水廻りのトラブルすぐ対応します。

2007年06月30日 | 住まいづくり
熊谷さんが、我が社に入社してちょうど5年たった。前の会社が途中で請負制を導入したので雇用保険が切れてしまったいたが、60歳到達時賃金月額証明書の書類がようやく提出できるようになった。必要がないだろうと思いつつもそれでも作成した。

 彼は設備工事のエキスパートである。おかげでお客様から入る水廻りのトラブルに「すぐお伺いします」と即答ができる。

 寒冷地であってもソーラーサーキットの家は凍結の心配がないので、そのトラブルからは免除されているが、器機の老朽化に伴うトラブルは時期を選ばず突然に起こるものだ。日常生活に密着していて、日々欠かせないものだけに速い対応が一番喜ばれる。熊谷さんの人柄もあってお客様の信頼も厚い。

 この所水栓の交換とボイラーの交換が多い。それにIHに切り替えるお客様もいて、熊谷さんは大忙しである。
 みなさん困ったらいつでも連絡くださいね。熊谷さんがすぐ駆けつけますよ。
                       美恵子
 
 
 
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唐松集成材

2007年06月29日 | 信州の木材
マツミハウジングさんの「北海道産唐松を求める旅」の映像を興味深く拝見した。自慢にもならないが北海道は行ったことが無い。話しにきいていた、大根を蒔く様に平地に植えられた唐松というのが、長野県から見た北海道の植林事情だ。

 昭和30年代から長野県から唐松の苗木が、北海道、東北に運ばれ、戦後荒廃していた山々が唐松の人工林となった。15年前位まで、唐松の先進地である長野に北海道から視察に見えた。今の長野の悩みはいずれ北海道の悩みになりますよ、と申し上げた記憶があるが、ところが先の植林事情である。広大な土地である北海道はわりあい平地の植林が多く、出材コストが安い、そこへさらに人件費が安いという事情があり、長野県はそのために大いに苦しんできたが、消費地に近いという利点で輸送コストと小回りで生きてきたところである。

 いったん植林という人工の手を入りた以上、その後も間伐という手を入れていかねばならない。そうでないと映像でもあったとおり台風の強風で一面になぎ倒されてしまうのだ。山は木を育てるだけでない。水源地でもあり、さらに海の魚にだって影響を与えているのは、昨今は知られている。あわせて京都議定書以来の二酸化炭素も絡み、もう待ったなしの所へ来ている。

 一番の問題は需要なのだ。唐松は建築用材ではなく土木用材として使われている。だから公共事業が減ってこの唐松の間伐材のはけ口が極端に減った。幸いといえるかどうかだが、ロシア唐松の輸入も少なくなったが。

 建築材も世界の資源の流通事情もここへきて大きく変わった。さらに円安にユーロ高で外国からの輸入コストは嵩み、良材も少なくなつてきた。

 国産材に目が行き始めたのは当然のことである。ところがあまりにほおって置かれすぎた。供給体制がついていかない。もっともみんなが国産材といったら、山はたちまち禿山となろう。木を伐るコストよりも、その後植林し手を入れていくコストのほうが高いのではないかと思う。だから何十年経っても間伐という形でしかできないのが、現実ではなかろうか。

 唐松の現場で30年私が得た結論から言えば、建築材は最終的には集成材である。無垢では絶対量がないのだ。自国の資源を無駄なく使い切るためにも。強度は無垢材よりも勝る。これからの国産材の花形となろう。

 私は唐松が好きだ。戦後先人たちが険しい山々の峰まで植えた唐松。その思いを大切にしたい。1本でも多く市場にのせることが、その心に報いることと思って
唐松を扱ってきた。地元では昔から唐松の柱や桁が使われてきていたが、輸入材が入るようになって使う人がいなくなっていた。

