薪ストーブのお問い合わせに。

2007年02月28日 | 住まいづくり
横浜在住のSCで建てられる方から、松井さんにご紹介いただきましたとお電話をいただいた。伊豆にお建てになるのだが、暖炉が出来るだろうかとのお問い合わせであった。「可能ですよ」と申し上げるととてもうれしそうなお声になった。

佐久・軽井沢では薪ストーブを設置される方は多い。外国製のものが有名だが、最近は国産のものもいい。当然外部の酸素を燃やす。
薪ストーブの場合、施工が一番問題になると思う。

炎は心を癒してくれる。薪ストーブは楽しみや夢の部分である。炎の前に木を集め、薪にする、薪小屋をつくるその作業がある。それが可能で楽しい人向けにはとてもいい。薪も購入するとなるとお高い。

伊豆ではどうかと思うが、こちらでは必ず他の暖房を併用する。
ちょっと寒い時忙しい時などスイッチ一つで暖かくなるというのはとても便利なのである。

それと、まめな煙突掃除。バックファイヤーの黒煙でお部屋を煤けさせないためにも心がけてほしい。

当社のホームページの「お客様の部屋」の「カントリージェントルマンへの道」にアクセスしていただくと、薪ストーブの情報がいっぱいなので参考にしてほしい。

夢がかなうといいですね。またお電話お待ちしています。

                      美恵子

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セミナー開催しました。

2007年02月27日 | 住まいづくり
今年2回目の住みごこ地セミナーを25日開催した。娘さんご夫妻がソーラーサーキツトで建てていただいたが、お孫さんの誕生により度々長野に通ううち、横須賀の家よりも快適であると生活の拠点を移されてしまった。

その家造りの過程とこだわりをパワーポイントを使い説明してくださった。
日頃お仕事で講師をなされているとお聞きしていたが、その説明のうまさにほれぼれとして聞き入ってしまった。

エコにこだわり晴天率日本一の場所であるので傾斜度30度の屋根一体型の太陽光発電とエコキュート、冬場陽ざしの入る居間の床の南側の部分にポリカポネ-トを貼り地下室にもその熱を落とし洗濯の乾燥室として利用なさつておいでだ。
またたくさんの蔵書の保管場所として地下室をご利用なさっておられる。

お仕事柄蔵書が多いというお客様に私たちは地下室での保管をお勧めすることが多いが、これは大変よろこばれる提案である。その他にも書斎やパソコンルームそしてジムやオーディオルームと多様な使い方をしておられる。

地域の唐松材を床・壁・梁に使われているが、床の無垢の柔らかさが気持ちがいいとおっしゃられていた。お孫さんが転んでも柔らかいから心配しないとも。
転んだときの音が違うのだそうだ。

一番の特徴は一見平屋なのだが中に入ると2階があるのである。2階の窓は北側についている。北の窓から見る青空の美しさに感動したとおっしゃられた。またまわりの景色がいいので、こんなところに窓という提案をして喜ばれたが、そこは一枚の絵のように四季折々の風景がうつしだされるのだ。

ソーラーサーキットに自分のライフスタイルを合わされておいでであった。
それがこれから建てられる方へのアドバイスでもあった。

エコへのこだわりもお金ではなく自分でできることの楽しみとして行っておられた。

中島さん倒産しないで、ずつと面倒みてねと、奥様からもエールをおくられました。
はい!!。私たちもそのつもりです。ありがとうございました。
                      美恵子

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冤罪に思う。

2007年02月26日 | 日々のこと
冤罪の話が報道される機会がある度に、子供たちにいい聞かせたものである。「もし万が一無実の罪で逮捕されるようなことがあっても、決して安易に自白をしてはならない、必ず弁護士をお願いしますといいなさいと。」

またその一方で「もし交通事故を起しても、絶対逃げてはいけない。」

当たり前のことなのだが、誰しも自分が罪を犯すことも交通事故を起すということも、仮定の中にない。みんな善意の市民であるから。

それは昔、高校2年の夏休み明け、私は自動二輪の無免許運転でつかまったことがある。別にオートバイが乗りたかった訳ではない。ただ65ccのナンバーもついていないバイクが我が家に来てしまったのである。

返すわけにもいかないので、私が乗るわということになったのだと思う。夏休みの間に試験場の外来で教習を受けいよいよ試験まであと1週間という夜であった。

300メートル離れた友人の所へ本を借りに行こうと出かけ間際、2階から見た裏の我が家の敷地が賑やかだなと思った。「取り締まり」をしていたらしい。
外にでて、バイクの練習などしない内は暗くても歩くことが当たり前だったのに、味をしめてしまった私はバイクで行こうと思い立った。まるで魔がさしたように。

家から乗り出してわずか15メートルばかりで、目の前にオレンジの棒が差し出されたのである。それが何なのかを理解するのにいかばかりの時間が必要だった。
逃げたい。逃げ出したいと思った。事実私はUターンしようとしたのである。
おまわりさんに「お家に帰ります」位のことを言ったと思う。15メートル戻れば我が家だったから。

