映画の豆

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「くるみ割り人形と秘密の王国」

2018年12月04日 | 児童文学系映画

ヴィクトリア朝時代のロンドン。
母を亡くした少女クララは、父親から
母の残した最後のプレゼントを受け取る。
それは卵形の小箱で、鍵がかかっていた。
名付け親が主催する豪華なパーティーで、
小箱の鍵をプレゼントに贈られたクララは、しかしそれをネズミに奪われ、
取り戻そうと追ううちに、不思議な世界に迷い込んで…というあらすじ。

なぜか舞台がドイツからロンドンに移っている。
資料が多くてCGが作りやすいのかな?いや、言語かなやっぱり。
主人公がとっても美少女で、衣裳はどれもよく似合っていたけど
とくに肋骨服をアレンジした普段着でアクションするのはよかった。

お話は今風にカスタマイズされていたけど、
愛する人の死をいかにして乗り越えるかというテーマの煮詰め方が不足なのと、
あと大尉が、いるだけヒロイン化してたのが、ちょっともったいなかった。

映画にはあまり関係ないんだけど、
これまでずっと「金平糖の精のおどり」だと思っていた曲が、
原題は「ドラジェの精のおどり」で、
その英訳が「シュガー・プラムの精のおどり」だったとは!
今回、シュガー・プラムってなに?って調べていて初めて知ったので驚いた。

内容ばれ

まさか「くるみ割り人形」でネズミと共闘する展開が来るとは。

でも、やつの裏切りは予告の段階で
大半の人が予想していたと思います。
何でしょうねあの圧倒的裏切り感。
それとヘレン・ミレン様に鞭を振らせるなら、
もっとこうタイトな、ラバーっぽいドレスが良かったのではないかとか思いました。




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