塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

やはり過去の過ちは消せませんかね

2020-02-14 00:14:34 | 日記
 「槇原敬之 覚せい剤不法所持による逮捕」

 の一方が日本中を席捲しました。

 今、どんなに懸命に生きても、汚名返上のために働いても、過去の過ちは消せないのだなと感じたのが、彼に関する過去の報道です。

 僕は全く記憶にありませんでしたが、彼は1999年にも一度、同様の罪で起訴されていたのですね。

 僕は犯罪者ではありませんが、両親からいつも

 「大学時代に怠けていたツケだな」
 「そんなんだからダメなんだ」

 とよく言われます。

 当時の僕が「まるでなっていなかった」ことは、当の本人が一番強く意識しています。

 僕からすれば反論の余地すらない、言い換えれば

 「それを言ってはお終いよ」

 というもので、実に居心地の悪さを感じますが、どうしようもない出来事なのです。

 当時と現在ではさすがに随分と、改善された部分もあるはずなのですが、負の遺産しか見えていないのであれば、それは改善とは言えないのでしょうね。

 ポール・ガスコインのように、これまでに幾度もアルコールや暴力問題で騒動を起こしてきた選手がいます。

 僕はガスコインの特別なファンではありません。

 ただ勝手な推測として、ガスコインは

 実に繊細で完璧主義で、自分の至らなさやミスを自分で悔やみ続け、許すことができない
 夜寝付けず、自分のふがいなさがファンを傷つけてしまっている
 そのためにアルコールや妻への甘えが暴力となった

 と考えるのですが、ストレスやうつ病など選手が抱える問題は、多々あると思います。

 小心者の僕は、幾度も布団の中で寝がえりを打つことがありますが、深い眠りにつけた時に喜びは格別と感じますね。
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サイン盗みとカルチョ・ポリの余波

2020-02-14 00:01:42 | 日記
 スポーツグラフィック・ナンバーの996号は、「ラグビー再入門」という見出しで、改めてラグビーの魅力を追求しています。

 一方で84、85ページでは、大リーグのヒューストン・アストロズが発端となった、「サイン盗みの罪と罰」という記事が確認できます。

 2017年、18シーズンのナショナル・リーグ王者はドジャース、アメリカン・リーグはアストロズ、そのアストロズから首脳陣を採用したレッドソックスになります。

 実はこの騒動を発端に、ロスアンゼルス市議会は

 「両チームの世界一をはく奪」
 「ワールドシリーズで敗れたドジャースに世界一と認める案件と、大リーグ機構に提示」

 と記されています。

 カットファスト・ボール、サークル・チェンジに4シームと2シームの概念
 天然芝で覆われた美しい野球場

 これらは日本にも環境面、技術面でも大きな影響を与えてきました。

 これら米国の判断が、日本に与える影響も大きいと思います。

 この話を聞いて僕が感じたのは、ルチアーノ・モッジが首謀者となった2006シーズン終了直後のカルチョ・ポリでした。

 ユヴェントスは2005、2006年、リーグ連覇を果たすも、2005年の優勝は取り消し、翌年の優勝はインテルに譲渡となりました。

 実はこの余波はインテルにも起こり

 1・ユヴェントスからイブラヒモビッチとパトリック・ヴィエイラが加入
 2・2007年、インテルは1989年以来実力で優勝する
 3・しかし、カルチョ・ポリの影響はB降格のユヴェントスだけでなく、ミランにも波及
 4・従って両雄がいないための、楽な形での優勝と揶揄される

 事になりました。

 フロントの浅はかさが選手に悪い影響を与えることになりますが、今のユヴェントスの現状を思えば、過去の清算は挽回できるとも言えます。
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