標記のプランは、月に62分間は無料で月額1670円で通話できますので、高齢者など、特にデータ通信・GPS位置情報などを必要としない方には、格安料金で最適なのかもしれません。ただし、外出することが多くて、多少なりともデータ通信は天気予報・乗り換え案内などで必要最低限は必要と感じられる方には、簡単携帯仕様では、LINEなどのSNSも一切使えないことから、気軽に1日に何度でも無料で連絡し合えるような通信手段を持たないので、コミュニケーションツールとしては、今の情報化社会に全く合っているとは云えず、ともすれば、世代間の意思疎通での行き違いが多くなりがちです。
まあ、そういうわけで、格安スマホで例えば、前回に書いたようなJCOMスマホ980円コースで通話はブラステル電話を契約して(1分12円で1時間800円程度)で節約して親しい知人や家族間の連絡はLINEを使うとか、楽天の「春の新学期・新生活キャンペーン」でスマホ本体980円で入手して音声SIM付のベーシックコースで税込み1350円の契約をして、もっぱらLINEの無料電話やSNSを使った方が利便性が抜群で経済的にもお得であります。
一方、もし簡単携帯にこだわりたい・・・というのであるならば、高齢者の場合、本人はどうあれ、家族がたとえばGPSで安否確認をしないといけないこともあるので、これにデータ通信を加味するとなると、例えばEZWEBでは基本料金が300円でGPS位置情報をつかむために安心ナビを契約したとして+370円、位置探索1回あたり20円ですから、こういったことで月額800円ぐらいはプラスされます。Sプランに800円を加えると2500円程度になりますから、これならば、もう、どう考えても、格安スマホのほうが利便性があるのです。ただし、形は従来のガラケーの折りたたみ式のもので、ガラスマホタイプです。