1000冊の読書 2018.11

2018年11月29日 | 読書
真田太平記を読みながら、と言いつつも読むのは真夜中ベツトの中。この厚めの本がどれほど顔にあたったかわからない。

 最終巻を読み終えたのは、京都妙心寺の花園会館であった。

 その巻末はひどく心に残った、この巻末はしっかりイスに座って読んだからかもしれないが(笑)

 その後妙心寺の塔頭の見学に歩いて、偶然にも真田信之の墓所大法院に足を踏み入れたのでした。

 頭の中には真田家がグルグルとしている状態でした。

 歴史が少しわかっていたので、大法院のことも・・・・ガイド氏が説明してくれていました・・・とてもよく納得できたのでした。

 池波正太郎氏の本は今回初めてでした。その作風があまりに独特でしたから、ほかの著書はどうなのかと「火の国の城」を読んでみました。

 そしてさらにこの真田太平記を⑬から再び読み直ししています。

 さすが2度目になると、いろんなことが理解できます。

 昔から歴史を書き留めたものがたくさん存在していることも知りました・・・・すごく勉強になりました。

 172 真田太平記⑬ 池波正太郎  朝日新聞社

 173 真田太平記⑭ 池波正太郎  朝日新聞社

 174 真田太平記⑮ 池波正太郎  朝日新聞社

 175 真田太平記⑯ 池波正太郎  朝日新聞社

 176 明治銀座異変 滝沢志郎   文芸春秋

 177 影踏み    横山秀夫  祥伝社文庫

 178 最後の晩ごはん  椹野 道流 角川文庫

 179 長いお別れ 中島京子 文春文庫

 180 火の国の城  上 池上正太郎  文春文庫

 181 火の国の城  下 池波正太郎  文春文庫

 182 真田太平記⑬ 池上正太郎   朝日新聞社

 結構読めましたね・・・・電車に乗ったから(笑)

                        依田美恵子
       軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


【 中島木材のホームページは こちら


にほんブログ村
にほんブログ村 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

親バカならぬばーばの話

2018年11月26日 | レスリング
10日ばかり前から、自宅のパソコンが不調になり、ワードとエクセルが開かなくなってしまった。

 使えないと不便と夫が。

 修理するレベルではないかもしれないから、データの移動ができるかが一番の問題。

 なんともまあー、パソコンなしの生活が出来ない状態になってしまっているのを再確認。

 見積書が手元に届いて・・・・ハイ溜息です。

 京都の旅と孫のレスリングの北信越の大会がバッティング。夫に私は京都を止めて北信越の大会に行きたいと暗にほのめかしたけれど、見事に却下。

 大丈夫だよ、3人共優勝できるから・・・なんて。

 結局団体戦は優勝できたけど、個人戦は小6と小2は優勝したけれど、小4は準優勝。やっぱりばーばの応援が必要だったかも。

 昨夜そのビデオを見せてもらった。こちらのビデオも調子が悪いとかで、中間省略。

 小6の試合開始になったトタンに終わった試合が見れた。この大会のMVP賞をいただいたという。

 この1年はおっかけをすると決めた以上と、11月13日の第12回佐久市小学校駅伝大会の応援に駆け付ける。

 駅伝となっているが、最終的には個人タイムが競われて、これは予選を兼ねているらしい。

 一人1.5キロを走る。

 小6と小4、どちらも自己記録を更新したというが2人共、同タイムだとか。それでも予選通過には5秒足りなかったという。

 小4の方が長距離向きの体格なのかもしれない。

 24日の土曜日はドッチボール大会。学校単位で出るが、保護者が監督やコーチを務める。

 保護者がそろわなくて、出場できないチームもあるのだとかで、息子は小6の監督、嫁ちゃんは小4のコーチだった。

 夫は応援に行ったけれど、私は土地の契約があって断念。

 小6は3連覇を目指していたけれど、決勝で負けたとメールが入った。

 我が子の時は、こんなに一生懸命になれたかな、なんて思い出す。

 でも野球やっていたから、やっぱり追っかけしていたかも。

 12月に大会が2つあるという。行けるか行けないか・・・・暮の仕事の段取りが頭を巡るのである。
                                 依田美恵子
       軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


