シチリアとナポリ・・・その16

2012年07月16日 | 
 アルベロベッロの朝、6時前には起床、すっかり時差に馴染んでしまったようです。30分ほどの散歩で別のツアーの皆さんに会いました。総勢38名でトラベルイヤホンも無しとのこと。ツアーもいろいろです。

 せっかくの旅だからあれもこれもという詰込タイプは、体力のあるうちならともかくです。移動が何なのかもチエックの必要ありですね。

 今までここまで甘系という食事にであったことが無かったから、とってもびっくりしたものです。この国の人の食事がこんなというわけではないでしょう。

 食べる絶対量と予算の都合でこうなるのでしょうね。このホテルのお酢がおいしかったなんてちょっと嫌味な表現ですが、他のホテルやレストランでは提供されません。

 8時から歩いてトゥルッリの居住地地区の観光。どこからか無花果のいい香りがします。
 とんがり帽子のお家は本当に絵になる街並、ゴミひとつ落ちていないのです。道端のイスには老人が腰掛けて道ゆく人を眺めています。挨拶するとにっこり挨拶を返してくれます。

 白い壁・灰色の円錐形の石の屋根と真っ青な空に飛び交うつばめ。やっぱり絵になるわ。あのヤシの木を入れて写真とるといいですよ、と教えてくれます。でもここんとこ雨が降らないらしく、少々疲れているヤシの木でした。

 開店したばかりの市場でトマトとチェリーを買う。洗って欲しいというと、わかるんだなあーこれが、万国共通語で。アメリカンチェリーと佐藤錦風の2種類。佐藤錦風の方が甘いようです。

 観光と言っても、見るか・買うか・食べるかの3点しかないのよね。そうは食べられないし・・・。

 マテーラに向かい、1時間ちょっとで昼食
古い建物の中のレストランです。何をいただいたのか記憶がありません。ソーセージだったかも・・・・。

 昼食後人っ子一人歩いていない炎天下、サッシの洞窟の街を歩きます。今まで見てきたイタリアのどの街とも違った雰囲気、一言で言うならば寂しげな街。

 建物が密集しているという以上に、天井と床を共有している状態。掘りやすく、くずれにくぎょうかい岩の洞窟住居。修道院として使われていた後、農民が住み始め、先の戦争の時には3300の洞窟住居に20.000人が暮していたという。当然上水道もないから、その環境は劣悪だったとのことで、戦後1952年強制移住が始まったという。

 少し前まで住んでいた住居の中が博物館のようになっていました。

 1993年には世界遺産に登録されています。
坂道を日陰を選んできます。連日5枚のハンケチが汗に濡れるのです。
 高台から対岸の洞窟教会の説明を受けます。「あそこまで行くのですか?」と悲鳴に近い声が飛びます。確かにこの40度近い炎天下では・・・遠慮したいです。

 依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


【 中島木材のホームページは こちら


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