トルコの旅17・・・・いよいよイスタンブールです。

2011年06月30日 | 
イスタンブールに入る前40km、渋滞が心配なのでトイレ休憩をと言われても甘くみていました。ビルの乱立みたいにマンションの建築が進んでいます。

 若い高度成長の国です。道路の状態がとっても良くてと思っていたら、高速をおりましたら・・・・そしたら・・・・渋滞です。

 スピードが落ちると選挙のポスターが目に入ります。現職が実際より若めでやさしそうに見えます。

 イスタンブールに入ったら人口密度が急に上がり、地方を走っていた時は車が無いんではないかと思えるレベルだったのに、車・車・黄色いタクシー・タクシーです。

 そして屋根の太陽熱温水器が消えました。

 1923年にアンカラに移るまで人口1200万人の大都市は世界で一番長く首都であった街です。

 この街に戻ってきてようやくイスラムの国にきたという感じが少しはしたのでした。
車のスピードが落ちると看板の文字が読めます。アルファベツト表示です。建国の時にアタチュルクがそうさせたのだそうです。

 なんかイスラムというよりヨーロッパに近いと文字からも感じます。英語もいっぱい入っています。アルファベットだと、暇に任せて読んじゃうんですね(笑)

 何をどう順番に回ったのか、自分でも定かではありません。人混みの中、はぐれまいと、見逃すまいとの二つの中で、強行軍はいろんな場所を見せてくれます。

 ビザンチン帝国時代の地下貯水施設。長さ141m、幅73メートル、高さ8mの空間です。今その水に鯉と日本からの金魚も泳いでいます。それにしても凄い技術です。
中に入って・・・・昔というかそんなに前では無いけれど、テレビで見た記憶がよみがえってきました。

 柱の形が様々なのは、ローマ時代の神殿からの流用だからとか。メドゥーサの頭部が逆さや横向きに柱の基部に使われているのを見た時は、長い時間のなせる人々の行いの不思議さに、発想の転換を迫られる心境でした。

 トルコはマロングラッセも有名ですとは聞いたけど、街角の焼き栗のことを聞き間違えたかと、街角で見る焼き栗に心惹かれるのですが・・・・はぐれそうで。

 帰ってきてから、本当に焼き栗ではないマロングラッセは有名なのだと知りました・・・・食べ損ねました(泣)。

 ブルーモスク、正式名はスルタンアフメット・ジャミイ。1616年に7年かけて完成されたもの。やっとイルラムトルコに出会えたあーと思いましたよ。6本のミナーレが目を引きます。高さ43m直径27.5mの台トームに4つの副トーム、30の小ドームを持つ。

 ステンドグラスの窓に内壁のイズニックタイルの美しさ。これが出来た時の美しさはどんなだっただろうと400年の時を経ても魅了してやまないモスクを言葉を失って立ち尽くしたのでした。

 目立たないところに一部、完成した当時は「こんな色」だったというタイルがありました、たしかにそれは色鮮やかです・・・・ブルーモスクと呼ばれたわけです。

依田美恵子

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松本震度5強・・・・速報

2011年06月30日 | 日々のこと
6月30日朝8時頃の長野県松本市周辺、震度5強の地震発生。平田の親戚の話。
テレビ・タンスが倒れ、食器が飛び出し、冷蔵庫からも物が飛び出し・神棚も落ちて・棚の上のものは落下、瓦が落下。余震の心配もあるので、外には出ず。幸い怪我はないとか。
 あちこちからの電話の対応で追われているらしい。

 瓦・・・・2~3枚落ちた程度ならいいけれど、そんなはずはないかも。
こちらから屋根やさん向けますから、様子知らせてと連絡しました。

 佐久も少しは揺れましたが、松本の割りには穏やかでした。
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情報の消えた日を想像して。

2011年06月29日 | 日々のこと
みゆきさんがパソコンが調子が悪いわ、なんて言っていたと思ったら、いよいよ立ち上がらなくなった。メンテナンスを依頼しているパスカルさんが来てくださったが、どうしょうも無いことが判明。

 問題は中のデータ。それにしても日進月歩の時代とはいえ、保存しているものが今や過去形、う~ん、やっぱり確実はペーパー化か。

 新しいパソコンは発注から2週間、そんな・・・そんな・・・待てるわけが無い。
在庫でもなんでもと藁にもすがる思いだけど・・・・・。

 あら名案、夫のパソコンである。つい最近購入したところ容量もあるし・・・いいじゃん。

 この頃旅行記を打っているけれど、まあ締切があるはずのものでなし、と勝手に提案。

 かくして取り付けたのに、今朝はみんなのパソコンのインターネットが繫がらない。
もう仕事にならない。メールも見れないし、書類もできないし・・・・。

 パスカルさんとNТТさんのご活躍で午後には復帰、どうして重なるんだろう。
2階の事務所では若林さんのプリンターが故障。修理代と購入で大きな差はなし・・・となれば結論は早い。安くもなったけど丈夫になったとは言えないのが、悩みだわね。