【 中島木材のホームページは こちら


にほんブログ村
にほんブログ村 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京都の旅・・・・⑥

2018年11月25日 | 
妙心寺の退蔵院の瓢鮎図、これは日本最古の水墨画なのだそうです。国宝です。

 小さな瓢箪で大きななまずをいかに捕えるかという禅の問題です。悟りの不可思議を描いたこの瓢鮎図上には、京都五山の高僧31人の回答が並んでいるそうです。

 模本を見た時・・・・全然気が付きませんでした(笑)

 午後、京都観光おもてなし大使の司太夫さんに教えていただいた「大徳寺」に向かいます。

 この紅葉の季節だけ特別に見せていただける塔頭があるからです。

 バス停から降りて門前に向かいますが、気になるお店に吸い寄せられていく私です。

 布をつまんで髪飾りを作っています。その美しいこと、華やかなこと。

 つるし雛のなかでもあるのですが、上手な方の手にかかると、こんなにも芸術的になるのかと見とれるばかりです。

 私も頑張って、ちーちゃんの成人式の時の髪飾りを作れるようになりたいと思ったのでした。

 またまたそのお隣のお店で「大徳寺納豆」・昆布の類を3種類ゲットです。一休こんぶの松田老舗さんです。

 お店のおかみさんの笑顔があんまりに良かったからです。

 元ガイドだったというおかみさん、大徳寺の見どころ・・・特別公開している塔頭を地図の上に記してくれました。

 おかげで広い境内の中をむやみに歩き回ることなく、見て歩くことができました。

 龍源院に入ります。大徳寺の中で一番古い寺です。今より500年前に建てられたものなのでしようか。

 この頃から方丈を見ても、ほぼ同じに見えてしまいます。欄間があるとかないとか・・・・。

 どちらかと言えば「お庭」に心惹かれていきます。

 このお寺にも、前庭北庭、東の壺石庭、開祖堂前庭などがあり、どの庭も心穏やかにさせてくれるのでした。

 その次に興臨院です。ガイド氏が説明してくれます。

 ここではお茶室に心惹かれました。お水屋の方から内部をみることができます。

 次ぎの端峯院はお寺の行事があるとかで、入ることができませんでした。

 境内を歩き回るだけで、私の1日の歩行数は18.000歩・・・・もう限界。

 こうなればビールが欲しいわ、と酒屋さんの前を通りながらつぶやいたら「うちにありますよ」とお声がかかりました。

 水分補給とはならないけれど、水分補給です。酒屋さんのお店の中のイスに座って一息入れました。

 お店のオリジナルのお酒の試飲を勧められてハイ1本連れて帰りましたよ。

 お値段の割に美味しいお酒でした。

 錦市場でおみやげを買いたい・・・・・何十年前のイメージとは変わっていました。

 歩きながら物を食べるということが当たり前の景色になっていて・・・・驚き・驚き。

 日曜日のせいか、お休みのお店も多く、これが欲しいというものに出会えません。

 漬物を見れば・・・・自分で同じようなものを漬けているし・・・ちりめん山椒も自分で作っているし、と心惹かれません。

 あの量であの価格・・・・主婦には許せない感覚。

 それでもね、日頃の義理をお返ししなければね。

 結局デパ地下でおいしいお菓子をみつけることができたのでした。

 そして夕食は前夜の居酒屋さんに行ったのでした。

 料理は前日とずいぶん変わっていて、私を感激させてくれました。

 翌朝、手荷物を一切宅急便で送り、空のスーツケースをガラガラと引き、東寺を見学です。

 講堂の柱の太さ、長さとその数に、これだけのものを集められた財力に驚きです。

 仏像の一体一体見ていると飽きません。

 五重塔も初層の内部が公開されていました。内部の心柱を大日如来に見立て、その周囲面にそれぞれ如来像が安置されています。

 人数制限をしながらの参拝です。私の前の方は、その1面ごとに、膝まづいて長くお祈りをされていました。

 きっと大変な思いを今抱えられているのだろうと察しられたのでした。

 内部もかつては美しく彩色されていたのでしょう、その名残が残っていました。


 思いがけない秋の京都の旅でした。

 思ったり感じたりしたことが多々あったのですが、時間の経過と共に忘れていってしまいました。

 真田太平記を直前までかかって読んでいたことで、「わかる」という部分がありました。

 今あらためて、真田太平記を途中から読み直しをしています・・・・さすが2度目に読むと違います。

 これで京都の旅を閉じます。