 脱脂乾燥の技術の進歩が、唐松の建築材への道を開いてくれたのである。
10年前建てた当社の事務所もその表徴的なものである。
その土地で育った木はその風土にあう。
                        美恵子
 唐松を語ると長くなる。読んでいただいてありがとうございました。

 
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ビフォア・アンド・アフター

2007年06月28日 | 住まいづくり
 OBのお客様のアフターメンテナンスから始まった、我が社のリフォーム部門もはや7年を迎える。先日お引渡しが済んだK様のお嬢様からお礼状をいただいた。

 鉄骨の建物をリフームして美容室との併用住宅である。今まで屋根に断熱材も入っていなかったから寒さ暑さは大変なものだったろうと思う。開店の日が決まっていただけに工期管理が大変ではないかと危惧していたが、予定を半月も繰り上げて完成した。ビフォア・アンド・アフターの写真を見ながら社内で盛り上がった。
 
 見栄えもさるものながら、その住み心地に満足いただけるだろうと思う。
お礼状の最後に「井出さんってすごいですね」と書き添えてあった。井出さんとは
このお客様のプランからお見積そして完成までのすべてを担当した社員である。

 お客様に喜んでいただけた仕事ができてよかったね。と労おうと思ったら、一昨日ソフトボールで肉離れをおこして、ギブスで松葉杖でお休みである。
お引渡しの後でよかったね。
                        美恵子
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太陽光発電

2007年06月27日 | 住まいづくり
昨日の研修の最後に「太陽光発電」の勉強ががあった。長野県の佐久は日照率が一番いいとかで、このところ訪問販売が激しいらしい。我が家にも度々その手の営業が顔を出すらしい。小屋の屋根に太陽熱温水器を載せていると、関心が高いと思うらしくターゲットになるらしい。帰宅するとパンフレットや名詞があるので、今日もみえたのかなとその根気に感心してしまう。

 先日も建設業界ではない方が1KW100万位で契約をしている方がいますよと、びっくりするような話をしてくれた。どうも身近な方の話のようである。

 研修で話を聞きながら「シヤープ」のパンフレツトを眺めていたら、「1世帯当たりの年間消費電力 約5,500kwh」とあった。この数字は単純に一人暮らしの人も含めて割った数字だろう。一般の4人家族の数字ではこんなものではすまないと思う。
その数字の横には年間予測発電電力量が日本地図の上に各地ごとに書いてある。東京が4,386kwh多いのが広島の4981kwh。一見すると、ほぼ賄えるような錯覚を起さないだろうか。いや起させるように作ってあるといったほうが正しいだろう。さらにこの発電量は4kwのせた時の数字であると、小さな字で書いてはある。

 太陽光発電+オール電化で月18.220円お徳ですも、もちろん4kwhを載せた場合の数字である。効率よい向きに4kw載せられる屋根面積はと考えてしまった。

 化石燃料が高くなったから、余計にその当たりの心理をついてくるのかもしれないが、新築なら、屋根一体型とか費用対効果も考える方法もあるが、10年以上も経った家に、エコだ、灯油だといって薦める気にはなれなくて、同行営業をすすめる業者のアンケートにやる気はないと明言して帰ってきた。

 太陽電池生産量7年連続世界No1とうたうパンフレツトにも、消費者に錯覚させる数字が潜んでいる。太陽光発電は今後とも伸びていくことは間違いないが、跡でこんなはずではなかったと後悔しないだけの認識を持って選択する必要はあると思う。

 訪問販売は効率が悪いから、ОBのお客様を持つ私たちがそのターゲットになったのだと妙にスッキリしない研修になってしまった。
                           美恵子
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塀の高さ

2007年06月25日 | 住まいづくり
 我が家のブロック塀はご近所はじめ一般的なお宅よりも一段低い。南側が道路で西が水路で、子供が飛び出さないためにどうしても必要でつくったものである。

 毎日の車の出入にも、塀の高さというのは影響する。当初はそんなことを考えて低くしたものであるが、結果としてとても良かったと思う。植木の高さより低いので閉塞感がない。道を歩く人も庭木を眺めて楽しめる高さだ。

