映画の豆

映画の感想をだらだらと。
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「死霊館」

2013年10月15日 | ホラー映画

原題「The Conjuring」まじないとか、奇術とかいう意味のようです。
語源はラテン語の「共に誓い合う」らしく、そこのところも含まれているのかも。

競売にかかっていた家を購入した一家は、
その家に引っ越しした日から、不思議な現象に悩まされる、という内容。
家の中に入らない飼い犬、入り口のふさがれていた地下室、
妻の体に浮かび上がる痣、ひとりでに開くドア。

実在のゴーストハンター、ウォレン夫妻が、
唯一発表できなかったほどの恐怖の事件、という体裁の話です。

ウォレン夫妻
http://en.wikipedia.org/wiki/Ed_and_Lorraine_Warren

ものすごい直球勝負のホラーで、変わった演出はなにもないのですが、
モーションから投球までが早いので打てないというか(笑)。
溜めの時間が適正なので、いい感じに驚けます。
ホラーファンにはおすすめ。
というかこれモニタで見たら真っ暗で見えないシーンが多いと思います。

冒頭の悪魔憑き人形アナベルの話がめっちゃ怖かった。
実際にコネティカット州のオカルト資料館に保管されているそうです。

内容ばれ

悪魔は最後まで姿を見せない、これ実にいい。
娘さんたちはみんな可愛い。重要。
幽霊たちの出かたもエレガント。
本当にできのいいクラシックホラーです。

オカルト資料館で
日本の鎧兜がデデーンと常に映っているのがちょっと笑ってしまう。
(どうみても新しく、デザインがちょっと妙)

「インシディアス」の時も思ったのですが
年配のこわいおんなのひとの顔、は
夏場のメイクが溶けた自分の顔、に見えるので全然恐くねえ。
むしろなんか済みませんという気持ちになります。

「霊はガムのようなもので、くっついて離れない」
という説明は、アメリカっぽいな!と思った。

ラストで、ウォレン夫妻はアミティヴィルに行くって言って終わりますが、
これはあれですね「悪魔の棲む家」の事件に繋がるよということですね。




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