エコバックをいただいて。

2009年08月31日 | 日々のこと
赤ちゃんのマスクから、すっかりミシンづいた(有)吉澤建築の奥様八枝さんから、お手製のエコバックをいただいた。マーケツトに行く時は、しっかりと頭にあるのに、その他はお店に入って品物を受け取るまで忘れているのが買い物袋だ。

 それ用に最適のきれいな柄で、小さくたためてバックの隅にぴったり。おまけに洗濯できるというから重宝しそうだ。

 ミシン目もきれいで、本当に丁寧な仕事ぶり。彼女の性格そのものなんだなあーと、感心して眺めた。手間暇かけた物をありがとう。

 レジ袋を貰わなくなったら・・・・・困ることもある。採れた野菜を差し上げる時に不自由なのだ。今のところは長年のストックと紙袋を動員したりしている。この頃ではエコバックで渡して、後で返してもらっている。

 台風の進路が気になる。プルーンのシートをかけた後なので、到来をひたすら恐れている。まともに風速30メートルなんていったら、シートは吹き飛ばされてしまう。あの作業をもう一度なんてこりごりだから。

 昼のニュースで千葉は吹き荒れていた。どちらでも被害がないことを祈るばかりである。
依田 美恵子

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山谷農場

2009年08月30日 | 日々のこと
この頃私のブログの「山谷農場」にアクセスが多い。山谷農場は路上生活者支援をしている。このところ炊き出し用の米が足りないと聞く。

 先日パートナー会社さんの社員が、食料の支援を申し出てくれた。毛布や冬用のジャンバーもと。

 本当にありがたいと思う。
依田 美恵子

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プルーンのシートがけ

2009年08月29日 | 家事のこと
 週末まで持つと思っていた天気が、一日前倒しで崩れそうな天気図だ。25日までにプルーンにシートをかけるようにと、再三有線放送が流していた。今年は1週間ほど急いでいるのだという。

 息子の手がないことには、どうあがいても無理なので、ひたすら週末まで雨がふらないことを願っていたのに・・・・。金曜の午後、父の夫と3人でとにかくできる範囲で始めたのだった。

 今年は春先の霜害で、実の付きは半分位。熟し始める時期雨にあうと割れてしまう。カリフォルニアプルーンと良く聞くが、この果物本当に雨に弱いのである。

 このシートがけが、大仕事なのである。年々体力が落ちてきている3人である。木は毎年剪定をしているとはいえ、右肩上がりに大きくなってきているから・・・・。それでもまがりなりにも半分かけた。

 今朝起きたら、息子がもう来ていた。

 息子ひとり加わっただけで、100人力という言葉通りにスムーズに事は進む。脚立の上り下りも軽やかに、高い所もスイスイだ。3人でひたすらその姿を眺めている。

 世代の交代・・・・なんだろうな。

 自分ではまだまだ若いと思っていても、それは親世代と比較するからだけ。目の前の現実はまさしく現実そのものだった。

 2時間ほどで終わった。ただ眺めていただけのような私でも、一人前に疲れた。
こんなに体力が落ちていて、収穫大丈夫かなーと、日頃身体を鍛錬しなかった日々を悔いた。
依田 美恵子

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手習の年齢になって。

2009年08月28日 | 日々のこと
 社長の特製花壇の「ペチュニア」・・・・ズーッと手入れをし続けた。と言っても咲いた花をカットしただけたけど。カットすると脇目がどんどん出てきて、花の数がうなぎ上りに増えた。するとカットする花が増えてという悪(?)循環に陥った。

 毎朝30分で一回りできな~い。体験ハウスは2日に1度しか手がまわらない。
お陰で色が黒くなった私。もうこれは趣味の世界だ。

 友人との昼食会。最近開店した白を基調に内装されたお店、佐久に今までに無かったタイプのおしゃれなお店。平日なのにどのテーブルも女性のグループで満席。
驚いたねー、とみんな同じ感想をもらす。予約したから席があったけど・・・と今日のお当番も言う。

 とりあえずとメニューを開くが、すぐに決めるのが大変と、とにかくお勧めのランチを頼んでおしゃべりが始まった。ランチについているサラダバー用の冷やした
お皿が出て・・・・佐久には無かったわーと小さな感動。

