる。ホテルやレストラン、結婚式やパーティでね。ヨーロッパ中で演奏するが、スイスとオーストリアでやるのが一番好きだな。それで生計を立てているという意味では、そう、プロだね。

民宿の客あつかいを一段落させ、趣味の作曲に没頭する時間をみつけ、ギターを持ってお気に入りの裏山に出た。曲作りに没頭していると、二人連れが立ち止まって見つめてきた。見ると、宿に泊まっている、あの男女二人連れであった。名前は、ゾーニャとティーロと言うらしく、しかもプロの音楽家であった。

披露した曲を絶賛され、面はゆい気持ちでいるところ。


最近になって、なにか楽器をやっておけばよかった、と思うようになった。ちょっと気づくのが遅かったか。


夜想曲集(37)

2021-03-25 09:58:01 | 夜想曲集
You have got to admit, that woman and Hag Fraser really deserve one another. It was just too good an opportunity to miss.
あの女ならフレーザーばあさんの好敵手だ。姉さんもそう思うだろ?二人をかちあわせる機会をみのがす手はないよ。

男女二人連れの客のうち、女性と芳しくない状況になったとき、外気を吸いに外に出た男性がもどってきて、近場の宿やを聞いてきた。
それに対し、あろうことか、評判の良くないフレーザーばあさんの宿を推薦してしまった。
女性二人のやりとりが面白いにちがいない、と思ったからだ。

この部分も訳がすばらしい。プロ訳者dと思う。


いよいよ、聖火リレーが始まる。強引につきすすむのでしょうなあ。どうなることやら。

夜想曲集(36)

2021-03-18 10:03:33 | 夜想曲集
I now realized this woman was livid with anger. Not the sort that suddenly hits you, then drains away. No, this woman, I could tell, had been in a kind of white heat for some time. It's the sort of anger that arrives and stays put, at a constant level, like a bad headache, never quite peaking and refusing to find a proper outlet.
僕は、女が怒りで青ざめていることに気づいた。突然湧いて、さっと消えていく怒りではない。違う。ぼくにはわかる。この女の心の中では、しばらく前から怒りがたぎっていた。これは居つく怒り、ひどい頭痛のように一定レベルでいつまでもたぎり続ける怒りだ。爆発というはけ口がなく、だから収まることもない。

ふたりずれの、男性が外に出たあと、女性の怒りがただごとではないことに、気づいたところ。
食事の内容ではなく、サラダとパンが出てくるまでに35分間も待たせるとは何事だ、と怒っているのだ。
その怒りを真正面から受けようとしたところで、そとに出ていた男性がもどってきて、話がそれた。


考えてみると、怒りでグチャグチャになっちゃう、なんてことをしばらく味わっていませんなあ。年取った証左でしょうか。
本文も訳文も、なかなか含蓄がある、と感心しました。さすがプロ。

夜想曲集(35)

2021-03-11 09:59:45 | 夜想曲集
'Of course, our country has many beautiful features. But here, in this spot, you have a special charm. We have wanted to visit this part of England for so long. We always talked of t, and finally we are here!' He gave a hearty laugh. 'So happy to be here!'
もちろん、スイスにも美しいところがたくさんあります。でも、ここには、この場所に特別な魅力があります。以前からイギリスのここを訪ねたいと思って、二人でいつも話あっていました。やっと来られたというわけです。男は嬉しそうに笑った。来て本当によかった。

ドイツ訛りの客は、スイス人であった。しかも、ここ、モールバンヒルズに、長いことあこがれていたらしい。

モールバンヒルズは。あのコッツヲルズの北に位置する地方らしい。両者が似ているとすれば、私も昔レンタカーで行ったことがある。
緑豊かな、静かで、魅力的な田舎町であった。確かに、のんびり長逗留したくなる雰囲気を持っている。

話は、この人たちとのからみにつながる。

夜想曲集(34)

2021-03-04 08:06:28 | 夜想曲集
I'd clocked them in my mind as 'the Krauts' the moment. I heard their accents. I wasn't being racist.
訛りのある声が聞こえた途端、ぼくは心の中で”クラウト“ と思った。(もちろん、ザウアークラウトから来るドイツ人の蔑称だが、)ぼくは別に人種差別主義者ではない。

「Kraut」という言葉をイギリス人が外人に対して使うときは、たぶん、「キャベツ野郎」的な使い方であると思う。
それにしても、訳文の()にくくった部分は、本文にはない。著者の了解を得て、訳者が注釈的につけくわえたのであろう。
それがいいのか悪いのか。注記するほうがいいように思うのだが。

夜想曲集(33)

