映画の豆

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「SUPER8」

2011年06月30日 | SF映画



趣味で映画を撮影していた子供達が
偶然列車事故に遭遇してしまったことから、
その貨物の中にあった
秘密の物体をめぐる事件に巻き込まれるという話。

スピルバーグの初期作品が大好きで全部見てるよ!というひとか、
或いは逆にスピルバーグ作品は1本も見てないというひとが見るといいです。
当時のあの作品群の、精巧な1/1スケールプラモという感じ。

自転車と子供、
軍隊、
街の中で完結する事件、
大きな車、大きなエンジン音、
親と子
小刻みに振動する物体
照明の明滅、
音楽、
夜の冒険、
水平方向が強調されたレンズフレア。
浮かぶ物体、

どれも懐かしかったです。
子供達もどことなく昔っぽい顔立ち。

内容ばれ(反転)

「ET」+「第9地区」+「リトルランボーズ」
子供達のエピソードはなかなか良かったんですが
宇宙人、お前はだめだ。
あの時代のスピルバーグ映画だったら、
ぜったい最後まで姿ははっきり見えなかった筈。
ばっちり出てきて、しかも人間を逆さに吊るして
おやつにモリモリ食べるとはどういうつもりだ。
なのに人食い宇宙人と子供の気持ちが通じ合うドラマがあるのでなんかシュール。
あと宇宙人が子供に「気持ちは分かるよ」って言われるのも変な感じがします。
他の惑星に不時着したら捕獲されて何年も生体実験されるのと、
お母さんが事故で死んでしまったのは、
人生色々あるよね的に同レベルで語っていい話だろうか…。

ED、全ゾンビが主人公なので笑いました。


エンディングがすっごくいいので
御鑑賞の際は絶対最後まで見て下さい。
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