 主婦のランチ、男性の「今夜一杯どう?」と同じレベルなんだろうな。

 今仕事以外に何の趣味をもっているかが話題になる。○○の手習いの時期が十分に来ているけれど、始めるには何らかのエネルギーがいる。

 身体にいいこと何もしていない身には、友人のやっている太極拳もフラダンスにも心引かれるが、身体を動かすことが基本的に好きでないからどうも手も足も出ない。

 これが源氏物語を読む会をこれから立ち上がるなんて言ったら、2つ返事なんだけどな。

 人生折り返し地点まで来たなと実感した40歳の頃、固く心に決めたことがある。もう嫌いなことはしないと。もちろん趣味に関してだけど。・・・・その頃地域の友人たちと公民館活動で、大正琴を習っていた。手首に怪我をして暫く休んだら、ますます付いていけなかった。所詮歌と踊りと鳴り物は苦手だ。それを止めた時の開放感・・・・趣味に我慢は禁物だと。

 早期退職した友人は、今までの元を取るかのように、あらゆる習い事に手を出していた。本当に好きなものを見つけるまではその手もありかなー。

 そうこう言いつつ、もう何年も助走時間を無駄にしている私・・・・情ないよね・・・趣味が草むしりでは。

                      依田 美恵子

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おんぶと少子化・・・関係ありやか?

2009年08月27日 | 日々のこと
昨今、赤ちゃんをおんぶしているお母さんを、とんと見かけなくなった。

 20年前のヨーロッパ、みんな乳母車で一様に口乳首のようなものをくわえさせていた。民族の違いだあーと思っていたら、急速に日本でも同様になったようだ。

 その昔大阪の千日デパート火災で、多くの方が亡くなられた。その時子供連れのお母さんが、逃げ惑いながら、わが子の手と思って握っていたものは履物だった、という悲痛な経験談を読んだことがあった。

 おんぶしていたら・・・とその方は語っていたのだろう。私が子供を持つ時代は首が据われば、背負うものと相場が決まっていた。そうでないと家事も仕事もできなかったし。

 また子供を寝かしつける時は最高の方法だった。

 子供を連れて外出する際は、かなり大きくなるまで、必ず持参し枕元において寝たものだった。これはまさしく千日デパートの教訓からだ。

 しかしおぶわれたことのない子どもは、物心つくようになっておんぶしょうとすると、とても嫌がる。

 下の孫が生まれる時、2歳の孫を預かった。おぶって寝せつけようとすると、ろくに回らない口と手まねで、おぶわれることが嫌だという。

 子供も1人のうちはいいが、2人ともなると、外出時それはそれは大変だと思う。幼い方を背負えば、上の子の手をひくことができるが、下の子がベビーカーだと、上の子は手放し状態となる。

 背負っていた私たちの時代の方が、外出ももっと楽だったし、活動範囲も広かったような気がするけれど・・・・これは単なる年齢のせいかな。

 それにしても「おんぶにだっこ」という言葉は・・・・近い内に死語になるかもしれない。

 少子化でおんぶが無くなったのか、おんぶしないから少子化なのか、核家族が増えた今、まんざらの考察でもあるまい。

 いずれ「全部おんぶにだっこでしょう」なんて使い方も、理解の範疇でなくなる日も近いかも。
依田 美恵子

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もったいなくて飲めないお酒

2009年08月26日 | 日々のこと
先週建前だったG様から、お祝いのお酒をいただいた。G様の家づくりにかける思いが伝わってくる「お酒」である。

 お酒も特別なら、そのラベルもひとしお特別である。
「いい家が欲しい」と会のロゴマークが祝上棟の横に入っていた。そして「怪我のないように」という思いも入れてくださった。

 G様との出会いは「いい家が欲しい」から始まっているから、まさしくその象徴とも言えるこれらの仕掛けは、いい家をつくって欲しいという、私たちに向けたメッセージであると思う。

 家づくりに対して、これほどまでに真摯に研究なされた方は、当社で家を建てられる方は皆さん研究したり、勉強したりしておられるが、1、2位をあらそわれるであろう。

 工法と共に、ハウスメーカーをはじめ地域近在の工務店の現場を見られ、職人の技術までもチェックなされていた。

 みゆきさんが、「あんまり勉強しすぎると建てられなくなりますよ」と冗談にお話ししたこともあった位だった。

 G様は、「いろんなことを勉強した上で、納得して建てたい」という趣旨のお話をされたがある。・・・2年も前のお話で正確に文章で表せないけれど。

 そんな長い時間を経て、当社をご指名いただいた時、そういう意味で「身の引き締まる」思いもしたのも事実だ。

 そしてようやく建前を迎えた。今まで平面だったものが立体になり、より具体的に見えるようになり、G様ご家族も1日1日少しずつだが、着実に進む作業を楽しみにされるだろう。