ほろのかかった車に乗せられて調書がとられた。体中が震えが止まらなかった。
最後にサインをしてと言われた時「書けません」といったら「なぜだ」と強く言われた「震えて書けません」に穏やかな声になった。

その時、二度とバイクには乗らないし、免許も取らないと言ったら、おまわりさんが免許は取りなさい。そうでないと無免許をするからと言ってくれたが、その時はとてもそんな状態ではなかった。

非日常に陥った時すごい恐怖とそこから逃げ出したいと人間は思うものだと知った。だから日頃から子供に教えるべきと、恥ずかしい経験とともに話している。



                     美恵子

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光熱費に思う。

2007年02月23日 | 住まいづくり
借り上げ社宅のアパートに住む娘が電話で近況報告の後で、「この冬の光熱費が昨年の倍以上になったのよ。ちっとも快適でないのに。」
そうですともソーラーサーキットの家は省エネなんですよ。

娘時代は光熱費なんか気にしたこともないのに、一家の主婦ともなるとたいしたもんだと感心させられる。

昨夏までソーラーサーキットの家に住んでいただけに、住みこごちは天と地の違いだという。転勤族はつらいものだ。

お客様が言われる。私の家には「つらら」がたれないけれど、お隣は「つらら」がいっぱい。雪の時期の話である。ソーラーサーキットの家は熱が外に逃げないから、つららにならないのだが、ごく普通の建てられたお宅は熱がどんどん逃げて屋根の雪が解けてそれがつららになるのである。どちらも建てられて5,6年である。

地球にも家にも人にもそしてダイレクトにお財布にやさしい家づくりをしていることに、誇りと喜びを感じます。
    
                               美恵子




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こんな暮らし方もあるのですね。

2007年02月22日 | 住まいづくり
3年前軽井沢の1100メートルの高原に家を建てられたお客様のお宅を、これから建てられる客様とご一緒に訪問させていただきました。

当初別荘として考えられておられたので、建築面積20坪のコンパクトの大きさであるが、その面積以外に傾斜地を利用した地下室とロフトがあることで収納能力抜群となり、今は都内を引き払い生活の拠点を移されてしまいました。

その一番の理由は東京の家より住みごごちがよかったということなのですが。

これから建てられるお客様が、どのように暮らしておられるのかを拝見したいというご希望でした。
1階部分には、余分なものはなにも置かないから、すっきりとし、せまさを感じさせません。

季節のいい時は朝食と夕食も広いベランダを使われるとのこと。今日は明るい日差しを浴びて野鳥がひまわりの種をついばみにベランダにきていました。

テニスにスキー・ゴルフに山登り・旅行とお二人で楽しんでおられる姿は私たちの夢です。

300坪の広い敷地の芝生はきれいに手入れされています。そしてその周りには芝桜が植えられていました。

この敷地も工事の間中お二人で笹だけの根や石を掘り出してその量はトラック何台分もありました。

地元の木を使いたいということで、唐松を十分に使った室内は3年の月日を経て唐松がいい色合いになってきていました。

これから建てられるお客様はこの春から、当社の立替用のアパートに越してこられて、土地探しから始められます。

ソーラーサーキットで建てたいという夢は息子さんのほうが一足先に叶い、今千葉で建てられているとのことです。

お客様も早く夢が叶えられるといいですね。

                         美恵子
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贈り主探してます。原田泰治の版画

2007年02月21日 | 日々のこと
 諏訪に原田泰治美術館がある。朝日新聞日曜版のフロントページに、1982年から2年半にわたり「原田泰治の世界」として連載されていたから記憶にある方もおいでだろう。

ちょうど第3回のキルト展の最終日で氏の作品をキルトで創ったすばらしい作品も同時に鑑賞することができた。

空・山・風・道につつまれたふるさとの暮らしがあります。それが原田泰治の世界です。とパンフレットにうたわれている通り懐かしさと癒しの世界である。
非常に細部まで一筆一筆描いた作品である。
それを版画にして販売しているようである。

売店で絵葉書を買おうと思ったら、どこかで見た作品が展示してある。
A3位の版画に273.000円の表示。えーこれ本当なの。思わず店員に確認をしてしまった。

1年前会社の事務所の納戸にとてもいい額があったので、孫の写真を入れるのにちょうどいいと持ち帰った。写真を入れる時に額の中に入っていた「印刷された絵」を捨てようと思ったら、隅に№がふってある。サインも「タイジ ハラダ」とあり赤い印まで押して合ったので、捨てるのは止めて写真の下敷きにしておいた。

その下敷きが273.000円とは驚いた。
でも誰も購入したという人がいないのである。ということはどなたかが贈ってくださったのであろう。

「猫に小判」とはこのことだろうな。
今朝あらためて事務所に飾った。これ私が贈りましたという方が出現されることを祈ります。
本当にごめんなさい。
                      美恵子
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倉本裕基さんのピアノコンサート