 それにしてもパソコン無しで仕事ができない時代がくるなんて・・・・信じたくないわ。

 ペーパーレス化なんて言葉、今や死語かもしれない。確実な保存はやっぱり印刷しかないかも、とびっしり入っている情報の消えた日を想像して涼しくなったのでした。
                依田美恵子

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トルコの旅16・・・・なかなか着かないイスタンブール

2011年06月29日 | 
 おみやげは何も買わないと決めていたけど、まず塩が2㎏にナッツが1kgに、にわか勉強用に求める日本語で書かれた本なので、着実に重くなっていくトランク。

 ツアーのすばらしい所は自分で荷物を持たなくていいとこかも。

 まあ出発前に入れては出しの繰返しで極端に減らしてきたから、特にドレスアップ用をだ。

 9組のご夫婦と4人のグループが男女2組とまことにバランスのよい人数だった。

 「私、そんなに洋服持ってきてなくて」と打ち明けられたのは、リゾートホテルの夕食時のグループで参加された皆さんのドレスアップがすばらしかったからでした。

 大丈夫ですよ、私だって同じですから。それにあの皆さんはお仲間の中で競っていらっしゃるのですから・・・と。

 その方たち、最初からお荷物の数が違いましたから、旅の目的の一部が違うのですから、お気になされないで・・・・。

 また早起きです。ナクセスよりフェリーでヨーロッパ側に渡ります。2階のテラスでチャイを飲んで、おだやかな海峡を眺めていました。売店のコーラやファンタは世界中どこでもあります。

 SAND WICHは分かります、TONWICHって何?見た目はサンドイッチなんだけどなあー。

 まあお聞きすれば何のことは無い、ツナサンドのことでした。

 甲板に出たら、男性に話しかけられました。チャイをご馳走してくれると言います。もう飲みましたからと遠慮すると、ミネラルウォーターをもう強引に持たせてくれました。一緒に写真を撮ろうと言われて、私のノートに住所を書いてくれました。

 その住所が5行もあって、どこが名前なのか住所なのか・・・・ガイド氏に解読たのみました。結論から言えば、コピーして貼付とパソコン並みの判断です。
 電話番号まで書いてもらったのですが・・・・ジェスチャー交りの会話しかできない身では、使えませんからね。

 船を降りて暫く内陸に向かった後エーゲ海に沿って走るのでした。初めて水田を見ました。田植えシーズンのようです。何でも作っているのですね。

 外は暑いのにバスの中は寒いのです。膝掛けして上着を着てもです。隣のシートの女性はコートを掛けストールを2枚も巻きつけてセーターまで羽織っています。

 もう寒~い、と悲鳴をあげました、が一段低い運転席は陽をまとも受けるので暑いのだとか。この落差なんとかして~!! 

 結局ドライブインで大判のスカーフを購入。寒いのだけは我慢できないのです。
こうやってどうでもいい「おみやげ」が増えていくんです。

 食事時の飲み物リストに「アイアン」なるものがあります。ヨーグルトを薄めて塩味を付けたものだそうです。試さないもなんなので、試してみました。まあー初めてのお味です。難も可もなくといったところでしょうか。

 もう一つ「ラク」というワインにアニスという薬草を入れて作る飲み物。くせがあるので、と聞いただけで遠慮してしまったのですが、松脂のお酒と勘違いしていたのかもしれません。
                  依田美恵子

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高齢社会と車

2011年06月28日 | 日々のこと
 役所に調べ物に出ていた私に、電話が入りました。けい子さんから「お父さんが事故に巻き込まれたようだから・・・・」と。

 事態がつかめぬままに現場に急ぎます。怪我がないことだけを祈って。
目の前を救急車が行きます。同じ方向に行くのかと心臓がパクパクします。

 到着した時、おまわりさんが着いて事故車を移動させているところでした。父が無事にその場にいるのを見た時、力が抜ける思いでした。

 交差点で信号無視の車に飛び込まれたとか。お相手は90歳に手が届きそうな高齢者です。

 保険会社と修理工場の手配をして、ようやくに事情聴取が終わったおじさんに「お怪我がなくて何よりでしたね。どちらの保険会社ですか」とお尋ねしましたら、一瞬の間のあと「廃車にするつもりだったから・・・・更新しなかったので・・・」と。私目を白黒です。