 お客様にとって一生に一度の大仕事であり、夢の実現である。私たちはその夢の実現に向けて誠意をもって全力を尽くしお応えするばかりである。

 このお酒は社長がいただいたもの、下戸の社長は私に回してくれた。このラベルを見たらもったいなくて飲めないのよね~。
依田 美恵子

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秋の到来と選挙に思う

2009年08月25日 | 日々のこと
窓も開けないのに素足の足が涼しいと感じたら信州の夏は終わる。朝の温度が20度を割り急速に涼しさを増した。

 今年はプルーンが1週間急いでいるという。うそーでしょう!昨年並かと思って予定を入れてしまった。・・・・もうすぐ農家の嫁さんをやる私。農耕民族の血が十分流れているらしく、これがまた楽しい。

 我が家の塀に選挙のポスターの掲示板がある。日曜日、濡れ縁の掃除をしながら、掲示板を眺めるカップルの話を聞くともなしに聞いていた。

 個人名と政党名両方かくんだよねえーと、初めて選挙に行くかのような若い男性の言葉。続けてもう決めたの?と一足先に掲示板を離れた彼女に聞いている。○○さんに決めているわーと言ったらしい彼女の声。

 あのさー、うちのおじいちゃん○○さんと知り合いなのー、とこれまた男性。知り合いじゃあないわよー。だって香典きていたんじゃあーないかー、あー香典じゃあなくてー(それは弔電というのよ・・・・と私が心の中で)

 ふーん、選挙ってこういうことが票になるのかなんて感心。こういうのを情実縁故選挙というんだー。お金がかかるのも道理だね。

 この頃の各党のマニフェスト・・・・なにかちょっとこんなに大丈夫かなと思わせるけど。

 信濃毎日新聞24日の月曜評論で学習院大教授の佐々木毅氏が今回の選挙について
書いていた。


 佐々木氏は「政治的な選択はベストの選択ではなく、精々のところベターの選択であり、実際には『悪さ加減』の選択」であるという。

 過度の期待と投げやりな失望とは同じ病根を持っている。従って求められるのは「悪さ加減」の微妙な差を見分けること、その上で着実に一歩一歩前進することを期待することだという。

 もう一つの判断材料は過去になる。確実でない未来の約束よりも過去の実績の方が判断材料として当てになるというのは健全な常識であり、実績評価が厳しければ政権選択選挙はそれだけ政権交代選挙になっていく。

 ・・・・着実に課題に取り組むことを政治に期待する世論が日本にも出現しつつあるように見える。その意味では政治家もマスコミも、そして政治学者も問われる、興味深い総選挙ではなかろうか。 以上抜粋

 前回の選挙私たちは劇場の観客者であったような気がする。どちらが政権をとるにしても、今回の選択は己に対して未来の痛みを受け入れることも前提とした1票と覚悟すべきのような気がする。自分の国のことは自分のこと・・・・その認識があまりにも無さすぎたにちがいない。
依田 美恵子

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佐久の13蔵元のお酒を楽しむ会

2009年08月25日 | 日々のこと
お遣い物を買いに飛び込んだ馴染みの酒屋さんで、「SAKE TERRACE in パラダ」のご案内をいただいた。

 SAKEはすぐわかったけれど、TERRACEと何のことと思ったけど、教養(?)がじゃまして聞けなかった(笑)。

 佐久には13の蔵元がある酒処である。その13の蔵元の若手集団である佐久若葉会が「日本酒のある居心地の良い空間」をテーマに新しい日本酒スタイル「SAKE TERRACE」を提案するのだという。

 会場は南パラダのレストラン「ラ・ズッカ」で9月25・26日の両日6時半から8時半まで。生演奏のジャズ付きでお一人様4000円。これは食事代のみの金額で、お酒は会からのサービスという、お酒愛好家にとって13の蔵元のお酒一同に味わえる貴重なチャンスである。

 自慢ではないが(しているか)、利き酒師の資格を持つ(お情でもらった)私としては、興味津々のところである。

 夫を誘うと、ホイホイ乗ってくれたので、申し込むことにした。

 1日80名の完全予約制で先着順。料理は地産地消にこだわった和を中心としたメニュー・ジエビ料理(私これが苦手)や甘酒(もっと苦手)も有とのこと。

 佐久平駅・中込駅・軽井沢駅南口からの送迎バスもある。
 
 パラダは我が家の裏庭みたいなもの。
 
 どうですか、ご一緒する方ありませんか。・・・・誘っていますよ~。

 お申込・お問合せは:佐久若葉会事務局 0267-67-9040へ

 当日会場で、お声かけてくださいね。

 依田 美恵子

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私もSA-SHEの家に住みたい!!!!

