主人公の所属する売れないパンクバンドは
地方巡業の貧乏旅行に出ていたが、
低料金で受けた仕事で向かったライブハウスが、
ネオナチの集会場で、しかも彼等はとある事件を目撃してしまい…
というあらすじのホラー映画です。
そんなに怖くはないが、刃物で腕とか腹とかが
パックリ口を開けるシーンがあります。
あ、あと犬がぶん殴られて怪我をするシーンもある。
ネオナチのボスはパトリック・スチュワート氏。
トレードマークの柔和な笑みを消して、
クレバーで冷血な男を演じておられました。
しかしヘアスタイルゆえの起用なの?違うの?
とちょっと考えた。
内容ばれ
出演料が3まん5せんえんとか、ふざけてるの!?って
べつにバンドをやっていた訳でもないのに食いつきました。
交通費と食費を差しい引いたら、
きっと1人4せんえんとかになってしまう!
(まあ彼等の場合はガソリン泥棒をしながらの移動なので交通費はいらないのですが…。
そしてそれは死んでも仕方ないよね!というエクスキューズな訳ですが)
売れないバンドは世界共通であんなものなのか、ちょっと分かりません。
分からないと言えば途中の音楽ネタの会話が全然分からないのですが、
最初のうちは格好をつけてマニアックなバンドが好きとか言ってるが、
案外みんなメジャーなものが好きだった…ってことでいいのかな。
籠城している部屋から「わー!」って出ていって、
ボコボコにされて「えーん!」って戻ってきて、
また「わー!」って出ていく…のが3回くらい繰り返されたので、
もうちょっと回数を減らしてもいいと思う。
でも最後の地下の攻防は熱かったです。
ライブハウスにデーン!と掲揚されてましたが、
最近映画で南軍旗(正方形)orレベル・フラッグ(横長)が
差別主義者の象徴に使われているのを
偶然かもしれないけど2本見て、
うーん…?断絶が進行しているのか
あるいは私が気付かなかっただけで、昔から差別の記号だったのか、
どっちだろうと思いました。
これを掲揚しているおうちは、
白人至上主義者&ショットガン常備のケースが多いので、
有色人種は近寄らないほうがよいという注意をどこかで見た。