映画の豆

映画の感想をだらだらと。
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「あなたに挑戦する!」

2012年04月01日 | 分類不能映画
この映画はすごかった!
登場人物が1457人。それぞれにバックボーンがあり、
性格付けがある。でも上映時間は2時間。
なのでもう早い早い。
登場シーンが2秒くらいしかいない人もいる。
(でも逆にそういう人の方が印象的だったりする)
刺されて死にかけていたり、
プロポーズが成功して喜びのあまり川に飛び込んだり、
パンダが地下鉄で出勤途中だったりして
ちょっとまて今のは何だー!!ってなる(笑)

主人公は35人います。
人種も宗教も年齢もバラバラ。

少しだけ内容ばれ


で、途中くらいで主人公は全員死人だって分かる訳なんですが。
で、よく考えるとすごい頻繁に時計が映ってるなーと思って、
それで、台詞とか細かく考えると
ラストに起こる事が分かってぞっとしました。
この脚本を作るのに何年かかったんだろう!!
まず時系列順に書いて、それから切ってシャッフルかな。面倒だ!

あのゲイの霊の人が好きです。
お墓に来た彼氏の人と立ち話(に見えるよう努力)していた所とかかわいかった!
ハイセンスイケメンなのにクロックタワーのTシャツを着ていたけど…。
実はおたくだったんじゃなかろうか。
そしてパソコンはあれわざと壊したのではなかろうか。
最終的に考えると悪い人はいなくて、みんな一生懸命で
いいラストでした。幽霊が登場する以外の超常現象はなし、
(それに幽霊は生きている人には見えていない)
宇宙人ねたも使わずに現実の範囲でよくまとめられたなあ!
キリスト教徒がいちいち仏教徒とディベートを始めるのが面白かった。

これ何回見てもコねた全部拾い切れる気がしないので
DVDで検証したいです。あと数字の件が全部合致するかどうかも。
独特というか久しぶりにメメント系の、ガツンとくる映画でしたが
おもしろかったです。

ラスト、35人が1人1人映って、頭を洗ってたり
髪の毛に付いた糸屑を払ったり、チェスを前に考え込んでいたり
ともかくみんなこっちに頭を下げているのですが
あとで、あ、カーテンコールか!と分かって笑いました。


なんちゃってエイプリルフールでーす。
うそ映画です。上映してないので映画館を探さないでください。


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