趣味の電脳

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VN770/Cの再インストール

2023-04-01 00:46:09 | 機器について

 昨日、2010年製造のNEC製VN770/Cが酷く重たくなって使用に耐えないので、Windows10を再インストールしました。この機種は、もともとWindows7だったものを2年前に10にアップグレードしたものですが、多くのソフトが初めからてんこ盛りな上に、HDDも経年劣化で傷んでいたこともあり、余計に読み込みにくくて重たくなったようです。起動も終了も無茶苦茶に時間がかかっていました。起動に10分間、終了ができなくて強制終了していました。当然、HDDが傷むわけです。また、CPU内蔵のグラボも壊れていて、インテルグラフィックメディアコントロールパネルで色調調整して何とか使えているような酷いジャンク品のPCです。

Winodows10のインストールディスクを作成

 そこで、これは、もう再インストールしかこの古い機種VN770/Cの延命手段は無いものと考えました。機種が相当古くてUSBメモリからの起動が出来ない感じがしたので、MS社の公式HPからWindows10のディスクイメージを無償でダウンロードしました。これは5GB程度あり普通の1層のDVD-Rでは容量が足りないので、2層構造のDVD-Rを購入して、別のPCでこれを焼いてインストールディスクを作成して、VN770/CでDVD起動して10をインストールしました。ところが、やはりHDDが傷んでいる箇所が酷くて到底書き込めず、途中で何度も止まったりフリーズしたりしました。やむなく、本来の使い方じゃないけれども応急処置として、XPのインストールディスクを使って、Cドライブを長時間かけてNTFS物理フォーマットをしました。その後、上記のWindows10のディスク使ってインストールすると、今度は支障なくスムーズにインストールが成功しました。

マザボ内蔵グラボ対応の色調補正アプリが使える

 このPCは、ノート型CPU=core i5 460Mが搭載されていて、再インストールしたWindows10でもインテルグラフィックメディアコントロールパネルという色調補正アプリが、マザボ内蔵グラボに対応して使えるようになっています。第6世代、core i5以上のインテル製CPUでは、windowsストアでこのアプリの改良版が入手できるので、より美しく精彩にカラー画像調整ができます。ところが、この機種は第一世代のCPUなので、これのインストールは不可。残念に思いましたが、マザボの内蔵グラボに入っている旧世代のアプリでも基本的な画像調整は可能です。すでに13年前の機種で内蔵グラボの経年劣化で色数も色バランスも明度・彩度も酷い状態でしたから、このアプリに頼るしかありません。デスクトップ画面で右クリックしてグラフィックプロパティを起動しようとすると、エラーメッセージが出て、「ネットフレームワーク3.5をインストールすれば起動できる」という表示が出たので、これをインストールしたところ、無事、起動できました。よかったです。

色調整ボタンを押して、適当な明度・彩度・コントラスト等になるように調整する

画再生はVCLを使えば色補正が可能

 そういうわけで、写真や文字は何とか視聴に耐える状態になりましたが、市販のDVDコンテンツ等の動画再生については、ひどい色調でとても視聴できないくらいの低レベルでした。そこで、VCLというFreeソフトをインストールしてビデオ画像調整を行ったところ、画質が粗いものの、ほぼ正常な色調で見れるようになりました。

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