映画の豆

映画の感想をだらだらと。
本サイトは
http://heme.sakura.ne.jp/333/index.htm

「ネオン・デーモン」

2017年03月13日 | 精神系

ニコラス・ウィンディング・レフン監督

田舎からロサンゼルスに出てきたモデル志願のジェシー。
生まれつきの美貌と細い肢体に恵まれた彼女は
すぐさまモデル事務所の社長や有名カメラマンの目に留まり、
順調にのし上がっていくが、
業界の熾烈な争いや嫉妬の渦に飲みこまれていく…というあらすじ。
同監督の「ドライヴ」をデビルマンとすると
「ネオン・デーモン」はデビルマンレディーです(アニメのほうね)。
デーモンだけに。(うまい事言った感)
きらきら光って、とても禍々しい世界。
宣伝では綺麗な写真が使われていますが、
イテテテっていう表現や、カニバ系気持ち悪いシーン、
特殊なエロシーンもありますので、人を選ぶ映画だと思います。

内容ばれ

事務所に所属した段階で社長に事情を話して
安モーテルから引越しをするべきだと思うんですがどうですかね。
まあピューマくんコンニチハとか、
近くの部屋の女の子が襲われてるとか、
あのモーテルで起こった事はメタファ~なんでしょうけど、
それにしてもキアヌはなんであんな役引き受けたのよ…。
ピューマでっかいですね。金属バットを持っていても勝てる気がしない。

でも頑張ってスクリーン鑑賞してよかったです。
神々のトライフォースシーンが長すぎて、
自宅モニタで見ていたら、確実にあそこで寝てたと思います。

妙に普段映画館で見かけないタイプの、男性客が多いなあ…
って思ってたんですが、内容見て納得しました。
昨今の洋画では珍しいくらい裸と特殊な性的シーンが多かった。
しかしあちこちで携帯の振動が鳴りまくり、
映画を見る時は…電源を切るか…無音マナーモードにしようね…
って思いました。
たぶん映画が趣味という訳ではないあのひとたちは
どこでそういう情報をキャッチするのだろう…。

パク・チャヌク監督にしろレフン監督にしろ、
暴力描写に定評のある監督たちの間で百合ブームが到来したのかな。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「お嬢さん」 | トップ | 「モアナと伝説の海」 »

精神系」カテゴリの最新記事