 信号無視は100%割合ですから・・・・・。

 ご家族にご連絡できますか、と伺えば息子さんは都会にいらっしゃるとのこと。
「兄弟に連絡したから・・・・」と。

 ご本人も駆けつけた弟さんも、みんな知り合いの知り合いは知り合いでという中です。

 父の車は、どう見ても修理しないほうがベターかな・・・・、相手の車は後部の座席がへこんでいます。ほんのちょっとずれたら運転席です。

 そうなれば、どっちに非があろうと怪我人がでたら、こんな悠長な「知り合いの知り合いの」なんてお話していられません。

 前日息子さんがきていて、「絶対車には乗ってはいけない」と言って帰られたとのこと。でもねえ・・・・近くにお店が無い今、買い物難民なんだよね。

 歩けないけど、車ならという方が大勢いるのだと思う、高齢社会とはそういうもの。

 お互いいつ加害者になってしまうかも分からないのが車社会。お互いに怪我がなくて本当によかった。

 息子さんも何回も電話をくださって気遣ってくださる。車もそれなりの形でかたがつくでしょう。

 それ以来信号が青でも飛び込んでくる車がないかをチェックしている私です。
              依田美恵子

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トルコの旅15・・・・・チャナッカレ リゾートホテル

2011年06月28日 | 
 チャナッカレの郊外のリゾートホテル、目前にショツピングセンター。持ち込みはいけませんよと注意が入る。それでもショツピングセンターがあれば覗いて見たい。

 野菜や魚のデスプレイがおもしろい。カメラに収めたいけど、ОKかと問えばNОが返ってきてしまうんだなあ。

 びっくりするのはカートがみんなでかい。ちょっぴりしか買わないから困るんだよね。小さなかごもあるよ、と夫が探し出したけど、レジ台を過ぎると、警告音がするんだね。歩行者の出入り口はカートが出せないように小柱がたっているし、さらにびっくりは子供に店内でお菓子の袋をピリッと破って与えている親。会計してないうちにだよ~~。所変わればだねえ。

 チャナッカレはイスラムはフリーな地域とかで、スカーフ姿の人が少ない。年配のご婦人の後に立って何気なしに足元を見て気がついた。他の地域は足元までの上着だったけど、こちらは7分丈。その上着の裾から覗くパンツがお尻の部分が垂れ下がっているのだ・・・・これって座る時に便利からなのかなー、と想像力を働かせたのでした。

 チャナッカレにはマグロの缶詰工場があり、日本に輸出しているんですって、今度缶詰の後見てみよう。

 夕食はホテルでビッフェスタイルです。食べ過ぎないこと、これがとっても大事なこと。頭では分かっているんだけど、トルコはお野菜の料理がおいしいのだ。ちょっとずっのつもりでもけっこう多いかも。それでも日毎に保守的になってきて・・・・トマト料理だけチョイスしたりして。

 夕食後О様ご夫妻と海辺を散歩、人口の砂浜に下りて昨日に続いて夕日を眺める。落日寸前の太陽の大きいこと。サマータイムってこういうことなのね、と思うのはカンカンと陽がさしている時間にマーケット横のお子様コーナーで若いご夫婦達が子供を遊ばせているのを見た時、そして8時半に沈む夕日を見た時。

 ドライブインでトルコ料理の本を見つけました。ナスやトマトの料理がうれしいのと、香辛料の冒険ができないでいる私の教科書として20リラで求めたのでした。

 ようやく6日目にして時差に適応した感じ、でも慣れるということは元に戻る時が恐ろしいかも。

                        依田美恵子

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職場の高気密・高断熱化

2011年06月27日 | 住まいづくり
住宅の省エネは騒がれて久しいけど、職場はどうなんだろうと思う。
冬場、他所の事務所にお伺いすると、こんなに寒いところで・・・・と感じることが多い。

 1日の3分の1を過ごす場所である。だから夏はクーラーが必需品だし、ストーブだってフル回転のはず。

 ストーブも全室ではないから、火の気のない応接に通された日には、コートを着たままいたいと思ったりする。

 この頃はお客様に教えていただいたとおり、よそのお宅に行く時は、コートのようでコートでなしという位の脱がなくてもいいような上着を着ていく。

 外観や設備に充分お金をかけられた事務所でも、やっぱりストーブとクーラーだのみである。

 その点、住みごこちにこだわる我が社の事務所は快適そのものである。
氷点下10度の世界でも、全室温度差のない20度の世界である。薄手のセーターだけで充分。2年前まで、FFストーブ1台で45坪を暖房していたが、事務所はまた社長の実験棟でもあるので、太陽熱温水器による暖房に変わり、化石燃料の消費量も減ったのである。