 先日、近所を散歩したら我が家とまったく同じ仕様の塀に出会いうれしくなった。ご近所の評価もよかったらしいと高得点のテストが返ってきた時のような喜びを感じた。
 塀をつくつて20年も経つ我が家以後建てられたご近所の塀の高さが低くなっているのは事実であるが、まったく同じには・・・恐れ入りました。

                           美恵子
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食だって安くていいものはない。

2007年06月22日 | 日々のこと
 肉の偽装の話を通勤途上のラジオで聞きながら、食の安全について考える。
あのうるさいといわれる生協さえも騙されていたのだから。

 職場で生協をとり始めたが、あまりに加工食品が多いのには驚いた。忙しい主婦が増えているということなのだろうが。大人だけの生活では加工食品は馴染まず、生協とも縁がきれた。

 シンプルな生活を目指しているいる身にとって、できるだけ手作りを目指す。
しょう油も味噌も母が頑張って作ってくれていたが、さすがにこの頃は止めている。スーパーで味噌やしょう油などの調味料は一番高いものを探す。煮干とかつおぶしで出しはとる。たとえあわただしく作る料理でも、出しや調味料が上等だとおいしくできるから。

 自分で作った味噌やしょう油の原価を知っていると、安い商品の中味はおのずと想像できる。安くていいものは食の世界でもありえないと思う。何十分の1の賃金の所から来たものであっても信じられない。

 スーパーで売っている肉にだって、混ぜ物が無いとは言えないかもしれないが、家族の健康のためにも、手づくりを心がけたいものだと思ったニュースだった。
お惣菜売り場にも影響がでるだろうな。
                            美恵子
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ストレス解消法

2007年06月22日 | 読書
 ターミメッシュ工事の2日目でしたが、午後小雨になりました。現場はテントをはって養生してあるので心配はないのですが。

 先日電車に乗る際になって、本を持つていないことに気づき、駅そなえの本を借りた。中味を見る間もなく1冊の文庫本を手にした。「誓いて我に告げよ」佐木隆三著 昭和30年に起きた強盗殺人の小説である。冤罪を扱ったものだが、実際は満期まで服役している。模範囚でありながら、最後まで自分の罪を認めなかったため仮釈放にもならなかったということらしい。
 
 折りしも冤罪の裁判がおこなわれていて、証人に当時の取調べの警察官をうんぬんの話をテレビで聞きながら本の内容を反すうしていた。

 松井さんのブログを見て「秘花」を買ってきた。昼休みに読んでいる。まだ世阿弥云々まで行かない、只ただ瀬戸内寂聴さんの文章に圧倒されているところである。

 ベットの横にはここ10日ばかり前から読んでいる「ダレカガナカニイネ・・・」
井上夢人があり、そのあい間に「ここまできた新常識 赤ちゃん学をしっていますか?」産経新聞の取材班を読んでいる。わが子には間に合わないけれど、孫のために読んでいるが、目からうろこのことが多い。

 いかに時間をつくるか、きゃらぶきだってタイマーを使いつつね同時進行でこなす。日々の生活大事にしながらたった一つ(?)の趣味である読書の時間を捻出する。読書は私の一番のストレス解消法である。

                        美恵子
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「ひ」と「し」

2007年06月21日 | 日々のこと
 ベビーブームです。佐久総合病院もいよいよ里帰り出産の制限をするとか。昨年よりも3割も多いんだそうです。これは近くの産婦人科医の事情に原因もあるのですが。どちらにしてもわたしの周りはおめでたが多いです。

