シチリアとナポリ・・・・・その5

2012年07月04日 | 
 なだらかな丘陵にぶどう畑にオリーブ畑、いやこんな傾斜地も畑になるのかしらと思うところまで畑、雨が少ないからかも。ときたま現れるサボテンの垣根。

 レストランはそんな畑の中の一軒家。フアミリーだけで経営しているようなアットホーム感いっぱい。10歳くらいの男の子もお手伝い。前菜の盛り合せも食べ放題ワインも飲み放題の昼食。
 プチトマトのサラダ・チーズが2種・ナス・キノコの冷菜・ズッキーニのピクルス・オリーブ・筍と思ったらアンチョーク・乾燥トマトなど

 こういうお野菜の食事大好き。

 トイレで紙を流さないでという注意が。そうなのね時たま迷うことあったりして・・・・。トイレには日本語以外の幾つかの文字が、私も日本語で付け足しておきました。これからここを訪れる人のために。

 ほろ酔い気分よりも本格的に酔った一行はまた、アグリジェントに向けて145㎞の距離を走ります。丘の町から30分ほどで平な地にでました。居眠り防止のための3秒ごとにガクンガクンの振動で目を覚します。

 1時間走ったあたりで、大地が茶色から緑にかわってきたのに気づきます、なんとなくホッとする気分。

 到着30分前のドライブインで「ライスコロッケ」に挑戦。なんでも試してみなければ・・・・。1個1.6ユーロ 勿論2人で1個を分けます。トマト味ですから嫌いではありませんが、家庭で作るライスコロッケなるものを食べてみたいと思ったのでした。
 まあ材料をケチらないのを・・・・。

 アグリジェントの神殿の谷の観光から、現地在住のヨウコさんがガイドで付いてくれました。

 神殿の入口に松の木があります。彼女が「松の匂いがしますでしょう、この匂いが分かるのは日本人だけなんですよ」「なんという松ですか、地中海松ですか?」と聞いてしまった私。日本語のできるガイドがいなかったから・・・・。「分かりません・・・」そばに居た添乗員氏「カサマツとも言います」、何でえーと思いましたけど、それ以上はやめました・・・・。

 でもカサマツの意味分かりました。笠松ということなのではないでしょうか。シチリアの松の木が下枝を払われて上の部分が笠のようになっているのを2日後に見たから。

シチリアで庭に植える木・・・オリーブ・ソテツ(勝利の木だから)・いちじく、ざくろ(子孫繁栄のため)だとか。

 シチリアも20年ほど前から11月・12月に梅雨のような気候になったのだとか。しばし気候の変化が話題になったのでした。

 地中海の6月から8月はマグロがスペイン方向に向かっているのだとか、ここで捕獲されたマグロのほとんどが日本にむけられるのだと。そしてシチリアにはカラスミが残るのだと。

 でもマグロのカラスミときたら、可愛げのない大きさ、お土産にリクエストされた分だけゲットしたけど、食してみたい気分にはなれなかった。

 地中海は海草が無いから、磯の香りがしないという、海水に手をつけてもサラサラしている。

 ヘラ神殿は、紀元前460年に建てられ、406年にカルタゴに壊された神殿。炎上してが赤く焼けただれた石が今も見えます。中世の地震で崩壊しているのですが、青い空にむけて建つ柱、これが今から2400年前の物だというだけで感動ものです。

 世界遺産になると現状維持になってしまって、復元はできないらしい。かっては長さ40m幅17mのドリア式ギリシャ様式でぎょうかい岩を真っ白な大理石の粉を塗っていた女性のための神殿。

 この高台から川が見えた、アグリジェントの名前の元になったのはこの川だという。
もっとも1930年にムッソリーニがアクセントを変えたとか。どう変わったなんて突っ込まないでね。

依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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