2007年02月20日 | 日々のこと
倉本裕基さんのピアノコンサートに行ってきた。誘われた時、とても辛いものがあった。まったく音楽には弱いのである。

ところがである。とても良かったのだ。「美しい音楽とやさしい語り口のトークは愉快でダジャレ付き」コンサートという硬い雰囲気なんか全然無いのだ。

東京工業大学卒業という、音楽以外にも数学、物理にも天才的才能を持つ異色の人らしい。年齢も55歳、大学院時代に物理をすてプロになり21年前にピアニストとしてデビューしたというようなお話しである。

倉本さんの人気は韓国の若者たちから広がり、逆輸入で日本でブレイクしたとのこと。先の韓国の純愛ドラマブームが一役かっていたのだろう。

その音楽は「自然」と「ロマンス」がテーマである。
美しい旋律と深く透明な調べは、心にやすらぎをもたらす。
私にはさらに睡眠をももたらしたが。

中でも「セカンド・ロマンス」の曲は、一番心を揺さぶられました。

人ごみをかき分けて、やっと手に入れたCDにその曲が入っていなかったのは残念でした。

非日常な経験でした。
                         美恵子
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ちいさな旅

2007年02月19日 | 
先週に続いて松本市の美ヶ原温泉に行ってきた。今回は女性15人の団体である。
2つのホテルを繫いで大改装したホテルであるので大きい。大きいということはお風呂までの距離も、宴会場までの距離も遠く迷路のようである。

どこかしこも大きな窓で、廊下も部屋も障子もカーテンも開け放たれている。
今夜の宿泊費の内この暖房費の占める割合は高いだろうなと思ったほどだ。
また2つを一つにしたことによる空間のムダが痛いたしい。

社員の教育も作法も申し分がない、建物も設備も十分、きれいで豪華だったけれど、感動がないのだ。社員がマニュアル化しているのだと思う。お出迎えも見送りもりっぱだけれど、心のふれあいがないのである。
ターゲットが個人客ではないということなんだろうなと思った。

ちいさな旅に私たちは何を求めるのであろうか。
                         美恵子
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藤沢周平の「蝉しぐれ」

2007年02月16日 | 読書
12日の朝のテレビ「おはよう日本」で藤沢周平を取り上げていたらしい。遅い朝食の食卓についたところで、女性が氏の代表的な時代長編小説「蝉しぐれ」について語っているところだった。彼女は同じ単行本を10冊も持っていた。蝉しぐれを読む時は真新しいページを繰りたいといっていたのが印象的だった。

何回も読み返す本私も何冊かはある。
それを手にとるのは、心になにかある時である。

彼女は人生の生き方を変えた、というようなことを言っていたと思うのだが、
それを見ながら私にそんな本があったかと考えてしまった。

10代20代は本漬けの日々を送ったが、その後は年に50冊から80冊がせいぜいである。その時々で感銘は受けているもののまだであってはいないということなのか、忘れてしまったのかも知れない。ちよっと寂しい気分になった。

それでも今月は電車での出張もあり、4冊読み終えた。でもまだベツトサイドは本の山である。
とりあえず「蝉しぐれ」は読んでみよう。そう思った朝だった。
                           美恵子



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星野リゾートの再生術・「夜まつり長者」

2007年02月14日 | 
連休に家族旅行にでかけた。最近両親が団体旅行を好まなくなり、年2回の私たちとの小旅行を楽しみにしていてくれる。

母のたっての希望で松本浅間温泉の「夜まつり長者」が宿泊先になった。息子ファミリーを加えて7人である。

母は1年前ここで2泊したのであるが、帰ってからもよかった、よかったを連発していたのである。

各地の旅館・ホテルが行き詰って久しい。この「夜まつり長者」もしかりだったところである。

軽井沢の星野リゾートが経営にのりだしたところである。テレビや雑誌にその経営方法がとりただされて、私も興味をもっていたところだったので、いちもにもなく賛成したのであった。

この星野リゾートはこの他に加賀山代温泉の「白銀屋」・奥入瀬の「渓流グランドホテル」・古牧温泉「古牧グランドホテル」・磐梯リゾート・北海道「アルファリゾート・トマム」・山梨の「リゾレーナ」の再生をてがけている。

再生の手法が気になっていたのであるが、今回成程、成程と納得してきた。

一言でいえば「感動」なのである。その感動がまた行きたいにつながるのである。

再生のキーワードは確かに「人」であった。前からの従業員をどこまで変えれるか、そしてどこまで変われるのかということだったような気がする。

あたたかい雰囲気なのである。どこか親戚の家に言ったような感じ。声をかけてくれる回数がずっと多くて、それがビジネスの雰囲気ではないのだ。

究極は名前の通り「長者」なのである。夜8時からロビーで縁日が開かれ、そこで10種類のケームをするのである。100人以上が子供心に返って競うのである。これが楽しいのだ。最後に賞金の小判が一番多い人が今夜の長者になり。スイートルームに移動してそして翌朝には鯛のお頭付きの朝食が用意されるのである。


建物の再生はごくわずかで、アルミサッシの窓を障子の枠でカバーしている程度だなと感じたけれど。楽しかったと思わせるものが確実にあるのである。
また行って私が長者になるんだと思わせるものが。

星野リゾートの若き社長の手腕に敬服した日であった。
機会があれば他の所にも行ってみたいものである。
                             美恵子
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