 太陽を光にするよりも熱にしたほうが効率が良いのは確か、しかしまだコスト高で、お客様にお薦めしにくいのも事実、次世代はこの暖房が主流のはず。

 太陽光のような補助金が出て、需要が高まれば開発も進みコストも安くなるでしょう。
 
 来年の夏になれば、その供給の3割を占めている原発が止まる可能性も大、その時、経済の成長を止めずして、どう省エネができるかでしょうか。

 夏場のクーラーが電力不足を左右することでしょう。職場の高断熱・高気密化は住みこご地と共に日本の経済のためには必要なのだと確信するのです。

 私たちは今試されているのだと思います。

 依田美恵子

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トルコの旅14・・・・トロイの木馬

2011年06月27日 | 
 次はトロイです。ベルガマから205kmです。相変わらず小麦畑が続きます。だんだん街と街の間隔が狭くなってきました。セカンドハウスもたくさん見えます。リタイアしたら来たい場所になっているみたいです。冬が短く夏が長く温暖で緑が多いのだそうです。

 ドイツからもこちらに来る人が多く、観光客もドイツが350万人とか。ちなみに日本は18万人。10年ほど前外国人の土地所有ができるようになったり、経済が上向いてから、土地の価格は急速に値上がりしたとのこと。

 面白いのは酸素の量が多いとか、普通は21%だけど21.9%だと、この微妙な差を私たちは嗅ぎ分けられるでしょうか(笑)。もちろん私深呼吸しましたよ・・・・。

 トロイの地に集落が出来たのはBC3000年頃という。その頃のトロイは直径が30mから35mだったという。

 その集落は栄えては滅びを繰り返し、地震によるところも大きかったに違いないが、次々とその地に新しい都市が形成され9層にもなって高さも当初から比べると38m高くなっている。

 トロイ戦争はBC1200年頃だが、その時この都市は滅亡を迎えている。今から3200年前なのだと、かつてはそこまでが海だった言われる大地を眺めつつ感無量になったのは、トロイ戦争という映画を見ていたからにも相違ない。

 トロイの木馬を信じたシュリーマンが1871年ごろ発掘し、今も発掘・調査途上である。日干レンガが長~い年月を経て、一塊になっているのを見たとき、5000年前という歴史に会えたのだという大きな感動が沸き起こったのでした。

 この石を積んだ人がいて、と・・・・他の遺跡では得られない感動が得られるのです。

 映画で使われた木馬はチャツカレの街角に置かれているという。そっちの方を見てみたいなあー、と目の前の木馬には登って見る元気もなく見上げていたのでした。

 木馬よりも大木の桑の木の「めど」に感激です。凄い量のめどがなっています。これならジャムがいっぱいできそう。こんな桑の大木みたことな~い、と夫に言ったら、我が家の桑の茶箪笥はこの位の桑の木でなければ出来ないだろうと言われて納得。

 日本の桑の木は養蚕のためですからこんなに大きくはしないですものね。

 シュリーマンは発掘した財宝をドイツに持ち帰ったのですが、第2次大戦の後一部が行方不明になっているとか。

 シュリーマンは18ケ国語を操れたとか、その6週間語学独習法は天才と努力のたまものなのでしょうね。

 今夜はチャツカレ泊まりです。
依田美恵子

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トルコの旅13・・・・ベルガマ

2011年06月26日 | 
 イズミールからベルガマへ。地中海に沿って1時間半ばかりのドライブ。日が高くなるにつれエーゲ海の色が微妙に変わっていく。

 おみやげやの第2弾トルコ石の宝石屋さん。日本語ペラペラの方から説明をしていただく。本物とニセモノの違い、よく分かったわ。販売員の皆さんは日本語が上手で宝石よりも美しいのです。

 私トイレに行って、昨日おみやげやで買った800円のトルコ石色したブレスレツトを外してバックに詰め込んだのは言うまでもありません(笑)

 一人に一人ついてしまうので、見ているだけなんてできません。あちこちで商談が始まっています。

 一人建物の外にでました。さすが宝石屋さんです。隣近所なんにもない場所の一軒家、外から見たら何の建物かなんて分かりません。窓も少ないです。

 まあとりあえずお土産第2弾も無事突破しました(笑)

