映画の豆

映画の感想をだらだらと。
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http://heme.sakura.ne.jp/333/index.htm

「寄生獣」

2014年12月03日 | ホラー映画

原作を2時間でまとめるのかー、苦しいなー、
あと1時間くらいしかないけどどうするのかなー、
あー、あと15分くらいじゃないの?え?どうなるのこれ…
と思っていたら続編に続くでした…。
前後編ならタイトルにそれらしい事を書いておくべきだと!私はおもう!

大きな変更点は、お父さん消失と、あと顎のひとがいないという所です。
それと主人公に横恋慕する霊感ヤンキー少女っぽいひとも消えた。たぶん。

内容ばれ

ミギーの声は、私は理知的な低い男性の声で脳内再生していたので
サダヲさんの声は最初は違和感があったのですが、
さすがに上手いのと、あとサダヲさんに合わせてセリフを書かれているので
途中で慣れました。あれはあれでかわいい。
田宮良子役の深津絵里さんも、まったくイメージ通りだった。
(でも途中まで中谷美紀さんだと思ってましたすみません)

ミギーがロングボウに変形したりするの格好良かったです。
中2のハートを鷲掴み。
予告だと(ミギーかどうか瞬間的で分からなかったですが)盾の形にも変形してた!
これも格好いい!

原作は傑作だと思うのですが、ただ一点、
人間の女性のキャラクターたちがひたすら主人公のために生きていて
自分の人生がない人形みたいな存在なのが私は少々苦手だったのですが
映画だとその印象がちょっと緩和されているような気がした。

それから島田役の子が主人公より頭2つくらい大きくて
あ、この子の顔は覚えてなかったけどこの身長は
「桐島、部活やめるってよ」に出てた巨神兵だな、って思ったらやっぱりそうでした。
東出昌大くん。主演の子でも170はあるのに、相手が189だと子供サイズに見える。
次の大河ドラマでヒロインの夫役ですね。ブレイクするかな?

コナミが3Dスキャンで技術協力していてびっくりした。

主題歌BUMP OF CHICKEN「パレード」 がとてもいいです。


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「ザ・レイド GOKUDO」

2014年12月01日 | バトル映画

インドネシアのアクション映画「ザ・レイド」の続編です。
予算が増えたのでロケが多くなって、カーチェイスとかもやっちゃうし、
外国人俳優(松田龍平さん遠藤憲一さん北村一輝さん。アクションはしない)も呼んじゃうよ。
前半ややストーリーモードでおとなしめですが、
後半は相変わらずのノンストップバトルなので格闘が好きな人におすすめ。
ただし関節が逆側に折れたり顔が焼け焦げたり
釘抜き金槌が突き刺さって血がブシャーなので、苦手な人は無理です。
前作のキャラクターが好きな人にはちょっと残念な展開かも。

前回の働きが上の目に留まって、潜入捜査官にスカウトされる主人公、
マフィアのボスの息子と仲良くなるために刑務所へ送り込まれます。
そこで見事息子の信頼を勝ち得る主人公だが…というあらすじ。
ちょっと「新しき世界」が入ってる感じ。
インドネシアにもブロマンスの波がきてます。

内容ばれ

映画開始してすぐに、お兄さんが死んだことが分かります。
お兄さんの登場は遺影だけ…さらば兄弟萌え…。
色黒の北島三郎似も始末されます。

今回は個性豊かな殺し屋がずいぶん増えましたが、
釘抜き金槌を両手装備で襲い掛かってくる「ハンマーガール」と
金属バットと硬球という冗談みたいな武器の「ベースボールバットマン」
の兄妹は面白かったですね。きょうだい仲良しなのもいい。
ハンマーガールの人は格闘技経験なしだったらしいのですが、
身体の柔らかささえあれば、カメラを寄せてカット割りを工夫すれば
それらしく見えるものですね。

前作のちっこいおっさんことマッドドック先生は
ヤヤン・ルヒアンという人が演じていましたが、
このひとは東南アジアの伝統的な格闘技「シラット」の武闘家で
アクションコーディネーターをしているのですね。
ルヒアン氏は今回も違う役柄で出ているのですが、
前作で人気が出たせいか、美人の奥さんと子供がいて
彼等を養うために殺し屋をやっているとかいう無駄なドラマが入って、
彼は演技のプロではないのでそこのところは、ちょっと間が抜けた印象になりました。
黙って喜々として殺しに来るほうが聖性があった。

ザ・アサシンを演じたチェチェップ・アリフ・ラーマンもシラットの格闘家。
ラストバトルは日本の劇場では数分カットされているらしいのですが、
それでも重心が低く安定した動きは見応えがありました。

萌え的には、マフィアの息子に信用されて組織の若手として呼んでもらえた主人公が
ボス、その息子、幹部の3人の前で「服を脱げ」と言われたところがハイライトでした。
パンツを残したら「全部脱げ」って言われて気の毒だった…。
(まあ身体検査だったわけですけどね)
あとマフィアの息子との最後が、抱擁に見えたね。
苦悶で縋っているというよりは、柔らかく抱きしめているように見えたので、
ああ、好きだったんだな…と思いました。

膝を金属バットで裏からと表からの2回殴られて普通に歩いている主人公は
超合金で出来ていると思う。

今回も撮影中の怪我人が多そうだなという気がした。


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