塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

速報性という観点から

2020-02-01 01:32:27 | 日記
 僕は本と雑誌を買うために本屋に出向くことが大好きです。

 しかし速報性という点で書籍と新聞はインターネット、ツイッターなど最新メディアには到底かなわないことは、重々承知しています。

 その事例を再度感じたのが、ナンバー995の表紙裏に掲載されている、セレッソ大阪の集合広告です。

 これは見開き2ページの形で

 1・セレッソ大阪の公式スーツ・スポンサー「テーラー・フィールズ」のスーツを選手たちが着用している
 2・登場する選手はサッカーの先発になぞらえた11名で構成されている

 というもので、柿谷、都倉、清武などお馴染みの顔が確認できます。

 しかし、左から4番目の選手はよく見ますと、古巣の横浜F・マリノスへ移籍を果たす、水沼宏太ですよね。

 水沼のF・マリノスに対する意識は複雑のようで、自身はもう2度とトリコロールのジャージを着ることは無いとさえ考えていたようです。

 それでも、F・マリノスから獲得の打診があった際は直に嬉しかったようで、父親の姿を見て育った環境も影響しているに違いありません。

 ですから、このテーラー・フィールズの広告は当然彼の移籍前に撮影されたものですが、往々にしてこのようなイレギュラーが生じてしまうことは致し方ありません。

 日本代表を支援するキリンやダンヒルも、今CMに起用した選手、スーツを誂えて写真撮影に臨んでも、必ずしもその選手がワールドカップ本戦に召集、出場する保証はありません。

 しかし、その点は用いる側も重々理解はしているでしょうが。

 僕はダンヒルの広告は常に凛々しく格好良いと思っていますが、撮影に至るまでは様々な苦悩があることは、僕たちも感じた方が良さそうですよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

厚底靴は人を魅了するものなのか

2020-02-01 01:14:10 | 日記
 1996年、突如「ノースウエイブ」という厚底スニーカーが旋風を巻き起こすこととなります。

 ノースウエイブは流行の兆しを見せ始めたスノーボードから人気が飛び火し、今でもその発言力がよく知られる藤原ヒロシさんも推奨したことが、人気の引き金となりました。

 ノースウエイブが人気になったのは藤原さんの発言だけでなく

 1・コンバースやケッズのような、オーセンティックではない
 2・かといって、ナイキやアディダスのような、最先端機能を用いてもいない
 3・エアー・ウオークやエトニーズのような、スケボーシューズとも趣が異なる

 という、厚底を含めた全体のシルエットが大変特徴的で、数年前にも再度、大きな注目を集めたはずです。

 最近、女性が業務中にピン・ヒールを履くことを拒み、歩きやすく疲労の軽減が見込めるスニーカーを希望するようになりましたが、それだけ踵の厚みやソールの厚さは、人に影響を与えるのですね。

 僕がこの事例をお伝えしたのは、ナイキの厚底ランニング・シューズ「ヴェイパー・マックス」の存在が、世界陸連をも動かす大きな存在となっているためです。

 ナイキ契約選手やパリ・サンジェルマンやインテル、バルセロナのようにナイキと契約しているクラブのスタッフは、当然ナイキの靴を愛用し、トレーニングをしているはずです。

 彼らがヴェイパー・マックスを履くかと言えばそうではないでしょうが。スポンサーの靴に規制が及んだのあれば、内心釈然としないのではなかろうか、と感じたんですね。

 モウリーニョのように個人でアディダスと契約している際は、インテルでも見られたようにアディダスの靴で視察をしていました。

 グアルディオラのように個人契約とクラブが共にプーマと言う事例もありますが、ブランドがスタッフと契約する例は稀であり、支給品を愛用する形が多いでしょうしね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今季のアジア・チャンピオンズリーグは不透明か

2020-02-01 01:01:23 | 日記
 僕の住む千曲市のような地方でも、マスクの品切れが相次いでいるようで、さながら争奪戦の様相です。

 新型コロナウイルスの拡大、猛威が世界規模で危惧される中、多くの方はサッカーどころではないと思います。

 2003年、現在と同様に猛威を振るったウイルス「SARS」の影響で、東アジア選手権は中止になったと記憶していますが、では今季のアジア・チャンピオンズリーグはどうなるのでしょうか。

 先日、鹿島アントラーズがメルボルン・ビクトリーに予備予選で敗退し、あまりの過密日程とザーゴ新監督の意図が全体に浸透していない点が指摘されました。

 一方でメルボルン・ビクトリーとしては

 1・遠征先が中国だったらとうしただろうか
 2・日本での戦いであることが、心理的負担にならなかった

 という2点が内心あったのではないでしょうか。

 このままいきますと、中国クラブと戦うためにアウエイ・クラブが遠征することはおろか、ファンがスタジアムで観戦することさえできません。

 今はマーチャンダイジングやテレビ放送権など、過去と比較した際に入場券販売の比重は弱まっている面はあるでしょう。

 しかし、入場料収入がいつの時代でもクラブの根幹を支えていることに間違いはなく、AFCは収入減少の補填は試合開催とどう考えているのか、声明文を出す必要があると感じます。

 無観客試合はファンの暴力行為に代表される、罰則の意味合いが強いものですが、疫病の拡大はクラブのせいでもファンのせいでもありません。

 既にアジア大陸を飛び越え、世界規模で症状が確認されている現在、むしろサッカーだけでなく五輪にもその余波が襲い掛かることが懸念されます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする