キキョウ・カルカヤ・オミナエシ

2012年07月30日 | 日々のこと
雷3日といいますが、浅間山の上に入道雲が立っています。今日の夕立は早そうです。

 先日お客様とお話していて、言葉のつぎほに「あの花がオミナエシですが、ご存知ですか?」と申し上げました。

 「いやあ、言葉と実物が合いました」と。

 50代半ばのお客様は、これまでの人生で花に関心を向けることなどなかったと語られました。企業戦士なのですね。

 私とて仕事をしながら子育ての30代など、花など愛でている心のゆとりなんかありませんでしたもの、と言葉を返しました。

 でも私が小学生だった頃は、唐松の植林もすべての山におよんでいませんでしたから、南の山が今頃の季節には一面のオミナエシで黄色くなったのを覚えています。

 そうそう6月始めには野アヤメの群生で水色だったことも思い出されるのでした。

 この佐久地方は8月1日がお墓参りの慣習があり、お休みの企業も多いのです。
このお墓参りの為の花取りが、7月29日だったか30日でした。子供たちが背負いかごを背負って、思い思いの花の場所に出かけるのでした。

 私はこの行事がことのほか好きでした。

 湿地帯に咲く花も、山に咲く花も丘にさく花も、どれほどにか美しかったでしょう。
一番は「白い山百合」です。この白い花が目に入ろうものなら、一山でも2山でも一直線に目指したものでした。

 花だけではなく、根を持ち帰って庭に移植をしたものです。この白百合を100本植えたいと頑張っていたのは、隣の家の3歳上のお姉さんでした。

 私も負けまいと庭にあらゆる花を植えたものでした。

 どれだけ山の中を飛び歩いたものか、こんなこと我が子にも孫にもさせられる勇気が今の私にあるでしょうか(笑)

 この季節が山の緑は一番濃く元気なのです。そしてお盆が過ぎて台風でもこようものなら、山の木々は荒れていくのです。

 居間が一番美しい時、こんな季節花を求めてあるいてみたいものです。

 キキョウ・オミナエシ・ノハナショウブ・ナデシコ・トラノオ・ヤマオダマキ・コオニユリ・ミソハギ・キンミズシキ・ワレモコウ・シラヤマギク・ノコギリソウ・シモツケソウ・ゲンノショウコ・・・名前の知らない花が数々で・・・。

                        依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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