映画の豆

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「T-34 レジェンド・オブ・ウォー」

2019年12月09日 | バトル映画

特に見るつもりはなかったのですが
SNSで高評価だったので見た。
こういうアンテナから漏れてしまう良作を
ギリギリキャッチできるのがインターネットのありがたいところです。
「ハンターキラー 潜航せよ」が好きな人は、この映画もお好きな筈。

T-34を操る天才指揮官が
たった一両の戦車でナチスの三号戦車隊をバチボコにするが、虜囚となり
敵方の指揮官に粘着され、それでも誇りを失わない彼の戦いを描いた、
天才総愛され映画です。
序盤の遮蔽物を上手く利用した撤退戦で、
「この映画おもしろいわ!」って確信しました。
砲弾発射と被弾の瞬間のスーパースロー撮影っぽい特殊効果も
とてもよかった。

ロシアの映画なので、使用言語はロシア語およびドイツ語です。
ロシア映画は、ロシアのアベンジャーズ「ガーディアンズ」
を見た時「……うん、がんばれ」って思ったんですが、
今回エンタメ的に完全にハリウッドに並んでます。
ナメてて申し訳なかった。

本当は天才戦術家が活躍する局面などないほうがいいんですが
(と、ヤン提督がむかし言ってた)
エンタメとしてやっぱり天才無双は盛り上がりますね。
心の中で何度か「ウラー!!!!!!」って叫びました。
(兵器カッコイイエンタメなので、苦手なひとはご注意)

私が見たのは40分カットされている版だったので
完全版も見たいです。

内容ばれ

ナチスの戦車乗りの大佐が
好敵手を捕えて従わせるのに舞い上がっちゃって
めっちゃソワソワしていた。
やつの趣味はたぶん蝶々のコレクションとかだと思う。
肝心の主人公くんは女子と恋に落ちたりしてて
大佐の話とか全然聞いてなかった。片想い…。
「内臓がちぎれろ」って慣用句なのかな?
それとも主人公くんオリジナル?

戦車は前後面は固いけど、側面はそうでもないとか
(キャタピラがあるから?)
被弾したら装甲は平気でも中の人にはすごい衝撃があるとか
色々べんきょうになりました。

唯一の不満は、敵の追撃があるかもしれない夜営で
主人公が女子と森の中でまぐわい始めたところですね。
インテリジェンスの数値が下がるからやめて!
そういうのはアホとか新人、みたいなキャラクターにやらせて!
というか無理に恋愛をねじ込まなくてもいいよ…恋愛大好きか…。

「T-34 ナチスが恐れた最強戦車」
という似たタイトルの映画があるので、注意。

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