子告で「究極の愛が試される」って言ってたんですが、
この愛はオーロラとマレフィセントお義母さまのそれだろうなあ…
と思っていたら、やっぱりそうでした。
フィリップ王子と婚約したオーロラ。
マレフィセントは大激怒するが、オーロラの懇願に負けて
先方の食事会に参加する。
舅である王は優しく彼等を迎えるが、姑の王妃(ミシェル・ファイファー)は
言葉の端々に剣呑なものを滲ませる。
王妃の挑発に乗ったマレフィセントは…というあらすじ。
話のバランスは少々悪いのですが、
オーロラとマレフィセントお義母さまの
百合ホームドラマ的には大変よろしかったです。
あと私はカラスのディアヴァルが好きなので
死亡フラグが立たない程度に活躍してくれてキャッキャしました。
内容ばれ(というかマレフィセントがかわいい所)
婚家での食事会に備えて
マレフィセントがこっそりと挨拶の練習をするところ、
ディアヴァルがアドバイザーをやっているところ、
一体何なのというかわいさ。
というか食事会に来るのかよディアヴァル!
テーブルに着席するのかよ! オーロラとの続柄はなんなのよ!
結婚式で、花嫁を花婿に引き渡す役の人が
手を握って離さないのとかね、もう… (膝をつく)。
ディアヴァルに「離してあげなさい」って
言われちゃうのとかね (丸くなる)。
オーロラが「ウェル、ウェル」言っちゃって、
マレフィセントが「ビースティ」って
言うシーン可愛かったなあ。
ビースティって前作でどんな訳だったかな。
「おブスちゃん」てきなニュアンスですよね。
たぶん白いMIYABIさんは、続編でマレフィセントと
いい雰囲気になる立ち位置だったんでしょうけど
続かないような気もするので、 動揺するディアヴァルとか
結局ディアヴァルのところに帰ってくるマレフィセントとか空想しておきます。
きっとまた「頭でも打った?」って言うんだろうなディアヴァル。
マレフィセントの同属の人々は、あまりに考えなしなので
ちょっとポカーンとした。なぜ勝てると思った。
あと何の罪もないムーアの妖精たちが
一箇所に集められて閉じ込められて、
ガスを噴射されるシーンは、 あの、ちょっと何というか…
不必要に長かったので、ここまでしなくてもとは思いました。
あとフリットルについてオーロラのリアクションがほしかったのと、
それとフリットル、最後喋ってくれたらなあ。
この映画のフィリップ王子は、
いるだけヒロイン男性版みたいな感じなんですが、
潔く前作と役者さんが違った。
悪のお妃様の帰ってこなかった兄王子の話、
結局真相は分からないままですけど、
ムーアで命を落としたのか、
ムーアが気に入って帰らなかったのか、
なんでしょうね。 それで民衆が王族に怒りをぶおつけるというのも謎の設定だ。