シチリアとナポリ・・・その22

2012年07月22日 | 
 峠を越えるとエスピオ山が紫色の輪郭を見せます。栗の花が満開です。一瞬その花の香りが車内に入り込んだような錯覚がしました。バスの前方が下がり始めました。

 木のない山ばかり見ていたので、こんな山が新鮮です。それでも建築材になるような木はありません。まさに雑木の山です。それでも途中10cm位の皮を剥いた木が立てかけられていました。足場丸太にでも使うのでしょうか。

 本当に自然にはえたままの山で、人の手が入ったようには見えません。やっぱり石の文化の国です。

 シェスタ中の村は人っ子一人みえません、村全てがまさしく眠っているようです。こんな時間帯に飛び歩くのは観光客だけかもしれません。

バスの中もシェスタで半数の人が眠っています。明日は帰国です、それぞれがそれなりに疲れているのでしょう。

 急峻な山肌にへばりつくような畑があります。ずっと平らな機械化された農地を見てきた目にも、こんな過酷な条件の農地を守る人々の気合を感じます。かといってそこが十分な手が入っているという訳でもなく、過疎化の現実も見え隠れしています。

 ナポリに入りました。かって露地にはためく洗濯物のイメージがありましたが、今では見ることができるのは稀のようです。古い石畳の道路は凹凸があり、バスも大きく揺れ続けます、マツサージ道路と言われているとか。

 4時にホテルに到着です。本日の夕食はツアーにはついていません。運転手さんお薦めのレストランと中華料理の組に分かれました。7時半の夕食まで荷物の整理をし休むことにしました。そろそろ帰ってからの予定が気になり始めているのです。

 最後の夕食は添乗員氏にメニュー選びを手伝ってもらって、3組6人で大いに盛り上がったのでした。もうこれだけあれば十分という山盛の前菜に、シーフードスパゲテイに白ワイン・・・1リットル10ユーロでした。

 素敵な同行者に恵まれた旅行でした。まさしく旅は道連れですものね。ご一緒いただいた皆さんどうもありがとうございました。どこかでまたお会いできればうれしいです。

                     依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


【 中島木材のホームページは こちら


ブログランキングに参加しています。ポチっとお願いします。
ポチットお願い!にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村 住まいブログ
ブログランキング・にほんブログ<br>
<br>

</div>
</div>
<!-- /entry-body -->

  <!-- entry-bottom -->
  <div class=
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする