シチリアとナポリ・・・その17

2012年07月17日 | 
 マテーラからナポリへ260km。
いよいよナポリです。「ナポリを見て死ね」という言葉が浮かびます。期待に胸膨らみます。

 マテーラからナポリまで山岳地帯を横切るようです。時たま石切場があります。この国はほんと石でできてるんですねえ。

 橋梁にくると運転手さんはスピード落します。つなぎ目を通る時ガクンガクンとなるのでと気が付きました。車内はみんなシェスタの時間ですから。

 標識にようやくナポリの文字。街が近くなったのだろう工場が見えたり、風力発電も何基か。

 カプリ島が見えるようにり、住宅の屋根にトンボのようなテレビアンテナがいっぱい。

 ナポリのホテルは中心街にあり、便利の言い分部屋は狭いとのこと。添乗員氏にナポリの治安についてたっぷりレクチャーされたのでした。

 ここも路上に停まっている車がいっぱい。それでも車はシチリアよりもきれいに見えたけど、街の汚れはすごい!!

 ナポリがゴミにうずもれていたのは、ちょうど1年前らしい。今のナポリの街並には「ナポリを見て・・・」のフレーズはとても出てきそうにない。ごみの集積場はいっぱいだし、いたるところにスプレーの落書き、そして一番は石畳のつなぎ目いっぱいのタバコの吸殻。吸殻、この感覚理解できない。

 夕食は近くの官庁街のレストランで。シーフードスパゲッティと白身魚のアクアパッパとサラダ。

 夕食後治安を考えて空身でまだ明るい街に海辺まで行こうとしたのですが、なんとなく雰囲気が悪くてそうそうに引き返しました。日本名の鉄板焼きの店もあり、心が少し動いたりもしたのです。

 でもどうしても「マルガリータ」に挑戦したく、運転手さん推薦のお店のテラス席に座ったのでした。1品だけの注文は、日本でかけそばをひとつ頼んで、2人で分けるようななものですと添乗員氏は表現しました。それにしてもあまりにテーブルのすわりが悪いので、テーブルを見ているだけで酔ってしまいそう。周囲に注目されつつナプキンを挟んで調整する、なんでここまできてやってんのかしらと笑ってしまったのですが。

 もう1品は隣席の男性の席に運ばれてきたのを「デスワン」と至極簡単に決めました。アクアパッパでした。

 9時過ぎになってもレストランも路上も静かです、今夜イタリアとどこかの国のサッカー戦があるといっていました。やっぱりそうなんですね。

 レストランの横で地下鉄の工事をやっているのですが、クレーンが上がっていると心配で見上げてしまう距離、9時にそのクレーンも止まりました。なんでも工事が始まったら「舟」がでてきたのだ。どこをほじくっても遺跡だらけなんでしょうね。
  依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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