2021-02-25 09:59:43 | 夜想曲集
I found myself wandering in the hills practically every day, sometimes with my guitar if I was sure it would not rain. I liked particular Table Hill and End Hill, at the north end of the range, which tend to get neglected by day-trippers. There I'd sometimes be lost in my thoughts for hours at a time without seeing a soul. It was like I was discovering the hills for the first time, and I could almost taste the ideas for new songs welling up in my mind.
ほぼ毎日丘を歩き回った。雨が降らないことが確実なら、ギターを持って出かけた。テーブルヒルとエンドヒルが僕のお気にいりだ。この二つはモールバンヒルズの北端にあたる丘で、ハイカーにあまり人気がない。だから、ここに入ると、ときに何時間も人には出会わず、誰にも邪魔されずに考え事に没頭できた。まるで僕がこお丘の第一発見者かなにかのような気分に浸れ、そんなとき、新しい歌のアイデアが心の中にいくらでも湧き上がってくる気がした。


いいですな~、こんな日々があったら。まともな陽気であっても、なかなかこんなことはできないが、このコロナ騒ぎですから、外出もままならなくなりました。
いつになったら、昔のような気ままな毎日が過ごせるようになるのでしょうか。

夜想曲集(32)

2021-02-18 09:57:01 | 夜想曲集
I am naturally an early riser, but I quickly discovered that breakfast at the cafe was nightmare, with customers wanting eggs doe this way, toast like that, everything getting overcooked. So I made a point of never appearing until around eleven.
僕は元来早起きだが、すぐに、カフェの朝食時は悪夢であることがわかった。客の注文が実にうるさい。卵はこう茹でろだの、トーストはああ焼けだの言われ、あれこれやっているうちにすべてが茹ですぎや焼すぎになってしまう。だから、ぼくは十一時までカフェにおりていかないことにした。

姉夫婦が営む、郊外の宿でひと夏をすごすことにした。当然宿代は払わないが、手伝わねばならぬが、駄賃はもらえないことになった。このほうがむしろ自分にとっては好都合であった。
なぜか?、客商売は、いろいろ気をつかうことおが多く、大変であり、それから逃避できる口実に使えるからである。


コロナ騒ぎもいよいよ、ワクチン接種が始まり、収束に向かえるような気がしてきた。
接種案内がきたら、すぐに応じるつもりである。副作用なんて気にする齢ではないほど、老い先短いのであるから。

夜想曲集(31)

2021-02-04 10:18:43 | 夜想曲集
Maggie's four years older and s always warrying about me, so I knew she'd be al for my coming up. In fact, I could tell she was glad to be getting the extra help. When I say her cafe is in the Malvern Hills, ~~~~~~~~
マギーは四歳年上の姉だ。いつもぼくのことを心配しているから、行くといえば、来いと言ってくれることはわかっていたし、それに、人手が増えることを内心喜んでいたとも思う。いま言ったとおり、、姉夫婦のカフェはモールバンヒルズにある。

気分が変わるかもしれぬ、と期待し、これから出かけようとしている先は、姉が夫婦でカフェを経営している家である。


コロナ騒ぎは、収束に向かえるのでしょうか?今が正念場とか、いましばらく、巣ごもり生活を余儀なくせねばならぬようです。

夜想曲集(30)

2021-01-28 10:00:24 | 夜想曲集
I'd spent the spring in London, and all in all, even if I hadn't achieved everything I'd set out to, it had been an exciting interlude. But with the weeks slipping by and summer getting closer, the old restlessness had started to return.

春はロンドンですごした。やろうとしたことはいろいろあって、その全部が達成できたわけではないが、まずまず刺激的な日々だったと思う。だが、一週間また一週間と時間が過ぎ、夏が近づいてくるにつれて、またぞろ落ち着かない気分が戻ってきた。

夜想曲集五話のうち、三話目、Malvern Hills の出だし。

プロになり切れない、音楽家の若者が、ひと夏を、モールバンヒルズに住む姉の家に居候する話だ。


コロナ大騒動も、いよいよ数か月後にはじまるワクチン接種でおさまるのでありましょうか。春になって、ウイルスの元気も弱まるでしょうし。それにしても、もうすこし、町医者の活躍が報じられてもよさそうに思うのですが、ネガティブな情報が多すぎます。


夜想曲集(29)

2021-01-14 10:02:39 | 夜想曲集
You are right, Raymond, she said, quietly in my ear.
Charlie's all right. We should sort ourselves out.
Yes, You should.
You are a good friend, Raymond. What would we do without you?
If I am a good friend, I am glad. Because I am not much good at anything else. I fact, I am pretty useless, really.
あなたの言うとおりよ、レイモンド。とエミリが耳元でささやいた。
チャーリーはまともな人。わたしたち、やりなおさなければ。
そう、やりなおさなければ。
あなたはわたしたちの大事な友人よ、レイモンド。あなたなしではどうすればいいの
いい友人と言ってくれるのはうれしい。ほかは何もかもだめだもの。ほんとうのところ、ぼくは役立たずだ。

出張、と言って出かけてしまったチャーリーと電話で、ドタバタやりとりをし、自宅に残った、不機嫌なエミリとも種々話をし、結局、レイは夫婦喧嘩をおさめたことになった。

この小説の主題がなんなのか?
恥ずかしながら、ようわからない。
途中、吹っ飛ばして読んだ部分をもう一度じっくり読み直す所存。

リベンジだ。

夜想曲集(28)