 お読みいただきありがとうございました。

  依田美恵子
       軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


【 中島木材のホームページは こちら


にほんブログ村
にほんブログ村 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京都の旅・・・・⑤

2018年11月22日 | 

妙心寺の塔頭のひとつの退蔵院です。

 方丈の前に瓢鮎図が飾られています。日に当たっている訳ではないけれど、十分退色しています。まさかに模本でした。

 元信の庭という白砂と石組みのお庭が背景の常緑樹に映えています・・・・狩野元信の作庭です。

 お庭にでます。枯山水の陽の庭と陰の庭を眺めつつ進みます。途中蹲近くに水琴窟がありました。竹筒に耳を寄せると澄んだ高い音が聞こえてきました。

 陽の庭は白砂で陰の庭は黒砂で物や人の二面性を表現しているのかもしれません。

 瓢箪池には大勢の団体客が説明を受けていました。説明の後「ここで解散しますので、後は自由に」とガイド氏が言いましたが、ほとんどの方は藤棚の下のイスに座ったままです。

 きっと連日の観光でお疲れなのでしょうね(笑)

 藤棚から瓢箪池を見上げます、なだらかな勾配で美しい庭です。昭和40年に完成した新しいお庭です。新しい庭だからこそ、周囲の木々も大きくなり過ぎず、当初のイメージがあると言ってもいいかもしれません。

 妙心寺の境内を出て仁和寺に向かいます。バス停にいるおじさんに聞いたら「もうすぐバスがくるよ」と言いますので、バスを待つことにしました。

 初めてバスの1日券を使います・・・・・車社会に住んでいる身には新鮮というか、戸惑いもあるのでした。

 

 妙心寺の塔頭で小石の中の松の葉をガリガリと掻いているお坊さんに出会いました。妙心寺の境内は本当にきれいです。落ち葉もほとんど掃き清められていました。

 「きれいになされますね」とお声をかけましたら、手がないから思うように出来ないのです、本当は松の根元までやりたいのですが・・・・。と

 そうですよね、修行にこられているお坊さんも少なくなっているのかもしれません。毎年廃寺というか、無住のお寺も多くなっているとお聞きしていますもの。

 人の見送り方もここへ来て大きく変わりました・・・・お寺さんが一番危機感を持っているかもしれません。

 仁和寺は桜のお寺ですから、その葉が桜園から舞ってきていました。こちらも大変なことでしょう。

 霊宝館で秋季名宝展が開催されていますので、駆け足で館内を回ります。様々な仏様に出会えます。

 入口表面の坐像を見ていた3歳ばかりの男の子が「手が4本もあるよ」と声を上げました。

 「僕偉いね、ちゃんとわかったのね」と誉めました・・・・褒められてとってもうれしそうな顔をしました。

 本当は三面六臂でしたが。

 孔雀信仰があるのでしょうか・・・・蛇はまた悪の表徴でしょうか、お軸を見ていて思ったのです・・・・知識がなくて。

 紅葉が花を添えている五重の塔の写真を撮り、夫の研修が終わる前にと妙心寺に急ぎます。

 来たバスに乗りましたら、次ぎの停車場所が違います、あわてて降ろしてもらいました(笑)

 お昼は花園会館で一人、にしんうどんをいただきました・・・・これこそ京都のお味です。

 午後から夫と観光です。

2019年1月6日追記です。

 2018年12月21日の信濃毎日新聞の「金曜アート」宝をひもとく・・・諏訪サンリツ服部美術館所蔵品選の孔雀明王像が取り上げられていました。

 京都に行く前に読んでいたらとおもわずにはいられませんでした。だいたいがいつも不勉強のイキアタリバツタリの旅をしている身に少し後悔の念が浮かびました。

 画布の縫い目の残る仏画・・・・孔雀明王像

 紙面から引用です。

 左右に大きく翼を広げたクジャクの背には、冠や首飾りなどの装飾具を身に付けた華やかな仏が座っています。インドの女神・マーハーマーユーリーがもととなっています。

 インドでは毒蛇や毒虫を食べるクジャクは大切にされ国鳥にもなっています。

 毒蛇は煩悩を象徴する生き物とされ、その天敵である美しいクジャクには霊力が宿っているとも考えられてきました。

 中略

 仏の種類は、如来・菩薩・明王・天の4つに大別されますが、、その中で明王は誤った行いをしようとする人間を正しい道へ導いたり、屈服させたりする役目があることから、怒りの表情や睨みつけるような恐ろしい顔をしています。