 ベルガマは古代のカルガモンの町です。山頂のアクロポリスまでケーブルで登ります。敵の襲撃を避ける為とはいえ、この山頂までの毎日は骨が折れたことでしょう。

 アレキサンダー王が遠征に行く時、財宝を預けて行ったのですが、遠征先で亡くなったので、この街はアレキサンダー王の財で栄えたのだとか。BC3世紀後半から5人の王だけの短い期間で、5番目の王様は戦いが好きではなかったので、ローマ人に国を譲られたのだとか。

 BC2世紀半ばに水を20km先からサイクロン式でこの山頂まであげているのです。

 神殿の後が発掘されて修復されています。建築関係の仕事をしていた方から、修復の仕方に疑問が時々出ますが、無理な修復もあるのですね。

 なんたって膨大な時間が流れていますし、他の物に再利用されてもいるでしょうから。

 ここでも図書館があります。莫大な量のパビルスを必要とした為、エジプトが脅威に感じて輸出を禁止したため、困った結果羊皮紙が発明されたのだとか。

 劇場もあります。大祭壇の遺跡はドイツのベルリンのペルガモン博物館にあるそうです。
 まるでエジプトに行く前にはイギリスの大英博物館に行って見学してからと同じです。

 この後アスクレピオンへ
 イヤホンで説明を聞いているのですが、電池切れです。
アスクレビオンはBC4世紀からAC4世紀ごろまでに使われた古代の医療センターです。脱皮するヘビを生まれ変わる再生のシンボルとして捉えていて、入口にヘビの彫刻の円柱がありました。今は複製ですが。

 医療センターと言っても、精神的なやすらぎの部分が多かったような雰囲気ですが、図書館や浴場に劇場などなど・・・・この時代にですかという驚きです。

 街中に多くのモスクを見かけます。トルコに来て見るものはイスラムのトルコ以前の遺跡ばかりです。実を言えば圧倒されて疲労感が漂ってきています。

 そして何千年前の遺跡よりも現在のトルコの日常を見てみたいと思うのでした。

 日程が長いとどこかのんびりとした旅になるかと思えば、見学場所が増えるだけです。トルコに行ったことのある友人はこんなに歩くって言っていませんでしたが。

 いよいよと旅行社も考えているのでしょうか、お昼は日本式のおかゆでした。どの場面で出てくるかと思えば、最初のスープの代わりです。ピクルスと塩で調味。ここまで気を使うなら、梅干と塩コンブがあるとねえは皆さんの感想でした。
                    依田美恵子

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トルコの旅12・・・・ イズミール

2011年06月25日 | 
 イズミールはエーゲ海の街、エーゲ海の海岸に沿ってレストランに入ろうとしたら、選挙演説のため通行止め。運転手さんと警官の大声の応答に「何事?」と思えば、あの人が演説しているからと指さす先は、私たちもさんざん見かけた現党首のお顔。

 レストランはシーフード。お肉に疲れた身体にちょうどいい頃かも。

 レストランからエーゲ海に沈むでっかい夕日を眺める。サマータイムで8時半。

 ホテルに戻ったけれど、エーゲ海を充分見れなかったのが気になって散歩にでかける。海岸沿いにイスと机だけのレストランがいっぱい。ムール貝にレモンをかけてワインを飲んでるのを見たら・・・・心動かされたわ。お腹はいっぱいだけど。でもまだ旅の途中、ここでお腹を壊しては・・・・。

 でも・・・諦めきれないわ、ではホテルのテラスならと入ったら、ファーストフード系だった。イスまで引いてもらったのに、立ち上がれなかったわ。

 でも「ケバフ」食べれたしー、夜のトルコの雑踏も歩けたし、よしとしょう。
今回移動の多いツアーだから自由に動ける時間が少ない。バスの時間は長いし、遺跡めぐりが多いから、ひたすら歩く・・歩くのである。
 
 感想を言うならば、体力を付けて行くか、体力のある内にというところ。

 このあたりの建物で目についたのが二重屋根。ビルの屋上にもう一つの屋根がかけてある。日差し除けなんだろうね。所変わればおもしろいものを見る。

 麦の収穫の時期がきている。畑は黄金色だ。農業が機械化されているから、大きな畑の畝が真っ直ぐで几帳面らしい国民性を感じる。

 「狭い日本そんなに急いでどこに行く」という言葉があるが、日本はどこを走っても人家が続くがここは、走っても走っても畑が続く。地方は車だって信号だってほとんど無いないから高速なのかしらと思っていたら、イズミール前でようやく高速に出会えた。インフラ整備もこれからという若い国である。
 ここもやっぱり高速は有料だった。


 依田美恵子

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