witch's knitting room

編み物とか、編み物とか、編み物(^m^)

フェアアイルの手袋 花浅葱 その2(完成^.^)

2018-10-04 11:46:17 | Stranded 編み込みもの

pattern ; 花浅葱 by Asako Uematsu
yarn ; 花浅葱キット
Jamieson's of Shetland Shetland Spindrift
&Jamieson & Smith 2 Ply Jumper Weight
needle ; JP2 (Kinki 22cm circular for main part, Knitpro 10cm dpns for finger )
tension ; 33sts s 34rows (suggested tension)
date ; from 17th to 29th, September 2018


右左編み終えたど、の図ですが(^^;)この後大きな仕事が待っています。
親指は、付け根のあたりから模様が繋がっていてかっこいいですね。
昨日貼った「スコットランドの伝統てぶくろ」にも同様のデザインが見られます。伝統の模様ですね(^.^)




こちらの写真だと、何をやらかしたかわかりやすいですかね(^^;)
指の付け根のところのベージュベースにブルーの四角の模様、色が違っています。チャートは十分見やすくわかりやすかったのですが、夜編んでてR眼的にぼけっと見てしまったのでしょう。模様もこれまでと比べたら単調だと油断して(^^;)
正しいのは左手です。右手はベースカラーその2の感じのブルーです。間違った方も悪くないかもですが、正しい方は手首のあたりとリンクする感じで、全体を明るい印象にしています。配色の妙を感じますね。
配色、模様の組み合わせと相まって、豊富な経験に基づいた素晴らしいデザインだと思いました。

で、間違ったのをどこで気付いたのか?というと、左手の親指手前あたりで気づいた(まさに目を疑う^^;)のですが、どうせなら正誤の写真撮ろう、と思って修正は最後にしました。


指も全部編み終わっているので気づいて唖然、になるところですが、ちょうど編み込み模様がない段が上にあったので、不幸中の幸い、とそこから切断にかかりました。
実は、右手の小指で、取り合う位置が1目ずれてしまっていて、これも切断縫合で修正できないか?と外したんですよ。
けれど、指は1段目から編み込み模様だったので、その下の本体の編み込み模様の無い段で切るのはできたけれど、上の編み込みの段の渡り糸の処理をどうすべきなのかはぎ合わせがうまくできなくて。切断縫合は得意のはずですが、編み込みものでやることは多分無かったのでは(-_-)それと、編み目も細かいしパーツも小指てことで小さい、てのもねじ伏せられなかった要因かと…
そんなわけで、右手小指はほどいて編み直しました。

指!さらっと書いてしまいましたが、指は今回もしんどかったです(-_-;)そのニットプロ 10cmを導入したので針さばきはよかったのですが、針と針の境目が緩みやすいし、けれどヘリンさんのようにキツキツに編むゲージでも無かったので、編み地がなかなか綺麗にならないなぁと…
とりあえず、ヘリンさんの時同様、渡り糸が3目以上になるところは編みくるんでみたのですが、編みくるむ事によって渡り糸の引き具合がやや甘くなってしまった感じもして…
まぁ、それも、全部編み終わってから気づいたのですが(-_-)つまり、経験不足と言わざるをえないでしょう…
目の揃い具合については、水通しに期待するしかなかったです…
 

正しい色に編み直して、メリヤスはぎしようという様子。上段も模様が無いので、かなりスムーズに(いつも通り)メリヤスはぎできました。糸始末は増えましたがね(-_-;)


無事はぎ合わせも終わって今度こそ編み終わりました。
翌日茶々様とサークルで会う予定だったので、ここから懸命に糸始末大会です。


糸始末は結構時間がかかって夜写真です(^^;)
シェットランドヤーンは絡みがよいので、正直指先などは数センチ残して内側に引き込んであればそれでオッケーな気もするんですが、今回は展示していただけるいうことなので、そこそこ真面目に糸始末しました。
残り糸の具合も証拠写真で(^m^)


水通しは、編み上がりが少し緩いような気がしたので、ちょっと縮まないかな?いう方針でやってみました。
編んでいる時はちょうど良い気がしていたのですが、試着を繰り返すうちに編み地が馴染んで緩んだのかもしれないし、↑書いた通り指が緩かったのかもしれません。それと、編み上がってはめてみたら、もう少しぴったりしたほうが好みかも?と思ったか(^^;)この辺りも編み込み手袋をいくつも編んでいれば容易に判断できるのでしょうけれど、ヘリンさんに続く2作目、いうことで、難しかったかもしれません…

