シチリアとナポリ・・・その14

2012年07月14日 | 
 なんといっても400km4時間は長いです。足裏を自分でマッサソージしながら、ひたすら時間の過ぎるのを待ちます。飛行機だと車体の振動が伝わらないのでいいですが、バスは腰にきます。ヨーロッバ旅行は70歳までよと言った先輩の言葉がとても理解できます。

 ヨーロツパの旅は遺跡めぐりが多いので歩きます、それも半端ではなく。体力を作ってからお出かけくださいね。1人2席保証というツアーがあるのだそうです。このツアー1人4席もあるから、シェスタの時間など横になったらなんて思っても、これが左右が微妙にずれている座席なのです。どうして?乗り降り考えてかな?

 風力発電の風車が見えます。まだ麦の穫入れはこれから。珍しい物を見ました水田です。近くに水を汲み上げる設備がありそうです。
 
 前方に海が見えました。青の幾筋ものグラデーションです。日本海の色にはないおだやかで美しい色合いです。浜辺にはヤシの木、そして白い壁と赤い屋根がここがイタリアだと強烈なインパクトをもって迫りくるのです。

 感動するのにも疲れてきました。名も知らぬ街をバスは通り抜けていきます。ただただ美しい風景を心に刻み付けます。青い海と青い空に夾竹桃のピンクの花。夾竹桃のピンクは真夏に咲くサルスベリの花を思い出させます。

 道路標識の文字を地図に落としますが、どこを走っているのか今一わかりません。2時間少し走って休憩です。添乗員氏にどのあたり走っていますか、と尋ねました。「今日は運転手さん虫の居所が悪そうなので、PSで調べます」とご返事。「あの昨日のせいですか?」と言わずもががポッリ。会話の内容はわからなくても、雰囲気はわかるのです。

 イタリアの土ふまずの所です、と言われましたが、どこの部分をそう言うんでしょうね。運転手さん曰く「あと1時間15分」で到着だとか。後は静かに道路標識を読みながら地図とにらめっこです。

 1面緑の畑、アブラナでしょうか。植えたばかりのぶどうの木の支柱が目に入りました、でも家庭菜園って見ないですね。

 静かに水をたたえた川が出現。周囲は森があり鬱蒼としています。日本では当たり前なのに、ここではついつい気にして見てしまいます。まあ暇だから(笑)

 マテーナ近くになるにつれ畑は石だらけに。それをどけた石で石垣が積まれています。その量たるもの半端ではありません。そして時々とんがり帽子の石の建物が現れます。

 牛や馬の放牧が急に増えました。そして石・石・石です。そして見事なまでの石垣の連続。この石垣を積む技術ってすごいではないでしょうか。

                      依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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