シリーズ4作目。シェーン・ブラック監督。
暗殺作戦に従事していた主人公は、突如現場に飛来した飛行物体を目撃し、
乗組員と戦闘状態となる。
仲間は殺されるが主人公は宇宙人の装備品を入手することで生き伸びる。
しかしその話を軍は隠蔽し、主人公を軍の矯正施設送りにする。
護送途中に宇宙人を見掛けた主人公は…というあらすじ。
流血多めです。
主人公が矯正施設に送られるためのバスに乗り合わせた連中、
みな戦争で精神を病んでしまった男たちですが、
彼等が主人公チームとなって活躍します。
DVDで見ようと思ってたんですが、
ブロマンスがすごいという噂を聞いて滑り込みで見てきました。
たしかにすごかった。
「そのシーン必要!?」って逆ギレしそうになるくらいの瞬間最大風速だった。
しかしあれBLセンサーの全くないひとが見たら理解できるだろうか。
数年後に知恵袋で質問されたりはしないだろうか。
「あのシーンはどういう意味ですか?敵に洗脳されてたのですか?」
とかそういう…。
シェーン・ブラック監督は、
心の壊れた男が、仄明るい精神状態で
刹那的な行動に走るのがどうしようもなくツボな方だと思うんですけど、
それがプレデター向きかというと、そんな事はない。
なぜなら心の壊れたひとたちは、
どこかで「死んでもいい」と考えているので、恐怖と相性が悪いのだ。
あとビックバジェットよりは低予算映画のほうが監督の持ち味と合ってる気がする。
内容ばれ
なんか笑顔が魅力的な人だなあと思ったら
「ムーンライト」のシャロンのひとかあ!
シャロンはあまり笑わなかったから全然印象が違いますね。
音楽がヘンリー・ジャックマン氏で、
私は彼が音楽を担当する映画にドはまりする傾向にあるんですが、
ブロマンス作品を選って仕事しているのでは?という疑惑が今回発生しました。
主人公の息子くん、美しい子でしたけど、
「ルーム」や「ワンダー」の子なんですね。大活躍だ。
メインのチームが皆あそこまで残虐に死ぬのって
昨今珍しいです。