趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

ダークモード

2021-10-06 06:24:07 | スマホ

白い背景は目に良くないので「ダークモード」に変更

 現在、このブログは、Firefoxで投稿していますが、投稿画面を黒い背景に変更して、いわゆるブルーライトから目を守るような「ダークモード」設定にしています。やりかたは、「設定」の「拡張機能とテーマ」で「Dark Reader」をインストールして有効にするだけです。以前は、すべて文字入力画面が白い背景でしたが、眩し過ぎて目にひどく負担がかかっていました。ですから、最近になってブラウザだけでなくて、Word、EXCELなどもダークモードに変更しようと試みました。方法は、Windows10自体をダークモードにするのです。「Ctrl」+「Shift」+「PrtScr」でダークモードに変更できます。元に戻す場合も同じショートカットキー操作です。

MS-DOSの時代は全てダークモード

 思い返せば、かなり昔の1992年頃までは、MSーDOSの全盛の時代。黒い画面に白文字・・・といったデスクトップ、ソフトウエァが当たり前でした。ところが、1993年にWinmdows3.1が発売されて以降は、急速に現在のような白い背景の事務系ソフトウェアが一般的になってきました。

高精細・ハイビジョン・カラフルなプレゼンが当たり前に・・・

 昔のMS-DOS時代のPCでは、ワープロソフトでは一太郎Ver.4や新松、表計算はlotus123やマルチプラン、アシストカルクなどのソフトウェアがすべて黒い背景に白い文字であり、目に優しかったように記憶しています。その理由は、恐らくCRTが強烈なブルーライト光線を発して目の網膜に強い刺激を与えて、長時間の凝視は明らかに視力を低下させることから、その対策であったと考えられます。が、1990年代後半からカラーノートPCが普及してくると、ガラリと様子が変わります。見たままのイメージの高精細な写真・ハイビジョン動画の再生表示・カラフルな文書作成・印刷が可能となる時代になったのです。その後、液晶の方式がSTN、TFT、有機ELなどに日進月歩で改良され、現在のような白背景の美しい画面が主流になってきました。

液晶画面の凝視による視力低下・画面の焼き付き現象

 ところが、最近はコロナ禍による巣ごもり需要もあり、スマホやタブレット、モバイルPCが急速に普及してきた影響で、老若男女を問わず長時間、液晶画面を凝視するような世の中になってきました。そこで、同じ画面を長時間見続けると視力低下や、液晶自体の焼き付き(有機EL液晶の場合)が起こりうることから、その予防策として「ダークモード」を採用する機種が増えてきたのは事実です。気になるユーザーは、すでに利用されておられる事でしょう。

 筆者も、これは、喜ばしく歓迎すべき新機能だと思っています。

ちなみに、PC版のFIrefoxでは、上述のような「Dark Reader」という拡張機能をアドオンでインストールすると、Yahoo検索画面の場合、色調が反転して下図のように表示されます。

 

これを導入すると、すべてのWEBサイトで画面が反転するのか?というと、必ずしもそうとも限りませんが、大抵のサイトで反転して目に優しくなります。また、モバイルPCのバッテリーの持ちが良くなるのは確実です。(※有機EL液晶の場合、発光しない素子は黒っぽくて電力消費しないため)

コメント
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