映画の豆

映画の感想をだらだらと。
本サイトは
http://heme.sakura.ne.jp/333/index.htm

「マダム・ウェブ」

2024年02月25日 | バトル映画


ヒロインは救急隊員として日夜危険な仕事をこなしているが
徐々に、数瞬先の未来が見える不思議な能力があらわれる。
彼女はその能力によって、謎の男に殺される筈だった
3人の少女の命を救い、謎の男と全面対決することになる、
というあらすじ。

スパイダーマン・ユニバース4作目。
ものすごい酷評が海外から伝わっていたが
私は好きですよ。
ガールズ3人と年上のきれいなおねえさんがわちゃわちゃする話。
ガールズ3人はティーン(という設定)なので、
じっとしてろ!つっても勝手にどっか行っちゃうし、
全然言う事聞かないし、横になったら即爆睡でかわいいよ

内容は「スパイダーウーマン」という人気映画がまずあったとして、
そのビギニングという感じの内容なんだけど、
まずビギニングからいっちゃったかー、そうかー、っていう。

めずらしくエンドロール後のおまけ映像がなかった。
確実に「あれっ?」って空気になった劇場が。

内容ばれ

ガールズ3人は、にくったらしい現代っ子と、
周囲を気遣いすぎて自分の意見がなくなった眼鏡っこ、
しっかりもののお姉さんタイプ。
あまり仲良くはなれなさそうなんだけど、
でも全員ひとりぼっち。
最終的にはヒロインのカサンドラ含めて疑似家族になります。
スーパーヒーローもの映画としては珍しい。
(眼鏡っこ、「リアリティ」の元軍人を演じた人だった!
写真を見比べてもまったく別人だ。すごい)

映画としては幾つか問題があって
まずアクションが不得手っぽく、致命的にもっさりしてる。
おそらく予算の少なさゆえに、みすぼらしすぎるシーンがある。
(カットすべきだった)
あと脚本がなめらかではない。カサンドラがガールズを放置して
どこかに行く流れが3回もあるのはひどい。
(ノートをとりに自宅へ、母のことを調べにペルーへ、
ヴィランとの会話のためにダイナーへ(夢だけど))
それとガールズを絶対守るのはいいけど、
ヘリの人々の命もできれば守ってあげてください…。
トム・ホランドピーターなら絶対守った。
それはそれとして、
きれいなお姉さんとガールズ3人の新生活が見たいので
できたら続編を作ってほしい。
料理当番とか洗濯当番で殴り合いの喧嘩してほしい。
キャシーがお茶を飲みながら予知能力で家財の破壊を防いでほしい。

ベンおじさん、人間力が高すぎるめちゃくちゃいいひとだった。
もしかしてこの世界はガールズの活躍で
おじさんが死なないんじゃないかしら。
まあピーターにめろめろのおじさん、
伯父だから楽って言われてキャシーが「どうかしら?」
って返事してたから分からないけども。

あと映画のせいではないんだけど、
「マーベル初の本格ミステリー・サスペンス」
っていう宣伝文句は100%嘘なので、
ミステリーを期待して行くならやめたほぅがいいです。
嘘はいかんよ。


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「ボーはおそれている」 | トップ | 「ネクスト・ゴール・ウィンズ」 »

バトル映画」カテゴリの最新記事