連続で人を殺しているサイコパスが
ヤクザの組長を刺してしまったので、
当然組長が激おこで追い込みかけてきて、
殺人鬼を追ってきた刑事とお互い出し抜きつつ
タッグを組んで犯人を追い詰めるというサスペンス。
変則的で面白いんですけど、韓国ノワール通常連転の
血液びしゃびしやカーニバルと暴力と怒号なので、
苦手な人は注意。
ちょっと内容もう本当に笑ってしまうんですけど、
サイコパスが黒塗りの高級車に激突してしまって、
降りてきたのがマ·ドンソク。
しかもピクサーアニメみたいな完全に仕上がった状態の
最終形態マ・ドンソク。普通は刺さないですよ。
あ、これ無理だなって見たら分かりますもん。
ところがこのサイコパスは、
「誰でもよかった」 とか言いながら女しか殺せないような
ヘタレ尻穴リトルなキラーとは違う、本物のサイコパスなので、
マ·ドンソク兄貴を刺します。
当然不意を突いて思いっきり刺したのに、マ·ドンソク兄貴は死なない。
むしろものすごいパンチで殴ってくる。すごい。
どうして誰も笑わないのか不思議でした。
あと筋肉つけたいなと思いました。
ラストまでバレ
途中、手口がわかっているならドライバーに注意を呼びかけたほうが…
とは思いましたが、そこ以外は警察一応ちゃんと仕事してた。
マ・ドンソク組長、車に2回はねられるんですけど、
2回目にはねられたとき、
浜辺に打ち上げられた無力な丸い生物みたいでかわいかった。
組長、カタギの人、特に若者には結構真面目に接してて、
ふるきよき任侠という感じだった。
私は組長が最後で「こいつじゃない」って証言して
無罪放免にするのだと思ってたら、もっと善寄りのエンドでよかった。