地方ではそろそろ公開が終わりますが、
すごいブロマンス映画だったので取り急ぎお知らせしておきます。
インド映画なので、やや長い踊りと、やや長めのカーチェイスシーンが平気で、
そしてブロマンスならどんな組み合わせでも大抵幸せになれます、
という性質の方は劇場へぜひ。
シリーズ3作目ですが、1話完結形式なので別に問題ありません。
というかアメリカ映画ではない作品が、
突然3作目からシネコンで上映するというのは異例中の異例なので、
なにかが配給会社の琴線に触れたのでしょう。
そして大きいどんでん返しが途中にあるので、検索はしないほうがいいです。
あるサーカス団の団長が、銀行の融資を受けられず自殺した。
時は流れ、成長した彼の息子がその銀行に復讐を始め、
ムンバイから特別に呼ばれた刑事が彼を追う、というあらすじ。
おちばれ
復讐する泥棒とそれを追う刑事さんが仲良くなって…って
これ「キャッツ・アイ」やがな!(泥棒も男だけど)
プリースト原作の例のあの映画を見ているので、途中で仕掛けは分かった。
シルク・ドゥ・ソレイユというか、劇団四季というか、上海雑技団というか。
インドのサーカスっていまあんな感じなんだろうか…。面白そう。
あと踊り子役の女優さんが筋肉のちゃんとあるすごい美人だった。
ダンスシーンとてもよかったです。
(カーチェイスはもうちょっと短くてもよい)
二次創作が即ねたばれになってしまう腐女子泣かせの設定だと思います。
私もこの作品の属性が大好きな友達に今すぐすすめたいのに、
すすめるとねたばれなので言えなくて苦しいです…。
今あなたの脳内に直接語りかけています。自力で気づいて!
靴ひもの設定がうまかった。
あとさり気なくあしらってある天使の羽のモチーフが良かった。
(寝室の壁とか)
エンディング、美女のセクシーダンスと男同士のいちゃいちゃが交互に流れて
もう転げまわって笑いたかったんですけど!!
どのショットもそのままBL本の表紙に使えるクオリティでした。
オタク男女がデートで見に行って、どっちも大満足できる稀有な映画と言えるでしょう。