再生トナーの併用は危険な食べ合わせみたいなもの
結論は、不可です。なぜならば、再生トナーの成分や品質が他社のものと違うため、プリンタ内部で混ざってしまうと化学反応を起こして不具合が起こる可能性があるからです。まあ、トナーと食品は全然範疇が違いますが、譬えてみれば食品の食べ合わせと似たようなものです。ソーセージとバターの食べ合わせの場合、バターに含まれる酸化防止剤ジブチルヒドロキシトルエンと、ソーセージの発色剤の亜硝酸ナトリウムは体内で結合すると発がん物質が合成されます。習慣化すると健康に害を及ぼす可能性が高いのです。トナーの場合も、同様に不具合が起こる可能性が高いと考えられます。
不具合の場合どこからも保証が得られない
A社とB社を併用した場合、不具合や故障はA社にとってもB社にとっても想定外です。つまり、製造過程で、他社の再生トナー・ドラムを併用した場合の印字試験はないのです。したがって、不具合が発生した場合、原因が特定できず、純正メーカー、A社、B社とも保証を受けられない恐れがあります。最悪プリンターが本体が故障した場合は補償はほぼ無理でしょう。
再生トナー販売会社のHPにも併用不可と明記
また、実際、再生トナーをカラーページプリンタで使う場合に、A社とそれ以外の会社のものを併用すると、本体が故障する確率が高くなる・・・という事が再生トナー販売会社Aのホームページに書いてあります。株式会社BizBrainのHPから引用していますので、よろしかったらご覧ください。
https://biztoner.jp/movie-guide/malfunction-caused-by-mixture-of-recycled-toner/
純正トナーと1社の再生トナーのみならば可
ただし、純正品とA社の再生トナーだけを併用するならば、何ら問題がないようです。このケースについては、充分に研究して想定して再生トナーを製造しているらしいです。思うに、もし、そうでないならば、再生トナーは、いかなる場合でも故障の原因になる可能性が高いので絶対に使ってはいけない代物になってしまいます。ですから、1社の再生トナーだけならば、併用しても正解でしょう。
その点にさえ気を付けておれば、再生トナーを使い続けても、格安でありながら故障させずに、長期間使い続けられる可能性が高いことになります。