 しかし、孔雀明王の場合は諸悪を退治するクジャクを繰るためにつねに冷静でいなければなりません。そのため孔雀明王像は穏やかな表情で現されることがほとんどです。

 宝物殿で心ひかれた1幅には、こんな意味があったのでした。

 ただ見ているだけで、その実何も見ていないのだと反省したのでした。
                                           依田美恵子
       軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家



【 中島木材のホームページは こちら


にほんブログ村
にほんブログ村 
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

この頃のこと

2018年11月21日 | 料理
なんともあわただしい毎日です。

 夫に「11月の旅行は避けようね」と提案したけれど、実は月末にまだ2泊の旅行が控えているのです。

 今回も自分で設営した訳ではないので、この月を避けようがありません。

 会社のカレンダー配りで毎日飛び回っています。晩秋の風景を楽しみながらですが。

 どちらのお宅も、秋野菜の白菜やネギが乾されていたりします。今年は柿の豊作でしたから、柿のれんもいっぱいです。

 葉の落ちた柿の木に柿色がいっぱいです。採る人がいないのでしょうし、採ったとしても干し柿にするにはそれなりの体力と気力が必要でしょうから。

 人と野生の動物の境界がなくなってしまうのも、こんなことが影響するのかもしれませんね。

 この頃天気が3日続くのを待って、いも干しを作っています。2日続けましたが、本日はやめました。雨予報がでました。ひょっとして今干しているのも乾かないかなと不安になったからです。

 もしそうだったら、夫の作ってくれたさつまいもを全滅させてしまうから(笑)

 昨夜はセロリをいただいので、さっそく粕漬けにしました。冷蔵庫の野菜室で待機していた3キロの粕がこれで片付きました。

 粕に比べてセロリが少な目でしたので、そこへ大根を足しました。傍で見ていた夫が「俺も大根を足せばいいと思っていた」と。

 ハイ、あなたも主夫力をあげましたね、と誉めてあげました(笑)

 私の漬けている粕漬けは生漬けです。粕1キロに砂糖250グラムに塩120グラムをよく混ぜて、洗った野菜の水気を切って粕と交互に漬け込みます。

 夏場は冷蔵庫の中にですが、秋口からでしたら部屋の中で十分です。

 きゅうり・ナス・みょうが・そうめんうり等漬けて楽しんでいます・・・・・久比岐漬けと言います。

 昨夜はえびす講でした。

 えびす様の食事を用意しながら、昨今こんなことしている方はどの位いるのだろうかと思ったのでした。

 そのえびす様のお飾りを片付けて、今朝はクリスマスグッズの飾り付けです。

 ちーちゃんが「もういいわ」と言うまで飾ろうと思います。ちーちゃんが「いっぱいあるね」と言いましたが、ハイ私か用意したものはありませんよ、ママですよ、と。

 母が胴回りだけ太いパジャマが欲しいと言います・・・・・そんなの売っていません・・・・なんとかしなくては・・・・。

 旅行記も書いている時間がありません。

 土地の契約が次回の旅の前後に2つ入ったりでその用意もあったり、区民祭の前日お手伝いと当日もあったりです。

 霜の様子を見つつ野沢菜漬けの日程も23日に入れました。

 あー、時間がたりな~いです(笑)
                                  依田美恵子
       軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


