映画の豆

映画の感想をだらだらと。
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「フラグタイム」

2019年11月30日 | アニメ映画

主人公の女子高生には、
3分間だけ時間を止められるという特殊な能力がある。
彼女はストレスを受けるとその能力で逃げ出して心を落ちつけていたが、
あるときクラスで一番の美少女のぱんつを覗いていると、
その美少女に話しかけられて…という百合もの。
DIOさまもびっくりの能力の使用方法。

すごい内気な女の子は、たとえ時間が止まっていても
他人のパンツは見ないと思いますが、
たぶん男性の感情移入を呼ぶための設定なのでしょう。

客は(私たちを除く)18人中
17人が男性、カップルの片割れの女性が1人で、
百合人口の圧倒的男性率の高さを目の当たりにしました。

キス止まり、本番行為はなし。
「女同士なのに…」とかそういうのもなし。21世紀ですね。

付き合い始めのドキドキエピソードから、
本音ぶつけあいのラストという、ベーシックな構成。

内容ばれ

周囲100人の100通りの要望を全部叶えて
そのように振舞えるキャパを持った人も確実に存在するから、
そういう人はそのように生きればいいけど、
そうじゃない人が無理するのはやめときなよと思います。
周囲の1割くらいと上手くやれたらいいやーくらいが楽だと婆は思う。

主人公のコミュ症ぶりが相当なもので、
学校に慈悲などなかった時代なら壮絶ないじめに遭ってたと思います。
それがあんなマイルドな影口で済むなんて、
子供全般が上品になって(?)なによりですよ。
影口もなくなるといいけど、大人でもそれは難しいもんね。
いやでも主人公の影口遭遇率は高すぎる気はしますけど。

原作の、教師による性加害エピソードは削られたようでよかったです。

主題歌の「fragile」、これすごい知ってるけど懐かしいけど
タイトルなんだっけなんだっけ!って苦しんだ(笑)
エンドテロップの最後でスッキリしました。

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