映画の豆

映画の感想をだらだらと。
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http://heme.sakura.ne.jp/333/index.htm

「SPEC 天」

2012年05月01日 | バトル映画


すごい混んでました。
というか公開してすぐに見ようとしたら完売で見られなかった、今回は再挑戦でした。
え?SPEC視聴者ってこんなにいたの?
ドラマ→映画化の強さなの?映画予告もドラマから映画になったものが多かった。

SPECという特殊能力を持つスペックホルダー達の
犯罪を暴くのがドラマ本編でしたが、
映画はスペックホルダーを皆殺しにしようとする一部の人間と
それに対抗しようとするスペックホルダー達の戦いの話でした。

堤監督の映画を見に行く時は、希望など一切持たぬのが正解ですが
今回なかなか面白かったです。
ドラマ本編には負けるけど!
映画だから感動させようって感動的なセリフをねじ込むのをやめてくれるともっと良い。
べつにフジメッソッドを踏襲しなくてもTBSにはTBSのよいところがある、筈。たぶん。

声優の、戸田恵子さん、山寺さん、平田さんが顔出しで出てらっしゃいました。
たぶん全員御前会議のメンバー。平田さんは蠅を肩に擦り付けられたひと…?
そして御前会議に使われていたお屋敷ですが
「もしやここは中村是公の邸宅「羽澤ガーデン」(マンションにするしないで揉めている)か?」
と思ったのですが、根津記念館でした。
両方とも画像検索してみてください。お庭の景観の素晴らしいお屋敷です。

内容ばれオチばれ

最後、2012年11月あたりで数字が止まったので、
続編ドラマをやるってことかなどうかな。

それにしてもあの壮大なSFエンドは絶対収拾つかないと思う。

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「僕達急行 A列車で行こう」

2012年05月01日 | 人情系



鉄道オタクの男性2人の友情を描いた和製ブロマンス映画でした。
なごやかなオタクの生活+BL釣りバカ日誌…みたいな感じ。
森田監督のオリジナル脚本で、遺作です。

不動産会社に勤める松山ケンイチと、
小さな鉄工所の一人息子の瑛太は鉄道オタク。
ちょっとしたきっかけで知り合った2人は急速に仲良くなり、
仕事の問題や恋の悩みなどに振り回されつつも趣味を貫き通すという内容。

内容ちょっとだけばれ

2人と付き合う女性が3、4人ばかり出てくるがそれがもう皆ひどい。
上っ面しか見てないか、相手の趣味を理解する気ゼロ、自分勝手。
おしゃれなレストランで食事していてもいまひとつ盛り上がらないし、
怒って帰ったりしちゃうし。
あまり綺麗にも撮ってもらえてない。気の毒。
まだホーモズのようにチラっとでて退場させられた方がましだー。

それに比べて男2人でいる時は狭い和室で
ゆでたまごと焼き鳥とビールだけの夕食でもすごい楽しそう。
会話も盛り上がり無限大。
自分の趣味のルーツを語る時も感想を言い合う時も真剣。
2人の鉄道趣味は微妙に中身が違うけど、
車両に乗っている時に没頭するお互いをにこにこと優しい目で見ている。
齟齬があったら頑張って解消しようとする。

女よりも親友のほうが大事だぜ!というメッセージをキャッチしました。
人生の諸問題がすべて鉄道趣味で解決する所はちょっとあらあらウフフでしたが、
好きなものに打ちこむオタクの姿を見るのはジャンルが何であってもいいものです。
微妙に文語調のセリフも、時々あるシュールな演出も私は気になりませんでした。

瑛太さんの名前がエンドクレジットで出たとき目を疑ったのですが
「ラッキーセブン」の新田とは、
顔も違うし身長は10センチ体重も20キロくらい違う人間に見えました。
この映画では痩せたオタクくんだったのに、
ドラマは筋肉質の格闘マニアに見えた。
カメレオン俳優というやつでしょうか。
写真で並べたら同じ人って理解できるかな…。


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