192 海がないとやこの国に 船も帆もある高瀬舟
美濃の歌謡だそうだが、鴎外の小説が頭にこびりついているせいか、高瀬舟とくると、つい京都の高瀬川、と思ってしまう。
この歌謡から、いえることは、全国の川で使用されていた舟を、一般に、高瀬舟、といったのであろう、ということか。
下流に向かうときは、流れにまかせればいいのだが、上流に向かうときは、人や牛馬の力を借りねばならなかったろうし、場合によっては帆をかけることもあったかもしれぬ。
なんか、ほっとする歌だ。
美濃の歌謡だそうだが、鴎外の小説が頭にこびりついているせいか、高瀬舟とくると、つい京都の高瀬川、と思ってしまう。
この歌謡から、いえることは、全国の川で使用されていた舟を、一般に、高瀬舟、といったのであろう、ということか。
下流に向かうときは、流れにまかせればいいのだが、上流に向かうときは、人や牛馬の力を借りねばならなかったろうし、場合によっては帆をかけることもあったかもしれぬ。
なんか、ほっとする歌だ。