塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

アディダス、無敵艦隊の新作ジャージを発表

2012-12-31 00:31:30 | 日記
 2013年コンフェデ杯に向けて、スペイン代表のホームジャージがリニューアルされます。

 僕は今しがた、専門サイト「フットボールマックス」でその映像を確認したばかりなのですが、大きな特徴は

 1・胸元の金の盾、つまり2010年ワールドカップを制覇した象徴が宿ること
 2・同じく胸元に大きく黄色のⅤ字がかたどられていること

 でしょうか。

 このⅤ字は勝利、すなわち「ヴィクトリー」という形をあしらったと予想できますが、事実スペイン代表の近
年の成功例はかつてのドイツとブラジルですら霞んでしまいます。

 「サッカーは体格で行うものではない」

 というのが一般論ですが、それは柔道にも当てはまります。

 「柔よく剛を制す」

 というのは柔道の基本的価値観を示していますが、それでも体格で優れた選手は存在しますし、投げ技よりも寝技
で一本を取る選手もいるはずです。

 スペインもロングボール1本で失点するかもしれませんし、空中戦で競り負けて悔しい思いをすることもあるでしょ
う。

 しかし、現在のスペインは王者の風格、言い換えれば

 「落ちつき」

 が各選手に見られます。

 相手がどんなに自分の長所をむき出してかかってこようとも、がっぷり組むこともあれば自身のやり方である、パス・
アンド・ムーブで揺さぶることもできます。

 ビッグ・トーナメントを連続3回も制覇すれば、それだけの度量だけでなく、勝手に相手が

 「相手はあのスペインなんだ」

 と怯むこともあるのでしょうが。

 日本はコンフェデ杯でスペインとはグループリーグでは大戦しませんが、ある意味ホスト国のブラジルよりも注目
を集めるかもしれません。
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