シチリアとナポリ・・・・まとめ

2012年07月23日 | 
 旅から帰ってちょうど1ケ月になりますのに完結しません。もうみんな忘れてしまいそうです。

 成田に降りる寸前窓から見た緑の大地にホッとしたものでした。あーなんとこの国は緑豊かななのだろうと再発見したのでした。そして水が豊かな国であるとも。

 帰国した前日は台風が日本を縦断したとかで、水が豊でなんてのんびり言うもはばかれたのですが・・・・。

 イタリアの白い石ばかりが目立つ大地、そして麦秋の時期でもあったのですが、雑草すら枯れている大地を見ていると、緑の大地に住めることがどんなにか幸せなのかと感じさせてくれたのでした。

 僅かな日数で、限られたところしか見ていないので、独断と偏見になるかもしれませんが・・・・。

 大きなスーパーマーケットを見かけることはありませんでした。街角には八百屋さんや魚屋さんを度々みかけました・・・・これってみんなが生きていける生活の基盤のような気がします。

 日本が円高になって対外的には実質の所得を下げていっているんだと思うのだけれども・・・・本当の豊かさってなんだろうかと考えさせられてしまうのでした。

 バカンスをとり、シェスタをしても一人当たりのGDPが日本と同じって・・・・?????でしょう。

 ギリシャに発した問題もこの国にもごたぶんに漏れず押し寄せてきていると感じました。公共サービスの質が落ちていると思うのです。ゴミに至っては、片付けるほうが後手に回っている感がしますが、一番不愉快に感じるのはタバコの吸殻でした。歩道の石畳の隙間に隙間無く落ちています。

 けれどもっと不思議なのは「住民」がなぜ掃除しないの?でした。自分の店舗の前を掃除するだけでも違うではないのかなあーと。

 もっとも歩道の傷みも凄いです。バリアフリーなんて言葉は存在しないかも。ホテルの近くの店主が傷んだ歩道にセメントを詰めているのを目撃。お店の前で転倒されるも困るでしょうね。

 多くの遺跡をかかえて観光で生きていける国です。いまもその古い物を大切にし、その中で生活しています。これってすごいことだと思いました。木の文化の日本では寿命が短いといってしまえばそれまでですが、石の文化の持ちがいいのも事実。

 そして何より歴史が古い・・・・この歴史って何っていう程度でしかない私。

 この国のもうひとつのお宝は景色でした。海です、きれいな海です。この国の明るい太陽が美しい海をつくっているのでしょうか。

 そして景観・・・建物の色です・・・景観はみんなの財産なんですね。
字が読めないせいばかりでなく「派手な広告」が目につかなかった(実際はあるのかな、疑問)ような。

 食の点から言えば・・・・これはツアーの金額でしょうから一概に言えません。
幾らでも食べれますという若い頃ならば、自由時間に好きな物を食べにいけたのでしょうね。ツアーの食事にはあまり期待してはいけないは鉄則かも。

 ワインはおいしくて、しかもお手頃価格で満足しました。ボトルではなく1リットルで出てきますよ(笑)
                        依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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