午後、北の浅間山あたりから、雪雲が下ってきました。その雪雲がたちまち南の空の片隅を残して広がりました。
そして雪がパラパラ。
ここ3日程、天気予報で言っていたとおり。
午前9時から12時まで、JAの女性総代研修会が開催され出席。
年1回で私は昨年に続いて2回目。
でも引っかかるのね、この女性って言うのが。
世の中、男女共同参画を謳っているわね。
総代は一応立候補して選挙というのが正式なんだろうけど、それは建前で、現実は地区割り、当然農家だけだけど、まあー、周囲はみんな農家。
今回は女性を出してということで私。
今日の研修で「女性の運営参画の数値目標及び現状」を見させてもらったわ。
女性の正組合員・総代・理事の目標値が全国はそれぞれ30%以上・15%以上・15%以上。
21年の達成率が22.9%・10.2%・9.3%。
長野県の達成率は22.1%・16.0%・14.4%です。
正組合員は大変だけど、総代や理事なら達成するつもりなら簡単でしょう。
地域でほっぺた回しで出てくるだけだもの。
できるけどやらないということに、問題が隠れているのね。
今、農家といえども、それだけで食べていける農家はごくわずか。
ほぼ女性はお勤めしているわね。
JAのことなんて、普段頭の隅をかすりもしない物。
だから簡単に増やせないのが現実なんだろうね。
どうでもいいのが数を締めるようになれば、農業一筋の人たちに申し訳ないもの。
でもー、兼業農家の男性だって大なり小なり同じでは。
ではなぜ、女性総代だけ別に研修会するのか。
これが問題なのね。
女性の数だけ増やしても、やることは1人前扱いしていないということなのだもの。
研修内容みても、う~ん、言葉はわかるけど本質ついているのかな。
優しく噛み砕いてくれているみたいだけどな。
農林水産省の監督指針が反映されているのか、お役所言葉だよね、まるで「異次元の○○」のように(笑)
それでも地元のJAの説明は本当によく理解できたわ。
昨年、肥料や飼料が輸入できなくなり、我が国の農業が危機に立たされたと思うの。
一般の人にその危機感はなかっただろうけど。
窒素・リン・カリの3大肥料。リンは中国から94%輸入していたのが止まり、結局モロッコから輸入するようになったのだとか。
簡単ではなかったはず。
これからは化学肥料を2割減らす。
当JAは、堆肥をペレット化にして対処する方向で進んでいるよう。
38%の自給率だって、砂上だよね。
日本で餓死が出る・・・・・・これからはあり得るかも。
コロナ、円安、ウクライナ、温暖化等により、世界が一変してサブライチェーンが寸断され、世界のグロバリーゼーションが終焉。
みんなで食の問題を真剣に考える時かもしれない。
JAの全国大会で10年後の目指す姿を発表しているけれど、10年後って・・・・・・現在農業している人たち引退しているわ。
結局農業法人頼みだろうな。
それも労働者は外国人だのみで。でもこれからの日本に外国人は来てくれるだろうか。
研修の話を聞きながら、考え込んでしまった私。
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