趣味の電脳

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古いPCやモニターでもVLCで鮮明に動画再生可能

2022-11-21 06:45:58 | 機器について

古く故障したPCやモニターを使い続けると目の健康上問題が・・・ 

 以下の記事は、あくまでも古くて消耗したPCや色褪せたモニターの画像調整のリサイクルの話であり、必ず調整しないと視力障害につながる場合もありますから、目の健康上留意すべき事です。

VLCは画像調整が簡単で確実にできる

 動画再生はVLCが便利です。なぜならば、色相、明るさ、コントラスト等が簡単に調整可能だからです。他の動画ソフトでは、例えばフォトやMSメディアプレーヤーなどでは画像調整スイッチそのものが無いか、或いはあっても作動しない場合が殆どです。自分のPCは、12年前の2010年製造のNEC=VN770/Cで、譲り受けた時点で既にジャンク品でビデオポードが殆ど壊れかけていました。なので、チラつきが酷い上に画像調整が殆ど出来なくて、おそらく色数が256色以下にしか出ていませんでした。そのため、細かく画像調整出来るソフトが別途必要ですので、下記の通り、VLCにいろんな画像調整スイッチがついているのは重宝です。

 

PC本体での画像調整

 まず、PC=VN770/Cの本体右側のハードウェア「画像明るさスイッチ」のボリュームをチラつきを抑えるために明るさを最高に上げた上で、本体付属の「インテル@メディアコントロールパネル」で下図のように明るさを-24、彩度を-44、そしてコントラスト、ガンマ、色合いを最低レベルに下げます。そうすると、かなり暗くなって完全にチラつきが出なくなります。
VLCでの画像の再調整
 
1.チラつきの再調整・・・下図のように、設定の「入力とコーデック」の項で「ハードウェアアクセラレーションによるデコード」を無効にします。これは、結局古いPC本体のグラフィックボードのハードウェアに経年劣化で不具合が生じているために、チラつきやブロックノイズが出ているので、無効にすることによってソフトウェア的に解決したわけです。
2.画像の微調整・・・VLCを立ち上げて暗くなり過ぎた画面の微調整です。つまり、既にインテル@グラフィックコントロールパネルで調整済の明度が50%とすると、これを更に65%に上げます。すると、今度は白抜けするので最低レベルのコントラストを更に30%にまで下げます。
 でも、これでも-44%の彩度が若干程度キツ過ぎる感じがするので、さらに40%程度にまで下げます。こうすると、今度は多少ボヤける感じになるなので、シャーブネスをONに設定します。これで画像調整が最終的に完了です。
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