
あれよあれよの米不足、そして高値安定から、小泉劇場の備蓄米放出。
米不足はここまでの事なのだろうか、という疑問が払拭できない。
毎日田んぼを見て暮らしている身であるから、毎年の出来具合は承知しているつもり。
農業従事者の高齢化は進み、後10年もしたら米作りができなくなる農家ばかり。機械化と委託が進み、たとえ若い物がいたとしても、米作りの経験のない人たちばかりだ。
農業法人の従業員を見れば、我が国の人たちではない人が多い。
構造改善した田んぼでさえ、軒並み休耕田になっていたから、いつか食糧難の時代は来るだろうと思っていたが、こんなに簡単に米騒動が起きるとはびっくりだ。
事が起きれば、最初に飢えるのは日本人と言われている。
食糧自給率がカロリーベースで38%・・・・・これは米があるからと理解していた。
実際は10%台だとも言われている。スーパーで売られている商品の産地国を見れば納得する。
政治家は誰も本気で心配していないように思える。
本当に食料が足りなくなったら、我が国はどこの誰に頭を下げて、代わりに何を差しだすのだろうか。
今月重い本も読んだ。
204 205 神の手 上下 久坂部羊 幻冬舎文庫
206 207 輪違屋糸里 上下 浅田次郎 文春文庫
208 広重と女八景 坂岡真 中公文庫
209 星の教室 高田郁 角川春樹事務所
210 沈む祖国を救うには 内田樹 マガジンハウス新書
211 いつかの岸辺に跳ねていく 加納朋子 幻冬舎文庫
お読みいただきありがとうございました。
ブログランキングに参加しています。お帰りになる前に下の3つのうちの一つにポチッをしていただけると何よりもうれしいです、お願いします。
中島木材のホームページは こちら