【 中島木材のホームページは こちら


にほんブログ村
にほんブログ村 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京都の旅・・・・④

2018年11月17日 | 
 2日目の夕食は一人です。夫が見つけておいてくれた、おばんざい料理の居酒屋さん。妙心寺の周囲は住宅街で本当にお店が少ないのでした。

 この居酒屋さんが、私の舌にフィツトしておおいに満足したのでした。

 私の料理ってまさしく「おばんざい」なのだと納得です、ただ甘味が濃いだけ。

 なるほどなるほどとカウンターに並んでいる料理のほとんどを制覇したのでした・・・・・もちろん少な目の盛り合わせにしてもらって。

 3日目の朝早くに研修に出かけた夫です。私は朝食までの時間を「真田太平記」の最終巻を読んでいました。

 武田氏滅亡から始まった、真田家のお話しですが、この本に出てくる人間の数は半端ではありません。研究したらおもしろいかも。

 この本を読んで、この時代のことが自分の中で整理ができました。

 大阪方についた、昌幸と幸村が亡くなったあと、徳川側に付いた信之が上田から松代に国替えする場面で最終章で終わっています。

 信之は家康・秀忠・家光・家綱の時代も生き、93歳の長寿を全うしたのでした。


 16巻の後書まで読んで、私の頭の中は、真田家でいっぱいでした。

 朝食の後、一人妙心寺の見学に出かけました。

 多くの塔頭の中で開放されていた「大法院」に。

 ボランティアガイド氏が説明をしてくれました。

 偶然にも、この大法院が真田信之の菩提寺でした・・・・・もうただただびっくりです。

 仏間には真田の六文銭と徳川の葵の紋章がありました。

 境内には墓地もありました。

 パンフレットから「大法院の由来」を。

 1682年、松代藩主であった、真田信之の孫、長姫が信之の遺命で菩提寺として創建した。

 長姫は妙心寺第176代絶江紹堤に参禅信仰しており、その法嗣・淡道宗簾を開祖とした。
 
 院号は真田信之の法名「大法院殿徹岩一洞大居士」に因む。

 松代藩、真田家から毎年五十石が施入され、藩寺として外護された塔頭でもある。

 この松代藩、八代藩主・真田幸貫の儒臣であったのが佐久間象山であり、攘夷派に暗殺された象山の墓が当院に設けられている。

 方丈の襖絵は、江戸中期に絵師・土方稲領が描いた作で「叭叭鳥図」という。「長空鳥飛ぶに任す」、即ち「自らの心境の思うがまま、自由自在の有様」の意を表現したものと伝えられている。

 以上引用終わり。

 露地庭園は紅葉の時期には早めでしたが、庭園を見ながら栗の蒸し菓子でお茶をいただきつつ、赤と白の山茶花の花をめでたのでした。

 なんという偶然なのだろうと。

 真田信之、その息子、長姫のお墓にお参りし、さらに佐久間象山のお墓と千代の富士の記念碑にも。

 武原はんさんの書もあったりで見どころいっぱいでしたが、書いている時間が無くなりました。
 依田美恵子
       軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


【 中島木材のホームページは こちら


にほんブログ村
にほんブログ村 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チョークアート・・・・Merry Xmas

2018年11月16日 | 日々のこと


 ここ2~3日の冷え込みで紅葉・黄葉が終わりつつあります。

 長野牧場のイチヨウが目のさめるような黄色になるのを楽しみにしていたのですが、留守の間に終わっていました。それも見事に一葉も残さず。

 1年に2度咲く桜は、葉が落ちて花だけ残りました。年々大きくなるこの桜・・・・いいですよ、それでも早めに見に行ってくださいね。

 そして唐松の黄葉がうつくしい。もう何とも言えません、日ごとに色を濃くしていきます。

 浅間山の裾野の唐松は一足先に赤くなりました。夕日を受けて赤浅間という風情なのです。

 平尾山の黄葉もまもなく終わりを告げそうです。そしてようやく草紅葉が楽しめます。

 昨夜は2回目のチョークアート教室でした。

 今回は息子の是非にのお薦めで嫁ちゃんも参加です。

 時節に併せて「クリスマス」・・・・ハイ雪だるまでした。

 たぶん、私も同じ物を2つ作れば少しは見られるような作品になるかもしれません(笑)

 色を塗りながら、あらためて自分の性格を知るのでした。

 迷わない、ひたすら進むのみ・後悔なし・・・・・ハイ来年の干支そのものなのですね。

 隣の嫁ちゃんの作品、初めてとは思えない・・・・絵心があるんだ、と新たに知ったのでした。

 我が家で並べる訳ではないからいいよね。とは言ったけど区民祭に全員出品するから(笑)

 出来の良しあしは別にして、このチョークアート楽しいのね。

 塗り絵気分でできる・・・・・将来ディーサービスに行っても、私塗り絵楽しめるかも・・・・な~んて(笑)

 12月は20日の夜7時から9時までです。

 お近くの方ご一緒しませんか。

 先生は吉澤 渚さんです。ご本人のホームページもありますよ。

 先生、私の作品にも「いいですね、いいですね」とおっしゃって下さいます。褒めて育ててくださるタイプのようですから、私全然落ち込むことがありません(笑)