パターンの指定では「ぬるま湯に浸ける」というフェアアイルの原則通りですが、私は洗剤を入れて洗いました。ヘリンさんの時と同様、最初手にはめて、その後外して編み目が揃うようにちと伸ばした縮めたりしました。
本来は急にフエルト化するなどの危険があるので、パターン通りにすることを推奨します!
ですが(^^;)ちと熱めのお湯で一度すすぎ、その後冷水に変えて、編み地が締まる程度に少し縮む事を期待しました。
ネットに入れて脱水機に1分ほどかけて、長さは縮んで欲しくなかったので、縦にぐいっと伸ばしてから干しました。


目も揃ったし、編み地も色同士が馴染んでふっくらしました。
 

メインの模様。大好きなブルー(〜グリーン)の配色がとても素敵です(^m^)


ベースカラーのベージュにピンクが混じっているのがとても効いていますよね。


茶々先生のと並べて記念撮影(私のは右側ですよ)
途中「経験不足」を自覚してからは、「お手本と比べてばかでかいのでは??」とか、編み目の揃い具合とかが色々と心配になりましたが、そこまで大きく仕上がってはいないようで一安心(^^;)
はめ比べてみると、お手本も手まわりは少し余裕がありましたが、指は私には少し短い気がしたので、縦に伸ばして干したのが結構効いているかと思いました(^^;)
そうそう、また指ネタ(^^;)私は手が大きいので、指の長さがパターン通りでどうなのか?を心配していたのですが、特に問題なかったです。短ければ一模様足しても調整できるかも?ですし、全体のフィット感とも関係があるかもしれません。緩めなら、ちと短くても不自由に感じないだろうし、長めだったらブカブカ感が大きく感じるかも。タイトに編んでいる場合は、指が短いとよりきつく感じそうです。編みながら試着しながら好みに合わせて進めるのも、自分だけの手袋を編む楽しみ方なのでしょうね。と、自分のものばかり編む私は思いました。
プレゼントや販売用に編むなら、使う方に合わせたり平均的なところを狙ったり、また色々と工夫すべき事があるでしょう。
 
そんなわけで、先日茶々様に納入してしまったので、現在手元にブツがございません(^^;)
一番大事な(?)着画撮るの忘れましたよ(-_-)宣伝力が…

テストニット、という事でしたが、 A Gathering of Gloves 手袋物語 会場にて販売される「花浅葱」キットのテストニットでした。
そんな訳で、これからおすすめポイントについて書きたいと思います。

デザインの魅力については、ここまでで十分お伝えできたと思います(^^)完成品の自然光の写真を撮っておけばよりよかったな…編み途中の写真は昼のものは自然光下なので、参考になさって下さいませ。
着画無いのでちょっと説明しづらいですが、指部分は、縦に入っているブルーのラインが指の付け根で繋がっていて、指を綺麗に見せてくれると思います。


キットとしての魅力(^.^)
前記事にも写真をあげましたが、配色用の小玉ちゃん達がめちゃ可愛いです。茶々先生が今回の展示会のために家内制手工業にて必要な分量を一つ一つ丁寧に手巻きして下さっています。
このまま瓶に入れて、インテリアとして飾っても素敵だと思います(^m^)
そして、この配色糸に付いているラベルなのですが、これが編んでいる途中でわかりやすくてとてもよかったです。同系色での配色なので、取り違えが起こりやすいのですが、ラベルが付いている事により私のように夜編んだりしても安心です。簡易な方法ではありますが、ちゃんと最後まで取れずに付いていましたよ(残り糸の写真参照)
それから、チャートもカラーで見やすいし、チャート脇に「地糸と配色糸」を明確に指示するバーがあるので、「どっちが地糸?」と迷うこともなく編み進められますし、カラーチャートの色の差が同系色なのでわかりにくい?と思っても、バーの各色に記号が書いてあるので、それと糸のラベルを確認しながら、間違えずに進められると思います(間違えた話書きましたが^^;1回で済んだよ、と言っておく)

合計10色使っていますが、自分で10玉買うとそこそこの価格になって、しかもあまり糸の使い道で私の恐れる(買い足しの)泥沼に(^^:)
キットの価格は調整中かと思うのですが、10玉の価格は超えないのでは?とみています。
可愛く手巻きされた小玉ちゃんの達の手間を考えるとリーズナブルになってくると思います。
販売数は多くないと聞いている(1ケタ?)ので、確実に手に入れたいという方は、茶々先生にお問い合わせするのもよろしいかと思います。

また、シェットランドヤーンを既に色々お持ちの方に朗報!
展示会ではパターンのみの販売もあるそうです。
配色が絶妙なキットが激おすすめですが、この色は手持ちのこっちでもいいのよねぇ〜いう場合は、パターンを持ち帰る、てのもありかと思います。

展示会に先んじてWSなども開催されているようですが、繊細な、工夫を凝らした作品がたくさん見られそうで、本当に楽しみですね。
期間がそう長くないので、十分にスケジュール調整して、お見逃しないようお願いいたします。
私の編んだそれも並べて頂けるようですよ(^m^)光栄ですね(^.^)

 
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