 よそ様の赤ちゃんの名前に口出しは無用なのですが、思わず止めてといってしまいました。「姫佳ちゃん」です。

 高校生の頃英語の時間に指名を受けて英訳をした時、もう一度といわれてどこが間違っているのだろうと不思議に思いながらやり終えると、「ああ君は生粋の佐久っ子だね」と、続けて「「ひ」と「し」が反対だね」、と。
すごいショツク。それ以来意識をすればするほど反対になるらしい。
文章を打ってみるとさらによく分る。混乱している・・・・。

 それが姫佳ちゃんだなんて・・・・思わずお願いしちゃいました。
そんな訳だけではなかったけれど「杏佳ちゃん」になりました。

                           美恵子
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山椒の実

2007年06月20日 | 料理
 明日から解体か始まるお宅の確認に行ったみゆきさんが、「こうめ」「すぐり」「山椒の木」に・・・・と並べて、全部伐ってしまうそうです、と報告してくれた。

 えー山椒の木もなの。前日昨年の日記を見ていたら、山椒の実を採ったとあった。気にしていた矢先である。実なっていたかしら?。あーなっていました。

 現場は会社のすぐ裏のお宅。もう20年近くも住んでおられなかった。小雨の中行って見た。大きな栗の木がどーんとあり、長年家人不在であっただけに、ジャングル状態である。これでは無理なからぬと納得。

 山椒の実も成るは成っていましたよ、10房ほど。
気が付けば落ち着かないので、定時に退社して我が家の山椒の実を収穫した。
今年は裏作なのか、昨年の30分の1ぐらいしかない。
枝を1本1本裏返してもそんな程度。

 実を言うと、ものすごい虫嫌い。いるのよね、山椒の木には世にも恐ろしい形相なのが。この頃すごい才能を身に付けた。見つけない技術だ。同じ虫嫌いの娘は見つける技術で大騒ぎをする。かっての私だ。母は強しというけれど、虫が嫌いではもうつとまらない。いないと思わなきゃ木の下の草むしりなんかできない。
時たま虫を付けて家の中に入り、大騒ぎをして母に助けを求めるのは相変わらずであるが。
 
 山椒の実これを佃煮にして、冷凍保存するととても重宝。煮魚やお魚を使った散らし寿司に混ぜるとおいしさが一味アップする。

 娘の舅さんが大好物なのである。一つひとつ実をもいで今朝宅配便で送った。
あまりに少しでビックリされるかな。全部送ったんだけど300g位しかない。
                       美恵子
 
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山林買いませんか。

2007年06月19日 | 信州の木材
8000坪ばかりの山林を買わないかという話があり、早速見にいってきた。
住友林業さんが日本の0.1%の山林を所有しているという話を聞いたことがある。
木にまつわる仕事をしている方の中には、この頃積極的に山を買っている人がいるらしい。

 山は長年見捨てられてきたが、ここへ来て俄然注目を浴びはじめている。

 土地はともかく、木がどんなだかが自分の目で確かめて見たかった。写真で見た限りは40年生の唐松だった。

 しかし、その山には持主の愛情が少しも感じられなかった。手入れはともかく満足に木が植えられていなかった。
 雑木と藪ばかりが目についた。もっとも目の届く範囲だけだが。
事情があって20年前ぐらいに購入したものらしいが、その前の持主の時代からの問題だろう。

 今こうして荒れた山が多い。里山といえども人の手の入らない山は荒廃しているとしかいえない。植林したまま間伐もしていない山は、青々としていかにも自然たっぷりに見えるかもしれないが、台風などの強風にはめっぽう弱い。それが二次災害へと通じる。
 
 自国の山を原始林状態にして、よその国の木を使っているという時代は終わった。しかし現実は厳しい。今日また目のあたりにした。

 土手で黄色の木苺が熟していた。なつかしい味がした。8歳違うみゆきさんは食べたことがないと言った。やっぱり育った時代が違うんだ・・・・・。

 すっかりその気で見に行ったのに残念だった。・・・・・でも「山ふき」がいっぱいあった。きゃらぶきにいいかも。ああ転んでもただ起きない、主婦の目。

                           依田美恵子
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