2009年08月24日 | 住まいづくり
世の中の主婦は毎日どのように掃除をしているのだろうか。お盆に里帰りした娘はダニアレルギーだ。だからお布団も階下の押入には入れないで、2階の日当たりのいい部屋に特別保存して寝かせているのに・・・・それでも、朝になるとポリポリと掻きまくっている。

 部屋の掃除だってしっかりしているつもりなのに・・・・と思っていた。

 この休み、畳を拭こうかと思い奥座敷に入った、ついでに照明器具のほこりを払おうとして、目にはいったのだ・・・・・!!!!。何これっ??。

 柱がかびているのだ。米ヒバの白木の柱に黒いシミ。見渡せば内法も長押もだ。
奥座敷はまさに押入状態可しているということだ。

 これだもの、続きの間に寝た娘の調子が悪くなるのも道理だわ、と納得。

 表の間はかびていないが、結露が発生するところはかびている事が判明、こうなりゃあやるしかないと・・・・もちだしたのは、お得意のハイター。

 さっそく母の縫った雑巾にかなり濃い目のハイターを含ませ・・・・最初はおそるおそる拭いた。築30年近くになれば・・・どーってことないよね・・・・と。

 さすがに奥に染み込んだシミのすべてがとれる訳はないが、点点点とした黒さは見えなくなった。

 リフォームで柱の「洗い」という作業があるが、塗装屋さんの仕事だが、こんなのもやってくれるかもしれないと、やった後で気がついた。

 廊下のワックスがけも、居間の前の濡れ縁も磨いた。玄関のサッシも唐紙の縁も磨き・・・・浴室の入口戸の溝・・・これも気になっていたのだ。おまけにこの戸の横桟の掃除のやりにくいことこの上ない。だれもバス自体はしっかり選んでも、入口の戸の形状なんて、掃除の観点から選んでいるのかしら・・・・掃除のしやすい設計してよー、と内心毒づいた。

 本当に1日掃除に明け暮れた・・・・公民館の掃除当番もあった・・・・のに、全部やり終えなかった。・・・・こんなバカデカイ家・・・今度は絶対つくらないと心に決めた。

 いゃあ一番の欠点は、家のつくりなんだろうな。

 私もSA-SHEの家に住みたい!!!!。

 
                   依田 美恵子

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浴衣の肩上げ・腰上げを覚えた日

2009年08月23日 | 日々のこと
花火大会に行くのに、娘が4歳の孫娘に浴衣を着せたいという。「昔、私が着たので」という。確か捨てがたくとってあったはず。

 背丈をあわせようとしても、当人は嫌がって袖も通さない。それでも気が変ればと思いつつ、「肩上げ」と「腰上げ」をする。

 お裁縫が嫌いとは母が私に言った言葉、その前にもう一言が付いた。本を読む女は・・・・と。否定はしなかったけど、気にはした。

 だから高校卒業から大学の春・夏休みは実家の近くのお針の先生のもとに通った。着物は大好きだったから、自分の物が縫えれば・・・という誇大なる夢を持っていた。

 ところが教えてもらっても、布地の断ちが理解できない。百科辞典みれば、自分で断てるのに、経験から打ち出されたものの教えられ方は、1度や2度では理解ができない。

 それでも、肌着から浴衣まではスムーズだったのに、袷で挫折した。

 仕事を持つようになっても暫くは夜通ったが、自分の能力の限界を感じた。

 学生時代、寮でラジオの野球中継を初めて聞いた。用はテレビが禁止だから。

 巨人の堀内投手が大きな帽子を被り、1球投げるごとに、帽子を落としていた。解説者が「川上監督(だったよね)もちゃんとしたサイズの帽子を買ってあげたら」なんて言っていた。寮生活を思い出すと、私はひたすら運針をしながら聞いていたこの日のことが思い出される。

 初めて東京で夏を過ごした年。実習で帰省もできずに、呉服屋さんで2週間アルバイトをした。

 子供の浴衣が売れると・・・当時の若いお母さんも肩上げ・腰上げができないから・・・裏方でアルバイトの私が教えられたとおりに針を運ぶ。

 この経験がなかったら、絶対できないと自信を持って言える。おまけに今までは母頼みですんだから。

 どんな経験でも無駄にはならないと、今頃になってそう思う。

                   依田 美恵子

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