 それではまた。

                                                依田美恵子
       軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


【 中島木材のホームページは こちら


にほんブログ村
にほんブログ村 
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京都の旅・・・・③

2018年11月15日 | 
 2日目の午後は一人定期観光バスに乗ります。

 まず二条城です。

 ここ2ケ月程「真田太平記」を読んでいます。今回も持参しましたが、この日はまだ読み終えていません。

 この真田太平記にもたびたび登場する二条城です。自分の中に明確な接点が出来ていましたから、じっくりじっくりと説明文を読み進みます。

 観光バスですので、本丸御殿はコースに入っていません、二の丸御殿とその庭園だけです。

 1603年に徳川家康が造営した二の丸御殿は国宝です。ふすまや彫刻に桃山文化の粋が集められています。

 二の丸庭園は小堀遠州の作です・・・・定期観光バスの冊子から。

 ちなみにこの冊子5か国語です。ハイ日本語説明は3行だけです。

 バスの中は外国の方にはイヤホンガイドです。私たちにはガイドさんが説明してくれるのですが、聞き取れません。なぜって女性・・・おばさんがお隣さん同士でしゃべくりぱなしです・・・・それが何組も。

 私の隣席の出張返りの時間を使っての方も、「せっかくなのに・・・・」とぼやいていました。

 
 廊下を歩くと音がする・・・・これは当初意図してそうしたのではなく、長年の間に、根太や竹釘などの摩耗などの結果だと書かれていました。

 ウグイス張りってずっと覚えていたのにね。

 時間の配分が分かりません、どうも御殿内は私が最後のようです。あわただしくお庭を廻ります。

 
 龍安寺です。あまりに有名で京都に来る度に必ず来てしまうお寺です。

 入口で思いました。木が大きくなってしまって・・・・あの建物の姿がよく見えないのです。

 何を見ずとも、枯山水の石庭です。

 方丈の前に座りただボーッと眺め続けます・・・・ここへ来るとそうしてしまうのです。

 15個の石が全部一度に見れないから、より有名なのでしょうね。今回あちこちのお寺で、本当に素晴らしい枯山水のお庭を見ることができました。

 鏡容池を一周するように駐車場に向かいます。池の周囲もちょっと木が大きくて、シャツタースポツトがな~い(笑)

 桜の葉は落葉してしまったと思っていましたが、今年の台風で葉が落ちてしまったのだとか・・・・・なるほど、いろんな木が痛んでいます。

 こもれ日が苔の生えた庭に木の影を落しています・・・・・いいなあー、この雰囲気。

 バスを降りて夫の待つ妙心寺の花園会館に向かいます。

 それではまた。

 
                                                依田美恵子
       軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


【 中島木材のホームページは こちら


にほんブログ村
にほんブログ村 
 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京都の旅・・・・②

2018年11月14日 | 

最近関西に出かける時は北陸廻りです。こんなことでもなければ北陸新幹線に乗る機会もありません。

 当然京都に着いても、日の短い今頃では観光にもなりませんので、金沢を楽しみます。

 近江市場に寄ります。

 海の無いとこに住んでる身には、もう・・・もう感激な風景です。

 あれもこれもつれて帰りたい物ばかりです。でも諦めて生ガキを店頭でいただきました。たくさん食べると・・・・そんな問題ではないか・・・・。

 当然ここでは海鮮丼をいただいて、さらに車内のおつまみもゲットして、サンダーバードに乗り込んだのでした。

 夜はホテルの傍の居酒屋さん・・・・これも当り!!

 翌日の朝、新聞で泉涌寺で「月輪未生流献華展」が開催されている記事を見て、急遽予定に入れます。東福寺に行く予定だったので、たまたま都合がよかったのでした。

 夫は午後2時から妙心寺で研修なので、時間がありませんので、タクシーで泉涌寺に向かいます。

 いけばな展の他にも菊花展も開催されていました。

 お茶席もあるのですが、早い時間でしたから、準備中でバタバタされています。

 70点程のお花をじっくりと鑑賞・・・・花材と花器を見るのが好きなんだわ。

 活け方は私の能力の及ぶところではないので、こんなお花があるのだと感心しきりでした。

 泉涌寺に祀られた歴代皇族に菊を献華するのに合わせてのいけばな展とのことです。

 このお寺の長老が指導される篆刻作品もお花と共に展示されていました。

 楊貴妃観音がありました。なぜ我が国に楊貴妃って思いましたので覗いてみました。

 756年に命を落とした亡き妃を偲んで、香木で等身坐像を造ったと伝えられているのだそうですが、その坐像を1255年に中国に渡った湛海がその像を持ち帰り、泉涌寺に安置したのだという。

