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「X-MEN ファースト・ジェネレーション」

2011年06月17日 | アクション映画



(1~3、zeroは鑑賞済みです)

プロフェッサーXとマグニートーの出会いと友情、
決別を描いたお話です。
後方支援型ユニット最強の教授と、
前線攻撃型最強ユニットのマグニートーの
奇跡のタッグが拝めます。無駄にワクワクするう!
超能力戦とか、中2とオタクの血が騒ぎました。
でもちゃんと能力によって得手不得手が考えられていて
じゃんけんのように
相手によっては不利になったりして楽しめた。

しかしパワーバランス的には教授と磁界王は
矢張り別々の陣営に所属すべきかなと思います。
奴らが組むとチート過ぎる。
以後お互いに「ここに彼がいたら楽なんだけどなあ…」って
時々思ってるとロマンだな!

本気でBL語りをするので苦手な方ご注意くださいね。

あと内容ばれだよ!

■見どころは2人の相思相愛ぶりです。
 出会いからして海中でのハグという
 ハーレクインロマンス顔負けのもの。噴いた。
■遺伝子ナンパとかビール一気飲みとか、
 若いころの教授が調子こいてる様子がかなり面白かった。
 あれ本人が見たら赤面するに違いない。
 教授はあんな能力を持ちながらなぜ
 人間不信にも傲慢にもならず成長できたのだろう。
 びっくりするくらい無邪気で天真爛漫だった
 (いや若干心を読めて空気は読めないところはあったけど…)。
■どんなハンサムもおもろい顔にしてしまう
 あの残念ヘルメットは敵からの没収品だったのか…
 マグニートーの名前も、自分の通り名を考える
 中2ごっこの成り行きで勝手に付けられたものだったのか…。
■ウルヴァリンがちょっと、スコット、ストームが一瞬出てる。
■この映画ではミスティークがすごくいい子で可愛かった。
 女児ティークもかわいかったけど、大人ティークが
 気を遣う子で、ビーストが足のことでからかわれたら
 「足の大きな人って道具も大きいって言うよね」
 って反撃してあげたり
 CIAの男達が小学生男児並みのいじめをやらかして、
 傷ついたエンジェルが
 「バカには慣れてる。でも今みたいな目で私を見るなんて…」
 (あれ裏切りフラグだって気付きませんでした)って言った時も
 「私じゃなくて私たち、よ」って
 言い直したりして良い子だったし、
 ビール一気飲みのお兄ちゃんにはしゃぐところとか、
 お兄ちゃんが論文に夢中なのに拗ねて
 「眠い。本を読んで」ってじゃれついたり、
 お兄ちゃんのナンパを邪魔したりも、
 すっごくすっごくキュートだった。
 実は妹扱いは不満で、女性として扱ってほしいのもコミで!
■ところで年頃の妹が素っ裸で家の中をウロウロしてたら
 ミュータントとか関係なく
 普通の兄はああいう反応になると思います。
 ゆえにあそこはエリックが変で教授が正しいと思う。
■教授の頭髪ネタが2回もありました。
■アンテナのシーンはシリーズ屈指の名シーン。
 「あれをこっちに向けろ」って教授に言われた時の
 エリックの、素の「え……」って表情が最高に好きです。
 一応やってみるところも好き。もう教授の言いなり。
 顔を上げたら力みすぎて真っ赤になってる!
■CIAのひととエリックの意見が対立して
 どっちをとるのチャールズ!
 みたいに両方から問いかけられた教授が
 「悪いがエリックの言う通りだ」って言ったときの
 あの口の端がちょっとだけ緩んだエリックの顔もすごくすき!
 抑えてたけど、東京タワーを浮かすくらい嬉しそうだった。
■しかしエリック一番の笑顔は、
 バンシーの最初の飛行失敗シーンです。
 隣の部屋の窓から見ているエリックを御覧下さい。超笑顔です。
■タックルされたり撃たれたり、エリックは攻撃を受けると
 ミサイルのコントロールが乱れるんだけど、
 教授を殴った時も幾つかミサイルが爆発したので、
 エリックにとって教授を傷つけるのは
 それ程のダメージなんだなと思いました。
 ミサイルが全部落ちた所は、もう可哀想で見てられなかった。
 教授……ひどい!あんないい子を振るなんて!←?
■というかエリックがいなかったら
 アザゼル以外は全員死んでたんだから
 まずは皆で心をこめてお礼を言うのが筋じゃないですか!
 慰労会とか開くべきじゃないですか!
 それより答えを言えって言われたら
 「背中が痛い!」とか言ってごまかせばいいんじゃないのよ?
 それで酒でうやむやにするといいんじゃないのよ?
 (汚い大人の技を学んでください)
■メタリックレッドの彩色と
 額にガンダムのような突起を生やす匠の技で
 元より格好悪いヘルメットが益々絶望的に!
 (私服のセンスはいいのにどうしてそうなったエリック!)
■この映画のパンフはすごくいい。
 インタビュー記事や細かいデータなど情報満載のうえに
 写真も各種色々。
 しかも原作の教授とマグニートーの出会いエピソードを
 簡潔にまとめてくれていて親切!
 別に特定の映画をdisってる訳じゃありませんが
 最近の大作映画パンフは
 顔アップの写真が何枚かあっておしまいとか
 しょんぼり仕様が多いですからね……。

今回監督は「キック アス」のひとです。
順調に出世してる!うれしいな!
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