2021-01-07 10:09:17 | 夜想曲集
You know, just flicked it open absent-mindedly while I was saying something. She noticed immediately and told me she was not happy about it. In fact, that's when she told me she would say my balls off. She was wielding this rolling pin at the time, so I pointed out she could not very well do what she was threatening with a rolling pin. That is when she said the rolling pin was for afterwards. For what she'd do to them once she'd cut them off.
何かしゃべりながら、なんの気なしにあけちまった。そういうことあるよな?あいつは目ざとく見つけて、不愉快だと言った。不愉快どころか、おれを金玉鋸挽きの刑にすると言ったんだ。ちょうど麺棒を使ってたからさ、麺棒じゃ鋸みたいなわけにはいくまいって言い返してやったら、これは鋸挽きの刑のあとに使うんだと。切り落とした二個の玉をこれで叩き潰すんだと。

チャーリーが言うには、彼もレイと同様のミス(日記帳を見てしまった)犯したことがあって、そのとき、エミリに言われた言葉が上だ、そうだ。

レイはこれを聞いてチジミ上がる。

さてどうなるか。

夜想曲集(27)

2020-12-31 13:45:13 | 夜想曲集
It was not particularly fierce action: I did not even tear the page. I would simply closed my fist on it in a single motion, and the next second I was in control again, but of course, by then, it was too late. I opened my hand to discover not only the page in question but also the two beneath it had fallen victim to my wrath.
特別に激しい動作ではなかった。引きちぎったわけではない。ただそのページを手に持ったまま拳に握っただけだ。すぐに自制心を取り戻したが、もちろん、もう遅すぎた。手を開くと、問題のページだけでなく、その下のニページが僕の怒りの犠牲になっていた。

エミリに日記帳を盗み見て、自分のことが悪く書かれていることをが発見し、レイは衝動的に、そのページを握りつぶしてしまった。
すぐに、まずい、と思ったのだが、もうどうしようもない。

素直に白状してあやまるか、知らんふりするか、問題だ。


西暦2020も今日でおしまい。しかし、コロナ騒ぎはまだまだ続く。というより、これからが本番であろう。
来年、再来年、どうなることやら。

夜想曲集(26)

2020-12-24 10:09:33 | 夜想曲集
Then, as I kept turning the pages, I came across: 'Raymond coming Monday. Groan, groan.'
I turned a couple more pages to find: 'Ray tomorrow. How to survive?'
Finally, written that very morning, amidst reminders for various chores: 'Buy wine for arrival of Prince of Whiners.'
ページを繰っていくと、「レイモンド月曜日来訪。嫌だ、嫌だ」とあり、さらにニ、三ページ、めくると、「レイは明日、どう生き延びる?」とあった。
そして、今朝書かれたばかりのメモの中に、雑多な幼児に隠れるように「ぐちぐち王子にワインを」とあるのを見つけた。

チャーリーが出かけたのち、エミリは少々話をして出かけてしまい、レイはひとり取り残された。仮眠ののち、エミリの日記帳を見つけ、覗き見たところ、自分に対する評価がとんでもないことになっていることを発見してしまった。

groanとか whineのような言葉は、さげすみを込めて使うのではないだろうか?
よくわからないが、レイが受けたショックはたいへんなものではないか?
訳は少々気取りすぎているように思う。

コロナはいよいよ大変なことになってきた。感染症の程度を変えてしょまうのではないか?今のままでは、人がいなくなる。

夜想曲集(25)

2020-12-17 10:02:55 | 夜想曲集
Things are on their last legs with us, I am desperate, I need you to help. And what am I asking, for God's sake? Just that you be your usual sweet self. Nothing more, nothing less. Just do it for me, Raymond. For me and Emily. It's not over between us yet, I know it isn't. Just be yourself for a few days until I get back. That's not so much to ask, is it?
おれたち夫婦の間はもうぎりぎりのところに来ている。おれは必死なんだ。助けてくれ。それに、別に難しいことを頼んでいるわけじゃない。いつものお前でいてくれればいいんだ。それ以上でも以下でもない。おれのためにやってくれ、レイーーーおれとエミリのために。エミリとはまだ完全には終わっていない。絶対違う。おれがもどるまでの数日間、普段のおまえでいてくれ。そのくらいいいだろう?

レイは、チャーリーとエミリが、自分を下に見てつきあってきた、ということをわかってはいた。しかし、それでもなお、彼らに魅力を感じて今日まできた。夫婦の関係がぎりぎりのところにきた今、それでもなお、チャーリーが、自分との比較の対象にレイを呼び、エミリにみせよう、離婚を翻意させようとしている。そういうことに、レイは協力できるか?あるいは、協力が成功するか?


欧米のコロナ感染数に比べ、二けたは小さいとはいえ、いよいよこの国もおかしくなってきた。年寄りをあちらの世界に早く送ろうとしているように思える諸対策を、せいぜい強化してください。