 以来100年後とに開扉される秘仏であったが、1956年から公開されているといる。

 とても美しい像である、


 トコトコ歩いて、境内の塔頭を覗きながら、東福寺に向かいます。

 あらー、ここ去年来たわね。

 去年はちょうど1週間遅れでしたから、紅葉も今年より進んでいました。

 紅葉はさておき「龍吟庵」に向かいます。団体旅行だとここには入らないからです。

 書院造と寝殿造の名残をとどめる、現存する日本最古の方丈建築です。

 お庭が素敵です。ミレイさん・・・・重森三玲さん1896年~1975年の作庭です。昭和の天才作庭家なんですって。

 方丈の東・西・南に配置された三つの枯山水庭園です。

 西の庭・・・・龍が海中から黒雲を得て昇天する姿を石組によって表現しています。

 青石による龍頭を中央に配し、白砂は海を、黒砂は黒雲を、そして竹垣は稲妻模様を表しています。

 とってもすごいです。

 他の2つのお庭もです。

 東福寺に行かれたら是非ご覧になってください。見どころいっぱいでした。

 あわただしくおばんざい定食をいただいていると、お隣の席の和服を粋に着こなした方がお声を掛けてくれました。

 この時期特別公開されている寺院を教えていただいたのでした。

 京都観光おもてなし大使をされている、料理屋の女将さんでした。

 電車で京都駅に向かい夫と別れます。


                                               依田美恵子
       軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家



【 中島木材のホームページは こちら


にほんブログ村
にほんブログ村 
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京都の旅

2018年11月13日 | 

穏やかな京都でした。紅葉には一足早かったかもしれませんが、それでもあちこちできれいな赤を見ることができました。

 日頃、紅葉の産地に住んでいますから、最初から紅葉に期待はしていません。

 早い分、人出もうちばで歩き易かったというところです。

 昨年はちょうど1週間遅れで行きましたら、人・人・人・外国の方というところでした。

 今年は和服の若い女性が目立ちました。ブームなんですね、良いことです。

 夫が研修の間は、定期観光バスに乗りました。

 二条城と龍安寺の半日コースです。

 どちらも何回か来ていたのですが、齢を重ねると見えてくるものがあったりで、しばしば足を止めてしまいます。

 だから団体行動は私には向きません。

 出かける前の夜の食事会で、2日前に京都から帰られた片から、バスの1日券のことをお聞きしました。

 今回出かけるのに、本来ご一緒する方がいらしたのですが、急遽その方のご都合が悪くなってしまったのです。

 私より若い方でしたから、夫たちの研修の間の行動を一任していました。

 ので・・・・一切の下勉強なし。

 それでも「京都」の旅行冊子が本棚にあればと、夜遅くのぞいたのですが、当然の如くお役目御免になっていました。

 初日と2日目はホテルのシャトルバスを使い、3日目と4日目はバスの1日券をフルに使いました。

 日頃田舎暮らしは車での移動ですから、バスに乗るということがありませんので、なんとも新鮮でした・・・・というより戸惑うこともあったりです。

 碁盤の目のような街ですから、慣れてくると分かるようになりました・・・・その頃には帰ってくるようになってしまいましたが。

 4日留守にすると、冷蔵庫の中が空になっています。

 朝一番にお出汁を取り、まずはある食材で作りはじめます。

 かぼちゃのいとこ煮・おでん用に大根を湯がきます・茹で卵・先日冷凍庫の掃除をしていて発掘した切干大根で煮物。

 つい先日干し上がったどんこの椎茸もさっそく登場です。

 京都のおばんざいの味・・・・新鮮でした。

 おばんざいのお店に私は2晩通いました・・・それも同じお店に・・・・夫は研修のため1晩でしたけど。

 お出汁の効いた味・・・・砂糖の甘さがない味・・・・・私長いこと砂糖をほとんど使わなかったのですが、両親が砂糖の入ったのを好むのを知って、使うようになっていました。

 よく甘いはうまいってうたわれました(笑)

 取り急ぎ、仕事が山積みですので今日はこの辺で。

 お読みいただきありがとうございました。

                                    依田美恵子
       軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家



【 中島木材のホームページは こちら


にほんブログ村
にほんブログ村 
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする